ハンディ無線機を車の中で使うために知っておくべきこと

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巻き狩りではチームのみんなと連絡を取り合うためにハンディ無線機が必要です。

これは山の中に入ってからはもちろんですが、車と車で連絡を取り合うような場面でも役に立つそうです。犬が遠くに行っちゃったときに車で追ったりとか……。

「ハンディ無線機があるから、べつに問題ないよ」

と言いたいところですが、実は車内でハンディ無線機を使う上で知っておくべきこと、あるいは用意しておくべきことがあるようです。

そのへんを調べてみたので、まとめてみます。「こんなことも気をつけた方がいいよ」「こんな用意をした方がいいよ」というご意見も大歓迎です。

モービル機を買うのが1番いいに決まってる

そりゃ、車で無線の運用をしようと思ったら、車載用のモービル機を導入するのが1番いいでしょう。モービル機についてはリサーチしていないので、オススメとかは特にありませんが、たとえばこういうやつでしょうか。

ナビなどを入れるデッキに設置すれば見栄えも美しいし、一般的にこういったモービル機は高出力です。ハンディが5Wまでであることが多いのに対して、モービル機は10w/20w出ることも。それだけ遠くまで電波が飛びます。また、アンテナも車の外にあるので、さらに飛びが良いですね。

だけど、また金がかかる。手間もかかる。ものも増える。

とくに狩猟を始める最初の年は鉄砲やらなんやらで何かと物入り。できれば出費を抑えたいと思う人も多いと思います。わたしもそうです。

ハンディ無線機でいいんじゃない?

「ハンディ無線機があれば、車内でも使えるんだし問題ないでしょ?」と考えるのも当然です。わたしもそう考えています。

ところが、いざこの形で運用しようとすると、いくつか工夫や追加で購入した方が良いものが出てきます。

今日はそれを挙げていきたいと思います。

1. 車外アンテナ

車の中は、ガラスと金属の箱の中と同じ。箱の中から無線の送受信をしようとしても、どうしてもガラスや金属に遮られて電波が減衰します。

そこでハンディ無線機に外付けのアンテナをつけましょう。

こういったアンテナを車外につけて、ケーブルを引き込み、ハンディ無線機に取り付ければ、それだけでずいぶん送受信が良くなるようですよ。

アンテナにはいろんな種類があります。アンテナ選びで注意すべきはポイントは2点。アンテナの差し込み口の型が無線機と合うことと、対応する周波数が同じであること。デュアルバンドの無線機をお持ちなら、その両方の周波数に対応したアンテナを使用しないともったいないです。逆に、シングルバンドの無線機なのに、デュアルバンドのアンテナを買ってもムダです。

また設置場所が車の外になるので、どういう形で設置するかもよく考えましょう。

上の商品は磁石でくっつく仕組みになっています。必要なときだけつけることもできるし、設置も簡単。ただし、常時つけっぱなしにするなら、もっとしっかり設置した方がいいかもしれませんね。

どうやらアンテナは長い方が有利というシンプルな考え方でいいようです。車高なんかも加味して考えましょう。

どういうアンテナが良いのかは、私も研究したいと思っています。

ともかくこういった外部アンテナを使う事で、ハンディでも随分電波が飛ぶようになるようですよ。

2. マイク

「運転しながら携帯で喋るのは禁止なのに、無線機は良いの?」

と気付いた方は鋭いです。じつはダメです。しかし、ある条件に適合すれば合法的に使えます。

道路交通法により、自動車(および原動機付き自転車)運転中に携帯電話を使用しただけで、5万円以下の罰金が科されます。
しかし、車載型の mcAccess e無線機のように、マイクと送受信機が分離しており、マイクを手で保持しなくても受信できるものは、この規制の対象外です。
(ただし、通話中の運転には十分な注意が必要です。)
自動車運転中における携帯電話等の使用規制

分かりますか? 具体的に書くと、運転中、ハンディ無線機を手に持って喋るのはアウトですが、ハンディ無線機にマイクをつけていればOKということです。

マイクを手に持って喋るのと、ハンディ無線機を手に持って喋るのとで、どれだけ安全性に違いがあるのか分かりませんが、ともかくこれがルールらしいです。タクシーやバスの会社が困るから、こういう逃げ道を作ったのかな? なんて勘ぐってますが、どうなんでしょうね?

