Category: オススメのアウトドア本

【そこにある山(角幡唯介)】“思いつき” は自分そのもの

『そこにある山 結婚と冒険について(角幡唯介)』の帯にこう書いてある。 何故結婚したのですか? 一つの<愚問>が切り拓いた永遠にして最大の、謎「人はなぜ冒険するのか」 角幡唯介氏は人の内面を自身の行動や経験から紐解き言語化していくのがうまく(続きを読む)

書評『トラッカー』本気で自然を理解しようとするとここまでいけるのか……

今日ご紹介するのはトム・ブラウン・ジュニアによる『トラッカー』です。 トラッカーとは、山の中で痕跡を辿って行く人のことを指します。たとえば鹿の足跡を見つけて、それを丁寧に追跡して、シカがいるところを突き止めるというのもトラッキングの1つ。ハ(続きを読む)

書評『独りだけのウィルダーネス』ひとりの男の物語以上の物語

今日ご紹介するのはいわゆる狩猟本ではありません。ひとりの男が、アラスカの大地で、独りッきりで生きていく話です。 言ってみればそれだけの話なんです。淡々とした毎日を日記に書いたもの。でも、彼の自然に対するフェアな愛情に心打たれます。 そして、(続きを読む)

書評『サバイバル猟師飯』ブッシュクラフト&ハンティングという提案

最近読んだ狩猟系の本が、今日ご紹介する『サバイバル猟師飯(荒井祐介著)』です。 これがまたグッとくる本なのでぜひオススメします。 『サバイバル猟師飯』 サバイバル猟師飯: 獲物を山で食べるための技術とレシピ posted with ヨメレバ(続きを読む)

『父と息子の教科書』男なら知っておきたいことのオンパレード

久しぶりのアウトドア系書籍の紹介です。 今日ご紹介するのは齋藤令介氏の『父と息子の教科書』。父が息子に伝えなければならないアレコレをまとめてあります。 これがいろいろ的を射ており情報としてまとまっていることもさることながら、全体的にとてもロ(続きを読む)

本紹介『最新読図術』リアルなケーススタディで知る地図とコンパスの重要性

今日ご紹介するのは読図術に関する書籍です。 地図とコンパスについてとても丁寧に細かく紹介してくれている本ですので、流し読みせず、じっくり地図をにらめっこしながら読むことをオススメします。 『道迷い遭難を防ぐ 最新読図術』 道迷い遭難を防ぐ最(続きを読む)