『罠ガール(2)お?あの伏線を張ってきた?』
以前もご紹介した罠ガールの続編である第2巻が発売されていたので、さっそく読んでみましたよ!
『罠ガール(2)』
第1巻もブログでご紹介したことがあります。真面目な駆除マンガである、と書きました。
このときの印象は変わらないですね。とっても真面目な駆除マンガです。少なくとも駆除自体に関しては浮かれた部分はまったくなくて、「まず防御。そのうえで駆除」という姿勢も貫いています。徹底的に駆除だけに絞ったマンガなんですね。
罠とはいえ、駆除もあれば、普通の狩猟だってあっていいとは思うんですが、ある意味でこうやって徹底的に駆除に振ったおかげで、ほかのマンガや小説にはない個性を発揮しているように思えます。
カラスから始まる
さて、今回はカラスの駆除から始まります。家のブドウを食べ荒らすカラス。カラスは頭も良く、小手先の対応だとすぐに慣れてしまい、見破られてしまう。そこで、見破られにくい手を考えるってところが、最初の「お!」と思った場面でしょう。
しかし、わたしがクスッと笑いつつも、ちょっと期待に胸を膨らませたのは、カラスの駆除を終えた直後、同じブドウ園にサルが入ってきたのを見てしまった場面です。
駆除について、かなり精通しており、いつも動じないちーちゃんが一気に弱気になる場面。なかなかにリアルですね。これがタヌキやらアライグマ、あるいはカラスなんかのときは「こういうときはね〜」って感じでススッと解決していくのですが、サルだけは打つ手なし。
でね、このサルのエピソードはこれでおしまいなんです。これはね〜、たぶん第3巻以降への伏線なんじゃないかと思うわけですよ。このマンガはそんなに伏線を散りばめて、回収していくようなスタイルではないのですが、さすがにこれは期待してしまいました。
そのうちちーちゃんvsサルの回があるんじゃないかな〜。
引き続き追っていきたいマンガです
ジャンル的に、爆発的大ヒットになるマンガじゃないのかもしれない。だけど、ハンターとしてはこういう「狩猟系コンテンツ」は応援していきたいんですよね〜。おもしろいし、実際勉強になるし。
今回であれば、たぬきやアライグマの話題があるのですが、普段シカがイノシシばかり勉強しているわたしとしては、ちょうどいい勉強なんですよ。
第3巻も読みますよ!
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