時計バンドに取り付けるコンパスはGPSとの相性が抜群っぽいです

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時計のバンドに取り付けるタイプのコンパスがあります。登山をしていたときはまったく興味が湧かなかったアイテムですが、単独猟で山を歩き回っていて、とっても便利に感じたのでご紹介します。

ビクセン ダイバーコンパス

いろんなメーカーから出ているものです。数百円のモデルから、2000円くらいまでいろいろありますね。

わたしは比較的このカテゴリの商品にしては高い1500円程度のビクセンを選びました。“コンパスは信頼性が命だから” です。ズレてるかもしれないコンパスを使うくらいなら、ない方がマシ、と本気で思っています。というわけで、信頼できるビクセンやSUUNTOあたりから選びたいと思いました。パッと見ではビクセンのこの商品が使いやすそうに感じたので、こいつを選びましたが、深い意味はありません。

GPSを持っているのにコンパス?

わたしが単独で山に入るときは必ずGPS専用機であるGermin eTrex30xを携帯しています。それに加えて、GPSアプリの入ったiPhoneも必ず持っているし、eTrex30xの予備電池も持っています。

つまり……eTrex30xの電池が切れても、予備電池はある。eTrex30xが壊れてもスマホのGPSがある。というわけで、山の中でGPSが使えないことが理由での遭難はしないと考えて良いと思っています。

「なら、なぜコンパスが必要?」

と思われる方もいるかもしれませんが、あると便利ですよォ。

というのもですね、わたしの場合、慣れない山に入った時、eTrex30を見る機会がとても多くなります。特に帰路ですね。

山の中って、まっすぐ歩けるものではないんです。地形図ではなだらかな斜面に見えるのに、不意に崖が現れたり、とげとげの茂みが現れたり……、なにかと迂回をさせられることが多いもの……。そんな迂回をしているうちに、気付けば微妙に間違った方角に進んでいることも少なくありません。

そんな馬鹿な、と思うかもしれませんが、山の中って本当に油断1つで方向感覚が壊れます。

ある程度こういう方向感覚のズレを起こさないためのノウハウもありますし、それはぜひ知っておいた方がいいですが、残念ながら完璧な方法はなく、結局は頻繁にGPSなりコンパスなりを確認するしかありません。

——というわけで、わたしはeTrex30xを頻繁に出して「よし、こっちで合ってるな」と確認するわけです。でもポケットから出すだけとはいえ、ちょっと不便なんですよね。疲れていたり、獲物の気配に集中してたり、とにかく端末を出すのが億劫に感じることも多く、そのたびに「ああ、時計に地図があればナァ」と思っていました。

時計に地図といえば、GerminのFenix5がありますね。超がつくほど魅力を感じますが、これも6万円オーバー。

地形図がいらないなら、SUUNTOのトラバースアルファもありますね。これは地形図が出ませんが、それ以外の面ではFenix5よりも魅力を感じます。……が、しかし、5万円弱。

物欲的には気になるアイテムですが、自分の用途である「ちょこちょこ方角を確認したい」という意図に5万円は高いです。

となれば、時計にコンパスを付けようと思うのも分かって頂けるかと思います。

実は愛用のG-Shockに付かなかった……

長くなりましたが、こんな経緯があって、時計バンドに取り付けるタイプのコンパスに辿り着きました。

ビクセン ダイバーコンパス

ビクセン ダイバーコンパス

さっそく山で愛用しているG−Shockに付けようとするも、幅が合わず入らない。誤解がないように言っておきますが、不良品ではなく、わたしが幅を気にせず買っちゃっただけです。

ビクセン ダイバーコンパスが時計のバンドに入らなかった……。

諦めず、ヤスリで内側の幅を広げます。まぁ、これはオススメはしません。もともとこのベルトに通す部分の強度は「耐久性抜群」とは言いがたいです。それをヤスリで削ればさらに弱くなります。

わたしはあくまで補助的に使うので、万が一山の中で落としてしまったとしても、遭難はしないという判断です。

諦めずにヤスリで広げることに……

ともかくギリギリでしたが、ちゃんと入りました。

この通りバッチリ入りました。

山での運用の仕方

山で実際に使ってみました

実際に山で使ってみましたので、その運用方法を書いておきます。

運用……といっても簡単な話です。

eTrex30xで地形図を見つつ、「よし、しばらく北北西に向かおう」と決め、あとはeTrex30xは出すこともなく、コンパスだけをチェックして自分がちゃんと北北西に向かっていることを確認するだけです。

ちなみに、こういうときはコンパスだけに頼ると、本当に頻繁に見ることになり煩わしいので、見える範囲の1番遠い何かを目印に歩くといいですね。これは登山の基本技術です。たとえば遠くの目立つ木や岩を目印にして、そこまで歩く。そうすればそこまでどれだけクネクネと迂回する羽目になろうとも絶対に道に迷いません。で、そこまで来たら、またコンパスで方角を確認して目印を決める、というわけです。

また地味(だけで重要)な活用方法としては、GPS機器の方位が正しいかを確認するという使い道もあります。

信じられないかもしれませんが、GPS機器といえども、まれに(といっても、意外とよくある)方位がおかしいときがあります。わたしが見ている限り、2パターンあって、1つはセンサーがおかしくなっているとき。そのときはコンパスの校正という機能で直すことができます。もう1つは精度情報を拾っている途中? に正しい方位を指すまでに少し時間がかかるとき。この場合は待っていれば正しい方角を指します。

わたしはどちらも何度か経験しています。自分の中にある程度の方向感覚があり「あれ?おかしくない?」と気付けたので良かったですが、そうでなければ遭難案件になるところでした。

というわけで、時々コンパスとGPSの方位が合っているかを確認するのも良い習慣だと思います。

1500円でスマートウォッチ化!

わたし個人的には時計とか好きなので、記事中にも挙げたようなGarmin Fenix5やSUUNTOトラバースアルファなどに物欲は湧きます。

しかし……高い……。GPSや地形図などが見られるという意味で魅力は感じますが、まだ物欲は我慢できます。

地図自体はeTrex30xもiPhoneもあるので大丈夫。今のところは欲しいのはコンパスだけ。ならば、1500円のコンパスを付けて、時計をスマートウォッチ化した気になるのも楽しいかなって……笑

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