【狩猟】シカの撮影行がおもしろい【カメラ】
ぼくは自家消費を目的に猟に取り組んでいるので、冷凍庫が埋まればそれ以上は獲りません。
でも狩猟のおもしろさは殺める部分にあるのではなく、獲物を探し、追い、見つけ、さばき、食するすべての工程にあると思っているので「獲らない」といって、そのすべてを放棄したくないという気持ちがあります。
そこでぼくはもっぱらカメラ片手にシカ探しに励んでますね。回数だけで言えば、シカ猟より行く回数が多いかも、とさえ思います。
そんなシカ撮影行について書いてみます。ついでにそういう時に撮っているインスタの写真も貼っていきますね。よかったらInstagramのフォローもお願いします。
短時間でもできる
ぼくのいる道北エリアは大変にシカが多く、見つけるだけなら車で走り回ればOKです。
しかも朝と夕方によく出て来るので、「よし、日の入り前後だけでザッと回ろう」っていうことができるんですよね。都合のいいことに、日の入りや日の出前後というのは写真を撮るにも光の周り方が美しく都合がいいので、丸1日ダラダラ撮影するよりも良かったりします。
だから「忙しくて猟には出られないけど、1時間だけ撮影に行こう!」ってことができるんですよ。最高です。
View this post on Instagramやまくじブログの人気記事
もちろん狩猟とも繋がる
撮影自体もおもしろいですが、しかもこれが狩猟にも良い効果があると思っています。
シカを探す目が養われるし、よく出てくる場所も学べるし、動きを観察することもできます。1番は「天気との繋がり」を学べることだと思っています。
というのも、シカが出てくる場所っていつも決まってます。でもそこにいけば必ずいるかというとそうでもない。天気が荒れると出てこなかったり、ちょっとの天候の違いでワラワラと出てきたりします。
いつも行く前に「今日はいる」「今日はいない」「すこしはいるだろ」みたいに予測を立てるのですが、最初は当たらないものの、段々当たるようになってくるんです。もちろん百発百中ってわけじゃないですよ。でもわりと当たることも多い。
これって狩猟で必要な感覚と同じなんです。
「今日はここが有力だろうな」
「今日はダメだろうな。やめよ」
みたいな判断ができることが、狩猟ではとても大事。それを養うのに最高です。
見つけたらじっくり
最初の頃はたくさん見つけたくて、見つけたらパッと撮ってすぐ次を探しに行くっていう、STOP&GOスタイルだったんですが、いまは1つの群れを見つけたら、できるだけじっくりアプローチして、状況が許す限り、撮り続けるようにしています。
そのほうがおもしろい瞬間を撮れるような気がしています。
構図を狙いに行く
これもぼくの撮影行遊びの一環なのですが、「いたら撮る」っていうのとは別に、「ここに立っているところを撮りたい」という構図狙い撃ちの撮影もしに行くこともあります。
こういうのがその例ですね。海を背景にシカを撮るのが好きで、いい時間帯になると慌てて車に乗って撮影しに行ったりします。
カメラや写真は一生の趣味
カメラや写真は本当に一生の趣味だと思っています。そして他のいろんな趣味と相性がいい。
「登山+カメラ」「旅行+カメラ」「バイク+カメラ」などなど、何と組み合わせても楽しめる。体力があればグイグイ山を歩いて風景を撮るのもいいし、歩くのが苦手なら車で回って撮影するのもいい。
町でスナップ写真を撮る楽しみもありますよ。ぼくは子どもと散歩するときに単焦点レンズをつけて、楽しんだりします。子どもが何かに夢中になっているときに、こっちも夢中になって撮影していたり笑。
ぼくは写真を撮るのが好きなんですが、カメラという機材も趣味としておもしろいと思いますよ。オールドレンズ+古いカメラを組み合わせて楽しんでみたりね。
狩猟をやっている人なら、わりと楽しめる人が多いんじゃないかな〜と思うのでオススメです。
また、おもしろいと思ったらこちらをクリックしていただけると、ランキングが上がります。応援のつもりでお願いします。
ブログ村へ