簡単DIY:猟銃用スリングを自作してみたら思ったよりもいい感じ

最終更新日

猟銃用のスリングを探していたのですが、バシッと気に入る商品が見当たらないので、自作することにしました。

で、さらっと作ってみたら、これが大満足の出来映え。しかも経費は数百円。

好みのスリング

まだ狩猟経験がゼロですので、狩猟に適したスリングなんてわかりません。

こればかりは経験がないと、どんな点に注意していいのかも分からず、そんな中で高価なものを買っても、すぐに欠点に気が付いて嫌になる可能性があるし、安価なものでも数千円するので、使い捨てするのは気が引ける。

自分なりに考えていたのは……

  1. 革は雨で痛むから避けたい
  2. 文字・柄のないものが好み
  3. 肩パッドは不要(ショルダーバッグについているものも邪魔に感じるタイプです)

という感じ。意外とないんですね、こういうの。

まずは材料

用意する材料はたったの2つ。

  • メートル売りの綿ベルト
  • トライグライト(っていうのでしょうか? 名称初めて知った……)

写真にはバックルもありますが、今回は使いませんでした。よく考えたらいらないな、って……。

わたしの銃には元々負い環が付いていました。計ってみると約25mm程度のスリングが通る形になっています。だからベルトは25mm幅のものを選びました。

負い環に金具で取り付ける方式も考えましたが、今回は直接ベルトを通す形にしました。迷ったときはまずシンプルに、が信条です。

負い環にベルトを通す形だと、取り外しがかなり面倒です。猟期の間はつけっぱなしということであれば、これでいいと思うのですが、もし面倒に感じるようになったら下記のような金具を使う事を検討します。

上記の金具に関しては実際に手に取ったことがないので、猟銃に使う上で十分な強度を持っているかは分かりません。ご利用されるのであれば、くれぐれも安全を確かめた上でどうぞ。また金具の材質によっては銃に傷が付くことも考えられます。その辺も考えて選びたいですね。

作る

DIYと言っても、工作作業はほぼナシ。ベルトを適切な長さにカットして、トライグライトを取り付けるだけ。

こんな感じになりました。

金具も使っていないので、銃を傷つける心配もなく、綿ですので感触も柔らかすべすべ。構造もシンプルで、長さ調節も自由自在。

またテカリがないので、山の中でも無意味にキラキラさせずに済みますね。そういう意味でも気に入っています。

あと買わなきゃいけないのは銃カバー。

じつは考え始めたら何がいいのか分からなくなり、いまだに買えずにいます。たぶんTAGAMIのオレンジ迷彩のタイプを買うと思いますが。。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    射撃場で撃つ場合、スリングは外さなければいけないそうです。
    場所によって違うのかもしれませんが。

    • そうなんですか。自分の場合、射撃ではスリングは邪魔ですので、付けていったことがないので知りませんでした。
      今度射撃場で訊いてみます。