単独忍び猟

いまのところイノシシやシカはトラバースしながら探すのが好き

猟期前まで、わたしは比較的尾根の上を歩くことが多かったです。だから猟期に入ってしばらくは、同じように『尾根を延々登っていって、別の尾根を辿って降りてくる』みたいなスタイルが基本でした。

しかし、だんだんと考えが変わり、いまは『等高線に沿って、トラバースするのが1番有効的』と考えるようになりました。

まだ初心者なので、今後もコロコロ考えが変わるかもしれませんが、あくまで「いまは」ということでご理解ください。

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単独でのシカ撃ちとシシ撃ちのアプローチの違いについて考える

「ひとりでイノシシを獲るのは難しい」と言われます。

自分なりに挑戦してみて、その難しさを実感するのは確かですが、少しずつとはいえ遭遇率も増えてきました。

ここでひとつ、自分のアプローチをまとめてみたいと思います。まぁ、遭遇率が増えたといっても、1日歩いて1〜2度程度。まだ決定的な方法は見つかっていませんけどね。
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孤独な活動だと思っていた単独忍び猟が、丁度いい社交に繋がったお話

単独忍び猟って本当に孤独な活動だと思う。

日の出前に林道から山に入る。日の出の時間を迎えたことを確認して、鉄砲を出す。

音を気にして、冷える手を擦り合わせることもせず、枝を踏まないように1歩1歩進んでいく。

「鹿の足跡か……糞が新しいなァ。今朝までいたのかな?」

山との会話……。そのうち恵まれれば獲物と出会い、撃つことになる。どれだけみごとな射撃をしても、どれだけ無様な射撃しても、誰も見ちゃいない。そのシカが息を引き取る瞬間を見るのも自分ただひとり。

ひとりで内臓を出し、皮を剥ぎ、肉をバラし、背負って帰る。

車に積んであるクーラーボックスに肉を入れて、荷物を片付け、運転席に乗り込む。深く息を吐く。

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「シカって逃げないときは逃げないもんだ」ってことを知ってると獲りやすくなる気がする

「シカを獲るのは控えよう」と思うようになってから、鹿を見かけると動画を撮って遊んでいます。

iPhoneで撮影しているので、ちょっとでも遠いと、獲った自分でもシカが見つからないほどの豆粒のようになってしまうのですが、1つけっこうちゃんと撮れたものがあるので、それをご紹介しつつ、逃げないシカについて考えてみたいと思います。

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単独猟日記20:初シーズン最後の1頭を獲るために……

2017年に始まった私の初猟期。ここまでシカ6頭にイノシシ1頭をすべて単独忍び猟で獲ってきました。

わたしなりには好成績だと思っていて、猟期前に「無理だろうけど、2018年に食べるお肉をすべて自分で仕留めたものに出来たら最高だな〜」と妄想していたことが実現した形です。

狩猟用に買った144リットルの冷凍庫(参考:取らぬ狸の皮算用? 狩猟用に大きな冷凍庫を選ぶ!)もみごとに埋まり、それどころか普段使っている家庭用の冷蔵庫についている冷凍スペースにもシカ肉が入れなくてはいけない状況です。

猟期の後半はとにかく「シカは撃たずにシシを獲る」という目標でがんばっていましたが、それは叶わず、結局ここ1ヶ月くらいは獲物なしが続いています。

さて、わたしの住む地域では2月15日〜28日はニホンジカのみ獲ってもOKです。

もうイノシシは獲れないので、この期間でニホンジカを1頭獲り、それで弱冠まだ少しだけスペースのある家庭用の冷凍庫を埋めつつ、「また鹿を食べたい」と言ってくれている友人数名にプレゼントしたいと思っています。

どうなるのでしょうか?

 

また、これが今シーズン最後の単独猟日記です。

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単独猟での温度調整は「頻繁に小さく調整」を心掛ける

単独猟で山を歩いているとき、温度調整はかなり考えさせられるテーマです。

なにしろ、厚着をしちゃうと歩き始めると汗をかく。数分でも立ち止まろうものなら汗が身体の熱を奪い、極端に冷えていきます。

薄着で出猟すると、延々と身体を震わせながら歩くことになります。とくに陰った谷間など極寒です。

完璧な格好なんてないと思いますが、自分なりにやっている工夫は「頻繁に小さく調整する」ということです。

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