【コーヒーセット】たった60gの荷物で遊び心とやれることが増えた話

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山に持っていく荷物の中で割と定番になっているのが、『コーヒーセット』と呼んでいる道具たち。

改めてそいつを見直してみたところ、たった60gの重量増で、快適さがアップしたのでご紹介します。

今までの『コーヒーセット』

スノーピークのチタンシングルマグ450、トランギアのアルコールストーブ、エバニューの五徳

これまではスノーピークのチタンマグを容器にして、トランギアのアルコールストーブとエバニューの五徳を組み合わせていました。

このスノピのマグに蓋はないので、ぼくはEPIgasの蓋を使っています。ぴったり載ります。

アルコールストーブは定番のトランギア。

五徳はエバニュー(こちら微妙に違うモデルです。同じものは取り扱いがなかったので。ちなみにぼくのはEBY258ですね)。

 

あとはライターとコーヒーが入っており、水さえあればコーヒーを淹れられます。コーヒーフィルター等は使わないフィールドコーヒーというスタイルで淹れています。

組み立てるとこんな感じになります。

 

狩猟中の小休憩に最適です。10〜15分くらい、座って休みたいときはよく取り出します。また「のんびり待ち伏せするぞ」ってときも使いますね。そういう時はコーヒーの匂いが気になるので、お湯に笹の葉を入れて香りを出し、即席の笹の葉茶を作ったりします。

 

氷点下になる雪の日も、こうやってグッと足を踏み込んでやれば完璧な風防になるし、熱効率も良くなります。さすがに氷点下になるとアルストは非力なので、こういう工夫がいりますね。

 

この方法の問題点

まぁ、この方法でこれまでやれていたので、大きな問題があるとは言いませんが、2つ気になることがありました。

  1. 用途が限られている
  2. 熱くて飲みにくい

 

まず『用途が限られている』ですが、マグが1つあるだけなので、たとえば飲んでいる間に次のお湯を沸かせません。狩猟中の小休止ならば、そんなに気にならないのですが、たとえば昼食時など長めの休憩をとるとき、サクッと温かいお茶でも淹れて、さらに食後にコーヒーを飲みたいってこともあります。

最初に作った飲み物を飲み干さないと、次のお湯を沸かせません。仕方がないので、温かい飲み物は食後だけにすることが多いです。

2つ目が『熱くて飲みにくい』は、そのまんま。なにしろコップ自体を加熱しているので熱いわけです。チタンなので飲み口自体は比較的早く冷めるのですが、なにしろ前述の通り1度しか飲み物を作れないので、傾向としてたっぷり作っちゃうもんで、なかなか冷めません。

猫舌だからってのもありますが……。

 

ケトル+折りたたみのコップにしてみた

 

そこで試しにチタンマグをやめて、ケトル+折りたたみのコップの組み合わせにしてみました。全貌はこんな感じ。

ケトルはトランギアの0.6L。小型のケトルです。

コップはWildoのフォールディングカップ。

 

ほかはまったく同じです。これで全体の重さを計量して比較してみたところ……

チタンマグベースの場合: 365g
ケトルベースの場合: 425g

その差は60gでした。ちなみに違いはマグ vs ケトル+コップなので、カタログ上の重量を比較したところ、本当は81g重くなるようです。ケトルの取っ手のゴムを外したりしてるのと、個体差・計量誤差もあるでしょう。

参考(カタログ値)
スノーピークのシングルチタンマグ450:70g
トランギアのケトル:140g
Wildoのコップ:25g

ぼくはあくまで「ぼくの荷物」のことを考えているので、その差は60gであると理解しています。

 

意外と重くならなかった

60gの差を「小さい」と安易にいうつもりはありません。こういう小さな重さの積み重ねが、全体を重くしていくので一見僅かな差でも、注意しないといけないと思っています。

でも1つのマグカップで済んでいたところを、ケトルとコップに替えたのだからかなり重くなるだろうと思っていたんです。ところが意外と差が小さかった。

たとえば趣味と遊び心でZIPPOを入れていますが、これをBiCライターに変えれば30〜40gくらい軽くなります。ちょっと工夫すれば、60g増を相殺することはできそうです。その程度の差なのに、できることは結構増えていませんかね?

 

できることは増えてる、と思う

たとえば問題点に挙げた『用途が限られている』を考えてみても、沸かせるお湯の量は増えています。たとえばカップヌードルを食べようと思ったとして、だいたい300mlのお湯が必要です。マグでもそれはいけますが、実際にはほぼ1杯分使いきってしまうでしょう。

でもケトルなら一気に600mlを沸かせるので、残りでコーヒーを淹れるようなことも可能です。

また、のんびり休憩したいときにたっぷり飲み物を作り、ちょっとずつコップに移しながら飲めば全体は冷めず、飲む分だけは早めに冷ましながら飲めます。これってすごく贅沢なことじゃないですか?

また、昼飯は焚火台で調理することが多いので、最初からケトルで沸かしておき、食前にもお茶を淹れて飲めるし、そのまま沸かしておけば食後のコーヒーもOK。

この辺りの自由度がかなり高いと思っています。

 

すでに何度も使ってる

すでに最近の猟では持ち出していて、何度も使っていますが、いいですよ。重さはともかく、嵩が増えるのがやや気になるので、従来のバージョンで行くこともあるでしょうけど、このケトルバージョンのコーヒーセットもすごく気に入ってます。

しばらくはこのセットで行動してみるつもりです。

たかが60gの荷物で、山での遊びが広がった気がします。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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