ともかく、車内でハンディ無線機を運用する場合、マイクの導入は必須です。

となると、実は私が過去に書いた記事『狩猟用にはハンディ無線機だけじゃだめ? いろんなタイプのイヤホンマイク』の結論にも少し影響してくるんです。

この記事では狩猟中にピンマイクを使うか、スピーカーマイクを使うか、というお話をしましたが、車で “も” 使いたい場合、スピーカーマイク方式にしなくてはいけないようです。ピンマイクの場合、PTTボタン(つまり送信ボタン)がハンディ無線機にあるので、喋るときにハンディ無線機を手に持つことになってしまいます。対して、スピーカーマイクはPTTボタンがマイクについているので、この点をクリアしているというわけ。

狩猟中にもスピーカーマイクで運用していれば、車に乗っても同じマイクで運用できてお得です。

3. 設置方法

まぁ、ここまで書いたようにアンテナを車外に設置して、外付けのマイクを使っていれば、ひとまずOKのようですが、それを助手席に放り投げておくと、不都合が多そうです。

たとえば外のアンテナからケーブルを引き込んで、それをハンディ無線機に差さなくてはいけませんし、そのハンディからはマイクが伸びてきます。つまりケーブルが増えるんですね。わたしは元コンピューターエンジニアでして、ケーブル関連がぐちゃぐちゃになっているのが許せないタイプです。

となると、ちゃんとハンディ無線機の設置場所を決めて、そこに上手に配線をしてあげたいですね。

というわけで、ハンディ無線機を車内に設置する方法を検討しなくてはいけません。大丈夫、今どき「車内用スマホホルダー」が山ほどで回っているので、そのどれかを使えば良さそうです。たとえば——

こういうのを使います。無線機の大きさによって、合うものも合わないものもありますので、できればイエローハットなんかで無線機と比べて選んだ方が良いかもしれませんね。

けっこう良いのでは?

いかがでしょうか?

もちろん本気で無線を運用したいなら、最初に書いたように車載専用のモービル機にはかなわないでしょう。機能の面でも、設置の美しさの面でも、モービル機に軍配が上がります。

わたしも将来はモービル機を導入することもあるかもしれませんが、やっぱりいきなりあれもこれもというわけにもいきません

しばらくの時間稼ぎとしては、1万円もかけずにハンディ無線機の車載化ができるのであれば、これも悪くないと思いますけど、いかがでしょうか?

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コメント

  1. kuma仙人 より:

    初めてコメントします
    はじめまして
    ハンディー機より車載器の方が安い場合もあります
    両方買うのは結構大変ですし、1台で済ませようと思えばハンディとなりますが・・・
    ハンディを車に固定すると移動が面倒、その辺に置けば傷だらけ
    なかなか難しいです
    やはり、中古でも車載は車載、ハンディはハンディと使い分けるのが良いと思いますよ

    1. yamakuji より:

      コメントいただきありがとうございます!

      Kuma仙人さんのブログ、いつも拝見しています。コメントをいただけるとは本当にありがたいです。

      実は最近ここに書いたような方法で車内でハンディを使い始めましたが、まさにおっしゃる通り、ハンディを車内に固定するのが面倒だなぁ、と思い始めたところです。

      なるほど、中古ですか。なぜか中古という発想はありませんでした。ありかもしれませんね。なぜか無線機は中古で買う頭がありませんでした。

      これから迎える初猟期は今のハンディで挑み、車での活用が多いようなら車載を搭載しようと思います。

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