書評『Guns&Shooting Vol.13』読みどころ多し

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お馴染みGuns&Shooting誌のVol.13が出ましたね。買ってきましたよ。

お勉強お勉強っと。

Guns&Shooting Vol.13

年2回発行されている狩猟系雑誌です。この雑誌は猟の話題に比べて、銃と射撃の話題の方が濃い傾向があるように思っていましたが、今号では狩猟の気配が強く感じられる気がしました。

毎回、表紙にキレイな女性ハンターを載せるのもズルい(すばらしい)ですね。笑

今号をひと言で言うならば、「わたし個人的には読みどころ多し!」っていう感じ。人によって全く違う感想を持つ人もいるかもしれませんね。

もしかすると「雑誌の内容がどうこうって話ではなく、わたしの知識が少しついてきて、読めるようになってきたのかもしれない」ってことかもしれません。いや、でも、今号はおもしろかったです(前号までも楽しんで読ませてもらってましたけど、それ以上に、という意味)。

いくつか気になった記事をご紹介していきましょう。

 

イノシシ巻き猟

こちらは山梨県の銃砲店であるヒーローズインクを中心にしたイノシシの巻狩に、正田美里さんが参戦するという記事。

全体的にこの雑誌の特徴だと思うのですが、猟に関する記事でも “緊迫感溢れる迫力のある猟の様子” を描くことよりも、参加者の装備品などを積極的に見せていくことに重きを置いているように感じます。

これは決して欠点ではなくて、むしろ1つの見せ方としてありだと思うんですよ。道具って馬鹿にできなくて、使っている道具から、その人のスタイルなんかが想像できたりするものです。

たとえばこの記事ではヒーローズインクのオーナーはデューティーアパレルのモーリベストの販売店です。わたしも使用しているベストですね。

わたしのモーリベストの前面

 

ヒーローズインクの米山さんやゲスト参加の正田美里さんがこのベストを着用しています。よく見ると、地味に参考になることもあるんですね。

たとえば、米山さんは左胸に無線ポーチをつけていますが、その隣にカイデックスシースで、ナイフを逆さ(ハンドルが下)に固定しています。

これ、小型のナイフを持ち運ぶ上では結構合理的な方法だと思いますよ。わたしは猟期中、腰に剣ナタを下げていたので不要でしたが、それをやめて、こうしてベストに小型〜中型のナイフを固定するのはありだと思います。

——とまぁ、人の装備を見るとワクワクするのはまちがいないです。他の記事でも必ず主要な登場人物の装備は写真で紹介されているので、パラパラと写真を見るだけでもおもしろいですね。

 

410番元折れ単身単発銃の世界

これもマニアックな記事ですよね〜。

410番ってだけでも猟銃としては定番とは言いがたい銃です。しかも単身単発。しかもしかも元折れどころか、グイーッと折れて完全に2つ折りでたたむことができる銃なのです。

これはステキ。わたし大好きです。

ブログでは銃選びの時などスペックの比較を一生懸命やっていましたが、実のところ “ロマン” を求めるタイプなんです。やっぱりロマンですよ!

だから、「もしも3挺目の銃を買うなら(買わないですよ)、水平二連かな〜」なんて妄想をしちゃうんですよ。合理性で言えば、上下の方がいいんでしょうけど。

そんな人にとって、この410番元折れ単身単発銃ってのはひと目見ただけで楽しい銃だと感じるだろうと思います。

それにロマンがあるってだけじゃなくて、ハイキング気分で猟をやりたいって人にはなかなか合理的な面もありますよ。

まず半分にたためるから、大きめのザックになら入るだろうと思います。バスで入山地点まで行くときなど、これは大きな利点。元折れの単身単発となれば猟での安全性もなかなか。銃身を折っていれば安全だし、何発も入らないので1発装填して、撃ったらまた装填。バンバン撃てないので、1発必中というやりかたになるでしょうね。

もちろんこれから猟を始めるって人にオススメできる銃じゃないかもしれませんが、2挺目3挺目にはありなんじゃないかな〜。

わたしなんかが想像するのは、たとえば猟期の後半、もう冷凍庫はシカやイノシシでいっぱい。でも出猟したい。そんなとき、こういう銃を持って、里山に入ってヒヨドリやキジバトなんかを獲る。まさにハイキング+猟。獲れなくてもOKっていう余裕を生んでくれそうな銃です。

 

GUNSTOCK WAX

こちらはガンショップサイの宣伝記事ではあるんでしょうけれど、わたしは刺激を受けちゃったんですよね〜。

何かというと、銃床を磨くワックスの紹介なんです。

まぁ、それだけと言えばそれだけなんですけど、ボルト式のライフルをこのワックスで磨いているんですけど、カッコいいんですよね〜。

 

道具のメンテナンスが大好きなので、暇さえあれば鉄砲とか磨きたくなってしまうタイプです。わたしの銃は2挺とも木製銃床。そいつらを磨いてやりたいな〜と思ったわけですよ。

ところがわたしのMSS-20はウレタンコーティングされていて、ワックスは不要。冗談半分でこんなことを呟いたんですよ。

そしたら、ガンショップサイさんから返事が……

他の先輩ハンターさんからも「コーティングの除去は難しくはないよ。自分もやったよ」という内容のリプライも頂いてしまい、てっきり「いや、やめた方がいいよ」と言われると思っていたわたしはソワソワしてしまったわけです。

こうして書いている今も「コーティング除去してオイルフィニッシュしちゃおうかな〜」と考えていたりします。

ちなみにこちらの人がMSS-20のコーティング除去をしていますね。

参考:実銃ネタ ③ ミロクMSS-20のストック

かっこいい〜。古くさくて、使い込まれた感じがいいですよね〜。時々出してきてワックス塗ってあげたくなりますね〜。

 

第1回 弾職人王決定戦

こちらはTwitterでお世話になっている方が主催した射撃会の様子です。

その名は『弾職人王決定戦』。つまりスラッグでハンドロードしている人限定の大会。鉄砲の腕はさることながら、リローディングの腕もかなり要求される大会です。

優勝者の依託射撃の結果を見ると、こりゃ既製装弾よりも精度高いっぽいですね。作るからにはそれを目指したいところです。

パーッと見た感じではハーフライフルが多いのかな〜。まぁ、スラッグで精度を求めればそういう選択になるでしょうね。

これは第2回があるなら、ぜひ参加したいところ。それまでにさっさとハンドロードの世界に踏み入れないと……。

 

刺激ある雑誌でした

記事の紹介と言うよりも、私が記事を読んで受けた影響ばかりかいてきた気がしますが、それだけ刺激の多い誌面でしたよ。

あと、ここでは紹介しませんでしたが、ツァイスとライカの会社見学的な記事もおもしろかったです。猟期前から、いまに至るまで、スコープについて考える機会が多かったので、この記事は「へぇ〜」と思うお話が多かったように思います。

次は秋号かな? 楽しみにしています。

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