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〈一銃一狗〉藪を漕いだら気持ちが良い谷に出た

クマの痕跡を追うのが楽しくて仕方がない昨今です。 もちろん動物の痕跡を追うという本能的おもしろさが圧倒的に大きいのですが、それに加えて「自発的には行かない場所に連れて行ってもらえる」という喜びもありますね。 今日はその一面が色濃く出た一日の(続きを読む)

〈一銃一狗〉アイヌ犬のイチとヒグマがいた山を改めて歩いてみる

記事には書いていませんが、前回の猟の途中、とある林道をチラッと見ようと車を入れたところ、林道を駆けるヒグマの群れを見つけました。 子を3頭連れた、母子4頭群れでした。子を1〜2頭連れているのが一般的で、3頭以上はわりと珍しいパターンです。 (続きを読む)

〈一銃一狗〉廃林道でヒグマの足跡を追う

廃林道はこの時期の鉄板ルートになります。 なにしろ山はチシマザサで覆われています。チシマザサは人の背丈を超えるほど成長し、太く、しかも山一面に密生するため、はっきり言ってフラフラと藪漕ぎできるような状況ではありません。 となると少しは開けた(続きを読む)

〈アイヌ犬〉獲物を追い散らかすイチと歩く喜びと葛藤

アイヌ犬のイチと猟に出ること自体には慣れてきて、あまり変な不安などは感じなくなってきています。端的に言って楽しいです。 それじゃ獲物が獲れてるかと訊かれると項垂れるしかなく、まだイチを連れての獲物はゼロ。 自分のためにやっている猟だから「ゼ(続きを読む)

ドッグナビを使うかどうか悩んでいるというだけの話

猟犬を飼う、犬を猟に連れて行くとなって、迷わずドッグナビを買いました。 ドッグナビがあれば犬がどこに行っても(電波が届く範囲であれば)位置が分かります。ああなんとすばらしいことか。犬が行方知れずになるのは本当に嫌だし、探すのも大変だし、万が(続きを読む)

【アイヌ犬】犬の散歩を考える——散歩の目的と時間について

犬の散歩って、慣れてくるとついつい “なんとなくおざなり” にやってしまう気がしますが、じつは超重要タスクで、犬を飼う上で絶対に手を抜いてはいけないイベントだと最近は痛感しています。 今日は自分が散歩について考えていることをまとめてみたいと(続きを読む)

それは狩猟なのか散歩なのか? でもそれが大事だと思ってる話

「よし今日は猟に出るぞ!」と意気込んでいるとき——つまり獲物を獲るぞという気持ちが強いときは日の出と共に山に入るし、自然と山で過ごす時間も長くなります。 じゃあ、そういう山行ばかりしているのかと言えば、それだと疲れるので、連日にならないよう(続きを読む)

【一銃一狗】シカに出会わないかわり、リラックスした山行に【アイヌ犬】

前回の出猟での最大の反省は、ちょっと歩き過ぎたこと。猟期の初めはやりがちなんですが、リラックスしているつもりが、やっぱり気が急いていて根っからの「休みベタ」が露呈するんですね。休まず延々歩いちゃいます。 1日2日なら、そうやって無理しても別(続きを読む)

行為が景色を決める、ということと、イチに期待すること

初めて狩猟に出た日の朝のことをはっきり覚えている。 そこは猟期になるまでに何度も下見で歩いており、地図などなくとも自由に歩けるくらいには土地勘ができあがっていた。 肩に鉄砲を背負って山に入って驚いた。歩き慣れた山が、まったく違うものに見えた(続きを読む)

生後3ヶ月のアイヌ犬の子犬がいる1日のタイムスケジュール

アイヌ犬(北海道犬)のイチを飼う1日のタイムスケジュールをバーッと書いてみます。 ドッグトレーナーいわく「あんまりエサや散歩の時間を決めない方がいい」と言っているので、実際の時間はいつも微妙に違います。あくまで「ある日のタイムスケジュール」(続きを読む)

アイヌ犬を迎えて1ヶ月を迎えて考えるイチの性格と向き合い方

アイヌ犬(北海道犬)のイチを迎えて約1ヶ月が経ちました。 子どもの頃に犬を飼っていたことがあるとはいえ、それはあくまで親が飼っていたという方が正しいでしょうから、「ぼくが初めて犬を飼って過ごした1ヶ月」と言ってもいいと思います。 この1ヶ月(続きを読む)