Category: 書評

アウトドア全般の良書をご紹介します。外で遊べない日にどうぞ。

書評『サバイバル登山入門』考え方はもちろん、山歩きの入門書としても勉強になる

服部文祥氏といえば登山系の雑誌などでよく名前を拝見する、有名な「サバイバル登山家」です。 サバイバル登山とはなにか? ここをちゃんと理解できると、この本を含め、彼がやろうとしている「サバイバル登山」というものの魅力が良く分かるのではないか、(続きを読む)

書評『ナイフの愉しみ』 ナイフを《作り手》軸から読み解く本

はてさて、じつは無作為にAmazonで購入した3冊のナイフ本が、ことごとく織本篤資氏の著書だったということに本を手にしてから気付いたのです。 そんな3冊目の織本篤資本はこちら『ナイフの愉しみ』。 ほかの2冊との比較をしつつ見ていきましょう。

書評 『ナイフ学入門』実用とロマンを兼ね備える清く正しいナイフの本

ナイフのイロハを改めて学ぶために、いろいろ読んでおきたいな、と思って手にした1冊です。 『ナイフ学入門』だなんて、もしかして数式や理論の応酬なのかな、と思って恐る恐る読み始めたのですが、これがなんとも読みやすく、勉強になる1冊でした。そして(続きを読む)

書評『山賊ダイアリー』 猟師を軸にしたサザエさんのようなマンガ

1番知られている猟に関する本と言えば、『山賊ダイアリー』ではないでしょうか。 イブニングという雑誌で連載されており、猟に興味がある人もない人も読んでいるわけです。 わたしも興味があったので読んでみたら、おもしろかったので、ご紹介します。

書評 『マタギ——森と狩人の記録』 時代の経過を記録する本

本日ご紹介する『マタギ——森と狩人の記録(田口洋美)』は、マタギというひとつの歴史を刻むすばらしい資料だと感じました。これからマタギについて勉強しようとする人のための本とは言いがたいですが、これまでいろいろ読んできた人ならきっとおもしろく読(続きを読む)