ナガサのサヤに問題が出てきたのでお手軽にカスタム

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猟に持ち出しているナガサ(ナガサ購入の日のお話)のサヤに問題が出て、結果的にナガサの刃を欠けさせてしまうトラブルが起きたので、急いで処置しましたよ。

 

何が起きたか?

まずこの写真を見てください。

 

ナガサ自体は好調で、何も問題は起きていませんが、サヤについている革部分がずいぶんへたっているのが分かると思います。こちらのナガサはとっても気に入っておりますが、サヤは良くできているとは言いがたい部分もありますね。何年も使って問題が起きるのは構わないのですが、まだ1年と経たずに革が伸びきってしまいました。

結果、これです——

そう、ナガサを固定するはずの革が伸びきって、留め具を外さなくても素通りしてしまう状態に……。ちょっと早かったですね〜、寿命が来るのが……。

じつは猟のあと車に戻ったときにこれが原因でナガサを落としてしまい、刃が欠けてしまいました。

欠けた部分は紙やすりで削り、改めて丁寧に刃付けしたので、また元通りすばらしい切れ味に。というか、元々の状態よりも切れると思います。

 

それはそれとして、サヤも直さないと猟で使えません。落として紛失するのもショックだし、そのときにケガをする可能性もあります。刃物を甘く見てはいけません。

 

手軽に直そう

もう革は伸びきってしまっているので、コレに小細工をして直すのは断念。もっと素直にこの通り、ゴム紐+コードストッパーでナイフを固定しました。

これでひとまず安心して持ち歩ける状態になりました。

Twitterでこのことを呟いたところ、ゴムバンドで固定する派の人もいらっしゃいました。これもありですね〜。結局、洒落た方法よりも、こういうシンプルな方法が融通が利くし、便利だったりするんですよね。下記のツイートへの返信を見れば他の方の写真も見られます。

わたしの使った紐もゴム紐なので、ほとんど同じ発想ですね。

 

ついでに剣鉈のカタカタ音問題について

前にもブログで書いたことがありますが、剣鉈のカタカタ音は比較的に簡単に対処できます。

参考:マタギナガサの鞘ってものすごく合理的だってことに気付いたこと

 

そもそもカタカタと音がしないサヤを作ることも可能ではあります。自分の剣鉈とぴったりになる鞘を作ればいいのです。

でもちょっと面倒ですよね。わたしは上の記事でも書いたように、小枝を挟んでいます。やり方は説明するまでもないですが、このような枝を用意します。先端をくさび形にしておきましょう。

 

で、このように差す、と。

 

この方法のいいところは、急いでいるときはサッと抜けること。わたしはこれで十分ですね。猟場に入るときに、適当に枝を拾って差します。

 

これからも使っていきますよ

こういう剣鉈・ナガサと呼ばれる刃物は「必要だ」と言う人もいれば、「不要だ」という人もいます。

わたしは “使う派” ですが、不要派の意見もよく分かります。重いし、かさ張るし、解体はここまで大きな刃物よりも手頃なサイズのナイフの方がいいとも言いますしね。

でもわたしは使っていきます。

獲物の止め刺しでも使えるし、山の中でビバークしなければいけない自体になれば頼りがいのある道具になる。そして秋田マタギの方々が使ってきた歴史が背景にある。その背景を背負って山に入るんだ、という背筋が伸びるような気持ちになります。

それはつまり「自然に対する尊敬・畏怖」ってことですね。わたしは山の中でナガサを見るたびに、こういう背景を思い、襟を正すのです。

というわけで、長く使うつもりです。大事にしないと!

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