コンドルの弾差し(MA-12)が届いたので箱開け!

最終更新日

猟をするにあたり必要なものを少しずつ揃えています。

何が必要で、何が不必要か、経験値のない自分には分かりませんので、欲しいものを買い揃えているといったほうが正しいかも。。

いろいろアドバイスを頂ければありがたいです。

さて、今日用意したのはショットシェルホルダー。つまり弾差しってやつですね。

商品を選択した経緯

弾差しを購入するにあたり、狩猟経験がないなりにいろいろ考えました。そのときの記録は下記の記事にまとめてあります。

ショットシェルホルダー(弾差し)に関する妄想と放浪と結論……

で、この記事に書いたとおり、選んだのはコンドルの12番用ショットシェルホルダー。

執筆時点で1500円程度と、お値段もお手頃じゃないでしょうか。

レビューの中で「実猟で使っている」という意見も多く、そのことをTwitterで呟いたところ「自分も使ってる」という人が数名。

こういった弾差しの中には「サバゲー用」のものもあります。トイガンだとシェルの大きさが異なることがあり、実銃の12番だとゆるすぎるなんてこともあるので、弾差し選びは気をつけなければいけません。

Condor MA-12のご紹介

MA-12を弾帯3型ベルトに装着

まず外観はしっかりしています。パッと見では安っぽさは感じません。もちろんよーく見ればそれなりの部分もあるでしょうけど、金額に対する質感としては大満足です。

フタの前面にベルクロが付いています。オシャレを意識して飾り系のワッペンをつけてもいいし、複数の種類の弾(大物用のスラッグと鳥用の散弾など)を持ち歩く人で、それぞれ弾差しを分けている人は間違えないように「スラッグ」とか「○○号」などといったワッペンをつけてもいいしょう(そういうのがあるなら)。

しっかり4本のMOLLE装着ベルトがついています。弾って結構重いので安心感がありますね。

後ろはこんな感じでMOLLEに取り付けられるようになっています。もちろんベルトに通すことも可能ですが、その場合、太めのベルトをしないと上下に動くでしょう(かなり太い部類だと思われる自衛隊の弾帯3型につけてもまだスペースあり)。

バシッと動かないように固定したければMOLLEに取り付けるのが1番だと思われます。

開けるとこんな感じ。2列で計12発収納することができます。

開けるとこのように12個の弾が入るようになっています。なんか飛び出ているベロについては後述。

また、弾を入れるとこんな感じになります。ピタッと収まっていて、全体的に収まりがいいですよ。キツすぎず、ゆるすぎず。特にフタを閉じたときは1つの箱のようで、ふらつきがありません。

実弾を12発収納したところ。

本当に収まりは良くて、逆さにしてもまったく弾は落ちません。写真じゃ分かりませんが、振っても、揺すっても1mmも出てきませんでした。

もちろんいまは新品なので、弾を止めるゴムもきつめ。使い込むうちに緩んで落ちやすくなるかもしれません。そういう意味で過信は禁物ですが、ひとまず満足です。

この通り、逆さまにしても落ちません。

ちなみに、弾を取り出すのは少しだけ手間取る気がしました。これは慣れが必要なのかもしれませんね。たとえばパッパッパッと3発取り出そうとしても、慣れないせいか、ヨイショ、ヨイショ、ヨイショってな具合に時間がかかります(伝わるでしょうか?)。

話は変わって、ぺろっと飛び出ているベロが気になりますよね。これは恐らくこんな風に貼り付けて……

中にあったベロについては、たぶんこうやって使うのだろうと思います。

ふたを閉じると……

これで手袋をしていても開けられる、と……。もしかして使い方違いますかね?

ベロの部分を掴んで開けることができる、というものだと思います。厚めの手袋をしているときなんかは便利なのかも。いらないなら外すのは簡単です。

ベルクロは強力

さて、ふたを閉じているベルクロですが、こいつはかなり強力です。きっちり閉めたら自然に開くことはないでしょう。

その代わり開けるときの音も強烈です。ベリベリベリッ! っと激しい音がします。

猟で使う上では致命的と思えるほどの音量です。そうなるとわたしが思い浮かぶ選択肢は2つ。

1 .予備弾用のポーチとして割り切る

Twitterでもいただいた案として、あくまでこのポーチは予備の弾を入れるポーチとして使い、次に装填する予定の弾はポーチ外側のベルクロに装着したショットシェルトレイ(弾が剥き出しで、スッと取り出せるもの)を装着するという方法があります。

パッとAmazonで見つけたものだと、たとえばこういうの——

この商品自体の良し悪しは分かりませんが、選択肢としてはありっぽい気がします。

2. 静かに開けられるように工夫

もう1つの案はベルクロを殺すなりして、音を静かにするという方法。シリコンスプレーを吹いておくと静かになるという話もTwitterで聞きました。

もちろん100円ショップや裁縫店なんかでただのベルクロのオスメスを買ってきて、ふたの内側に装着してしまえば、完全にベルクロを無効化することもできますね。これだと試してみて、イヤなら戻すことも可能。

ただ、これだとフタを閉じて固定することができなくなります。

そこで考えているのはベルクロを殺した上で、マグネットをつけちゃうという方法です。マグネットなら開け閉めは無音。

試してみようと思うので、実験したら記事でご報告します。

良さそうなアイテムです

冬からの狩猟で活躍してくれる予定のアイテムです。そんなに悪くなさそうで安心しています。

「おれは、わたしは、こうやって弾を携帯しているよ」

というご意見があればぜひコメント欄かTwitterでお知らせください。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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3件のフィードバック

  1. こんにちは。
    たぶんゴム紐は蓋を二つ折りにしてゴム紐で表側のベルクロを止めて開放しておくんだと思います。
    私も購入予定です。実際の使い勝手も良ければレビューお願いしますね。

    • あああ、そういうことですかー>ゴム紐
      今外にいるので、帰宅したら試してみます。
      ありがとうございます!