書評 『Guns & Shooting 2016年春号』 初心者にも嬉しいハンターの実情が見える雑誌
本日ご紹介しますのは『Guns & Shooting紙のVol.9』。
今回、この雑誌を初めて読んでみて、凄く気に入りましたのでご紹介します。
年2回発行の銃と狩猟の専門誌
初めて読みましたが、Guns&Shooting紙はすごく『勉強になる&おもしろい』雑誌だな、と感じました。
表紙が空気銃を抱えたオシャレな女性なので、「ハーレー雑誌のグラビアページかよ!」と心の中で突っ込んだのはわたしだけでしょうか?
「どうせ、モデルでしょ!?」と思いきや、表紙の女性もれっきとしたハンター。上野朱音(愛称アカネチカ)さんという方で、ハンターとしては初心者だと紹介されていますが、写真を見ただけでも狩猟を楽しんでいる様子が伝わってきます。それがなんだかわたしには楽しく思えました。
またこの方は料理人とのことで、今後、猟&料理みたいな記事が見られたらおもしろいですね。
もしかしたら玄人向けの固い記事を読みたい人には物足りないかもしれませんが、「若い猟師の実情が見られる」というのは初心者には嬉しい限りです。
ありがたい道具紹介
雑誌なので、いろんな記事があります。個人的に気に入った記事のタイトルだけ挙げていくと
- 道東エゾ鹿ハンティング
- 山梨 半日鹿猟
- 栃木 猪猟
- FN Browning Auto5 12番 vs 20番
などなど。もちろん記事自体もおもしろいのですが、すべての記事で使われている銃のモデルが紹介されているのが、最高にありがたいです。
たとえば一般論として「猪猟なら自動式散弾銃(12番) or ライフル」なんて説明されているケースが多いのですが、《栃木 猪猟》という記事で3人の猟師が使っている銃を見ていくと――
- マクミランカスタム .30-06(マクブロス社のボルト式ライフル)
- BAR.308(ブローニングの自動式ライフル)
- オート5(ブローニングの自動式散弾銃、20番)
という3丁。同じ猟をやっていてもいろんなタイプを使っていることがよくわかります。
これから銃を買おうとしているわたしにとっては「ああ、一般論は一般論であって、みんな好きな銃を使っているんだなぁ」と勇気づけられるのです。
同じようにカモ撃ちの記事をで使われている銃を見ていくと――
- SKB505B(上下二連銃)
- SKB5000(上下二連銃)
- レミントン M1100(自動銃)
- ベレッタ304(自動銃)
- SKB1300V(自動銃)
- SKB5700(上下二連銃)
- SKBCF51カスタム(上下二連銃)
- SKB3900V(自動銃)
という具合に、上下二連銃と自動銃が(このグループ内では)半々で使われていることが分かります。
単純にいろんな人が実際に使っている銃を見ることもおもしろいし、目の保養になるし、初心者のわたしには勉強になること勉強になること。
いろんなハンターを見て楽しめる
ブログなんかでもいろんなハンターの様子を見ることが出来ますが、さすが雑誌とあって、写真も文章も読みやすく、楽しめる内容になっています。
使われている銃やナイフが必ず紹介されているのもありがたく、きっと「情報を探している読者」にも「読み物を探している読者」にも楽しめる雑誌でしょう。
ほかの号も読んでみるつもりです。
ただ2,700円と安くないんですね。買ったら、徹底的に読みましょう。元を取らねば!
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