2017年3月17日 書評『漂泊の牙』オオカミのこと知りたくなる小説 「ある日、野犬に人が襲われます。それがオオカミだとうわさが立ち、調査に向かう動物学者。ニホンオオカミは絶滅したはず。しかし目撃談まで出てくる。犯人は本当にオオカミなのか? それともただの野犬なのか?」 今日ご紹介するのは動物ミステリー小説『(続きを読む) カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2017年3月13日 書評『渓のおきな一代記』瀬畑雄三さんが源流へと移行していく姿 テンカラの世界では有名な瀬畑雄三さん。彼がテンカラに出会い、源流に出会い、そして自然全体に見せられていく姿が描かれた、まさに一代記です。 彼の姿から学ぶことは多いはず。 釣り好き、沢好き、源流好きにオススメしたい1冊です。 カテゴリー オススメの釣り本/書評
2017年3月9日 書評『狩猟生活』ジビエ肉を起点に生活を考える 2017年2月28日に創刊された新しい狩猟雑誌『狩猟生活』。 さっそく読んでみましたので、感想を書いてみたいと思いますよ。 カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2017年3月1日 書評『熊嵐』北海道の開拓民の生活が見えるドキュメンタリー小説 北海道で起きた、国内最大級の羆事件である三毛別羆事件。この事件を題材にした吉村昭氏の作品がこの羆嵐(くまあらし)です。 表紙を見ただけでも分かる通り、決して気持ちのいい作品ではありません。 しかし現代のわたしたちには想像しづらい、北海道の開(続きを読む) カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2017年2月20日 書評『狙撃の科学』目から鱗も! 貴重な銃に関するハウツー本 なかなか本屋では出会えない「銃に関する本」ですが、Amazonでこんな本を見付けました。 ライフルの本ではありますが、これから散弾銃を持つ人にも参考になる話題も多く、オススメできる1冊です。 カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2017年2月14日 書評『超明快 レベルラインテンカラ』学びのプロセスが見える本 テンカラの普及に関する第一人者と言えば石垣尚男先生でしょう。テンカラ釣りのベテランであることは当然としても、初心者、中級者に教えることのうまさにおいても右に出るものはいないでしょう。 そんな彼のテンカラ本。 読まないわけにはいきませんよね。 カテゴリー オススメの釣り本/書評
2017年2月2日 書評『アニマル・トラッキング』山の動物に興味を持ったら読んでみたい本 山歩きをしていて、「おや、何かの足跡があるぞ?」とか「あれ、樹皮が削れてる」なんてことありませんか? 何も知らないと「動物の痕跡だ!」としか分かりませんが、少し知識があれば「シカだな」とか「イノシシだな」と動物の種類を見分けられるようになり(続きを読む) カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2017年1月20日 書評『越後三面山人記』ダムに沈んだ三面の記録 今はダムに沈んだ新潟の山間の集落『三面』。この三面がなくなる前に、その生活を記録しようと立ち上がったのが、著者である田口洋美さんでした。 この本はその記録の集大成です。東北の狩猟や山での生業などに興味がある人にはオススメできる1冊です。 カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2016年12月29日 書評『第十四世マタギ』マタギの生涯を描いた伝記 今日ご紹介するのは実在するマタギである『松橋時幸氏』の生涯を描いた1冊です。 すでにマタギに関する本を読んできた人にも、最近興味を持った人にもオススメできる1冊ですよ。 カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2016年12月27日 書評『秋田マタギ聞書』マタギ系の資料として使いやすい1冊 すこし高い本ではありますが、マタギに興味を持ち、いろいろ知りたくなったらぜひ読みたい1冊です。 カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2016年12月26日 書評:『狩猟 始めました』リアルハンター成長記 入門者にオススメ 今日ご紹介する『狩猟 始めました』はこれから狩猟を始めようとしている人、あるいは始めたばかりの人にオススメの1冊です。 著者自身が狩猟を始め、少しずつ成長していく過程をリアルに描いてくれているので、これから始めるわたしのような人にとっては「(続きを読む) カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2016年12月23日 書評:山人たちの賦 個人にライトを当て描かれる、リアルな山人の姿 この本を通して著者を想像したとき、「山に飛び込み、泥だらけになりながら話を聞く男」の姿が頭に浮かびました。 カテゴリー オススメの狩猟本/書評
2016年12月12日 書評『名人達の釣り道具』最高のアームチェアフィッシング本 この本のタイトルを見ただけで、もうそれ以上の説明なんていらないくらい「気を惹く本」ではないでしょうか? 「釣り」が好きで、「道具」が好きなタイプの人なら、この気持ちがわかるはず。 蛇足を承知で、この本の魅力をお伝えします。 カテゴリー オススメの釣り本/書評
2016年12月7日 書評 『釣魚大全』色あせない363年前の釣り本 1年ほど前に読んだ本ですが、釣り好きなら読む価値のある1冊です。 小説家である開高健が勧めていたことから、名前は知っているという人も多い『釣魚大全』。300年も前の本なのにいま読んでもおもしろい。まさに名著です。ぜひご覧あれ。 カテゴリー オススメの釣り本/書評