これなしではいけない! ミレーのドライナミックメッシュの威力!
最近買ったばかりのミレーのドライナミックメッシュ。箱開け的なレビュー記事は先日書きましたが、ここ最近何度か山で使ってみて、「もうぜったいこれなしでは行かない」と心に決めたほどはっきりとした効果があったので、お伝えしたいと思います。
参考:【インナーをアップグレード】ミレー ドライナミックメッシュの第一印象
見た目はアレだけど
網になっていて、はっきり言って着衣写真はとてもとてもお見せできないアイテムです。さらに言えば山小屋などで、着替えるところを他人に見られると、それだけで羞恥心を感じるという恐ろしいアイテムだと言われています。
でもね。
少なくとも狩猟で山小屋に泊まることもありません。そんなこと言ってる場合じゃないです。ほんと、今すぐ買うことをオススメしますよ。
さぁ汗をかいた……冷えるぞォ……あれ?
こういったアイテムの効果って「言われてみれば分かる程度」とか「フラシーボじゃない?」なんて思うこともありますよね。わかります。わたしもそれくらいの感じかな、と思ってました。でも待ってください。
これを着て山を歩いた日のことです。散々、歩いてダラダラと汗をかきました。
「ちょっとシカ笛を吹いてみようかな……でも、汗をかいたあとに立ち止まると冷えるんだよなぁ」
シカ笛を吹いて、しばらく待ちます。風が冷たいです。
「おーーそろそろ冷えて……くるはずなのに……冷えてこない……!?!?!!?」
汗冷えゼロなのです!
まじで、ほんとに、冗談抜きで汗冷えゼロ。「汗冷えが軽減した」ではなく、「ゼロ」なのです。
「あれ、ちゃんと変わらず暖かい。なんで!? ドライナミックメッシュだ!」
もちろん、このインナー自体は防寒効果はありませんから、薄着で外に出れば寒いです。あくまで「汗冷え」しないということですね。
たまたまでしょ?
次の日、また山に行って検証します。この日ははっきりと意識してドライナミックメッシュの効果を確認しました。
ガンガン歩いて、額から垂れるほどの汗。そこで立ち止まり休憩。
アルコールストーブでお茶を沸かします。
沸くまでの5分。ただジッとしているだけです。いままでなら、汗冷えして嫌になるだろうタイミング。
でもまったく冷えない。
冷えなさすぎてビックリする?
「あれ、なんかいつもより厚着してたっけ!?」
それほどまでにドライナミックメッシュの効果は明らかでした。
※効果には個人差があります。
ちょっと厚着できる
じつはこのドライナミックメッシュの効果で、自分的には画期的なことができました。
それは「ちょっと厚着できる」ということです。
というのも、これまでだと——
ちょっと厚着 → 行動中は汗をかく → 止まると急激に冷える → 厚着はダメだ!
という感じで、できるだけ薄着にして、歩いているときはちょうどよい状態を目指していました。ただ、そうすると汗をかきにくくなるとは言え、立ち止まると普通に寒いわけです。冬の山の中で薄着で突っ立ってればそりゃ寒いですわな。
ところがドライナミックメッシュを着ていると——
ちょっと厚着 → 行動中は汗をかく → 止まっても汗冷えしない → 厚着でいいじゃん!
となるわけです。厚着って言っても「ちょっと」ですよ。気持ち1枚多めに着るとか、着る服をやや厚手のものに変えるとか、そんな感じです。
とにかく汗冷えしないから、汗をかくことをそんなに恐れなくていいんです。で、いままでよりも “ちょっと” 厚着をしているから、止まっていてもいままでよりも暖かく過ごせるわけですよ。
これはすごいことでした。
もうこれなしでは山に行きません。
まだ今の時期しか使っていないですが、間違いなく、秋・冬はこれなしで山に行くことはないですね。
嬉しいのが、乾燥の早さ。洗って、適当に室内に干しておけば翌日には乾いています。なにしろただの網ですからね。水を吸わないのが強みなので、乾燥も激ッ速。
たぶん夏もいいはずです。実際に試す日が来たらまた記事にしますが、うん、これは夏も使うだろうな。夏は半袖バージョンが欲しいかもしれませんね。
まぁ、とにかくこれなしで山に行くことはもうないです。それくらいよかった。
この数千円でこの快適さならまったく損はないです。パンツも買うつもりです。
また、おもしろいと思ったらこちらをクリックしていただけると、ランキングが上がります。応援のつもりでお願いします。
ブログ村へ
