Category: 書評

アウトドア全般の良書をご紹介します。外で遊べない日にどうぞ。

古い狩猟雑誌を買い漁るの、めちゃくちゃオススメな遊びです。

狩猟雑誌って最近ちょっと増えたとはいえ、月刊誌ではなく、年に2冊出るくらいのもので、「もっと読みたい!!」という人もいるのではないでしょうか? そんな雑誌好きの人、活字好きの人にオススメなのが『古い狩猟雑誌をオークションで買う』という遊びで(続きを読む)

書評『サバイバル登山家』

今日ご紹介するのはお馴染み服部文祥氏の『サバイバル登山』。今更感もあるかもしれないけれど、最近読んだのだから仕方がない。 私が服部文祥氏のことを知ったのはここ2年くらいのことで、必然的に最近の本から入り、だんだんと興味を惹かれて、徐々に昔の(続きを読む)

書評『ツンドラ・サバイバル』念のため持ってきた道具を後悔する心理

わたしは端的に言って、服部文祥さんの作品のファンだ。 彼のサバイバル登山をそのまま自分もやりたいというわけではない。むしろ狩猟に関しては、地元の猟場をじっくり歩き、獲物を獲り、家に持ち帰るという、いわゆる普通の猟が好きだ。 じゃぁ、何に惹か(続きを読む)

書評『独りだけのウィルダーネス』ひとりの男の物語以上の物語

今日ご紹介するのはいわゆる狩猟本ではありません。ひとりの男が、アラスカの大地で、独りッきりで生きていく話です。 言ってみればそれだけの話なんです。淡々とした毎日を日記に書いたもの。でも、彼の自然に対するフェアな愛情に心打たれます。 そして、(続きを読む)

書評『続・猟銃』まさに「撃つ瞬間の理論」という本ですね

今日ご紹介するのは『続・猟銃』という本。サブタイトルが『撃つ瞬間の理論 どうすればあなたの銃は当たるか?』となっており、このサブタイトルこそが、この書籍のことをズバリと言い当てています。 この書籍全体を通して、まさに撃つ瞬間の話です。 狙い(続きを読む)

書評『老人と狩りをしない猟犬物語』狩猟禁止論者による狩猟小説

猟期が終わったので、積ん読になっている狩猟系の本を順繰り読んでいます。 今日ご紹介するのは西村寿光氏の『老人と狩りをしない猟犬物語』。これがまた深い小説でおもしろかったんでご紹介です。 最後の作家紹介で深掘りしていきますが、その作家、元々は(続きを読む)

書評『新しいライフル射撃』やっぱりこういう本は読んでおくべきだった

今日は射撃系の本の紹介です。その名も『新しいライフル射撃』。昭和54年発行ということで、とっても古い『新しいライフル射撃』です。 「あんまり古い本ってどうなんだろう? こういうのって進化するんだから、最新のものを読んだ方がいいかな」なんて思(続きを読む)

書評『狩猟生活Vol.3』鳥猟づくしの中で羆の隠し味

昨年創刊された狩猟雑誌である『狩猟生活』。その第3号が先日発売されました。 今号の特集は鳥猟。散弾銃でのカモ撃ちはもちろん、エアライフル、網猟までカバーされています。 そして、特集とは別に企画されているのが羆猟。久保俊治氏の記事です。 なか(続きを読む)

書評:『けもの道 2017秋号』獲物が獲れたその後のこと考えてますか?

わたしも狩猟を始めて、とにかく最初は「獲物を獲りたい」という気持ちが強かったです。だからこそ、獲るための情報を検索したり、自分なりに工夫したり、人にアドバイスをもらったりして改善に努めてきました。 獲物は食べるために獲っています。獲って終わ(続きを読む)