やっぱりいいじゃんキスリング系のサブザック(関東でも使えば良かった!)

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関東で猟をしていたときはザックの類いは使わず、荷物は減らしに減らし、必要なものは腰に下げて歩くスタイルで単独忍び猟に取り組んでいました。しかし、北海道に来て、2つの理由で、どうしても荷物が増えてしまいそうです。そして相変わらず、肉の持ち帰りは大きなテーマになってでもあります。

そんな中で今猟期に試してみたいザックがありますのでご紹介します。

ちなみに、北海道という土地とは関係なく単独忍び猟をやる人はちょっと考えてみてもいいアイテムだと思います。

ザックが欲しくなった理由

北海道に来てザックが欲しくなった理由は2つあります。

  1. 荷物が増えてしまいそうだから → 防寒着は必要だろうし、慣れない土地になるので “念のため” 持っていくようなアイテムが増えがち。
  2. 別の楽しみも増やしたいから → 獲物を獲るのはもちろんですが、狩猟を通して他の楽しみも味わいたいな、とか思っています。たとえば温かい料理を作るとか、写真撮影に少し力を入れてみたりとか。

まぁ、まずは1の理由が主ですね。

サブザック

キスリングってご存じですか? こんな感じのザックになりますね。

Googleで「キスリング リュックサック」で検索

一昔前に定番だったザックのスタイルですね。それの派生というか、よりシンプルなバージョンもあります。それが今日ご紹介するサブザックです。

※ちなみにサブザックという言葉は、登山で頂上に登るときなど、最低限の荷物を入れる小さめのザックを差す場合もありますね。というか、ここでいうサブザックもそういう立ち位置でしょう(アタックザックとも言います)。ただし、キスリングメーカーが「サブザック」と言ったとき、これから紹介するタイプの物が定番になっているようです。

 

このサブザックってのが良さそうだと思っていたんですが、どうやら想像以上に良さそうなんですよ。良さそうだと思っていたときの記事がこちらになります。

参考:もしかしてキスリングって猟で使えるんじゃなかろうかという妄想

 

サブザックってこんなもの。

ものすごくシンプルな構造なのが分かりますか?

要するにタダの筒状の袋です。で、その袋の口を紐で閉じて終わり。カチャッと留めるような留め具とか、バックルとか、そういうものはほとんどついていません。袋と紐だけで作られたような構造なので、ひたすらシンプル&軽量&コンパクト。

※ちなみに、これらの写真は中にふわふわの服を入れて撮影しているため、あんまり紐を締めると潰れて小さくなってしまうもんで、わざとゆるめにしています。

 

で、荷物がたくさんあるときと、少ないときで口の縛り方を変えることができます。こちらの写真は荷物を増やしたときのイメージです。

極論ですが、縦に長いものを入れるときなど、口を開けっぱなしにしたって構いません。シンプルゆえに自由!

 

背負い紐もシンプル。薄っぺらいので据銃の邪魔にもなりにくいです。最近のザックには必ずついている胸元を締めるチェストストラップもありません。それどころかウエストベルトもない。まさに袋状のバックに紐をつけて背負うような構造です。

ウエストベルトがないということは、ベルトに装備を下げたい人には好都合。ウエストベルトがあると干渉するのでうまくいかないんですよ。

 

この写真は梱包されて届いたときの物です。折りたたむとこんなに小さくなります。

普通のザックだとフレームが入っていたりして、こうはいきませんね。

 

ただの布ということは、丸めるとかなり小さくなります。手で適当に丸めただけでもこの500mlのペットボトルレベルのサイズです。これを紐などで絞ってあげればもっと細くなるでしょう。

これを見たとき「しまった!」と思いましたね。「これなら関東でも使えば良かった……」と。

どういうことかというと、これだけ小さくなるなら、猟の時は丸めて縛って腰のポーチにでも入れておいて、獲物の肉を持ち帰るための専用ザックとして使えます。収まらなければ、ロープでザックの外に縛り付けてしまってもOK。

ちなみにこのサブザック自体の重量は404g。軽いですよね〜。

 

ちなみに製品としては一澤帆布のサブザックです。普通に買うと2.7万円と高いですが、わたしは安く手に入れました。

もう少し安い上に、かなり良さげなのが片桐のサブザックです。こちらは1.8万円からあるようです。バリエーションとしてポケット付きのサブザックもあります。こちらのページにはサブザックの使い方が丁寧に書いてあるので、是非ご覧ください。

でも、じつはさらに安いものが、秀岳荘から出ています。

こちらはS/M/Lの3サイズあり、Mサイズですと5130円とかなり安いのです。

前述の片桐や一澤帆布などは手作り&老舗な上に、素材も帆布で丈夫です。それに対して、秀岳荘のはナイロン素材。と書くと、秀岳荘のがショボく聞こえてきますが、頑強さが売りの秀岳荘なので、その心配はいらない気がします。

機能としてはこれで十分ですよ。たぶん。

 

自由度が高いことはいいことだ

ある意味、このザックはMOLLEなどとは対極にあるスタイルかもしれません。MOLLEは道具を小分けに収納して、素早くアクセスできるのが強み。それに対して、こいつはただの袋なもんで、ガサゴソと探さないといけない感じですね。パッキングの腕が試されます。

ひたすらシンプルで、ユーザが工夫して使わないといけないものです。どんな感じで使うのか、私が想定している使い方の一例を挙げてみますね。

渉猟中: 猟の道具・食料・飯ごうなどに加え、防寒着を収納します。防寒着で膨らむようにして、実際はスカスカって状態にしておきたいですね。あくまで軽量路線は守りたいと思っています。

獲物が獲れたら: 防寒着を出して、空いたスペースに肉を入れます。必要ならザックの上に積み上げればある程度の無理もできるでしょう。防寒着はザックの外に縛り付けるなり、適当に。

ちなみにわたしの持っているゲームバックは縦長なタイプです(参考:海外の狩猟の話題でよく取りあげられるゲームバッグというものについて)。だから、縦長になった肉の袋がサブザックの上にはみ出してもOK。はみ出したまま歩けば良し。

 

シンプル系のアイテムへ

一澤帆布のサブザックとターハント

MOLLEでがっちりシステム化して合理性を追求する楽しさも好きなんですが、シンプルな道具を上手に使いこなすというのも楽しいんで、その時折で自由に使い分けたいと思います。

べつに猟装や道具は1つに決める必要はありませんので、また気が向いたらMOLLEベストを軸にしてみたり、ザックなしにしてみたり、あれこれやってみたいと思っています。

とりあえず、今期はこんなザックを背負って始めてみたいと思います。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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