後悔がないアイテム「双眼鏡VixenアトレックⅡ 8×42」のこと
猟用に買った道具はいろいろあります。気に入ったものもあれば、「機を見て買い替えるか」と思うものもありますが、そういう気持ちがまったく湧いてこないのが双眼鏡でした。
前猟期に購入した『VixenアトレックⅡ 8×42』はとってもよかったので、改めてご紹介してみたいと思います。
何度もご紹介はしているのです
わたしは『VixenアトレックⅡ 8×42』を使用しています。
この双眼鏡についてはこれまでも何度か紹介させていただいていますし、この双眼鏡を選ぶまでの過程もさんざっぱら書いてきています(ブログ内で “双眼鏡” で検索すればたくさん出てきます)。
双眼鏡選びの結論:VixenアトレックⅡ 8×42 に決めた理由
8×42の双眼鏡を山に持って行ったら自分にはすごい合ってることを実感
最初っから気に入っている双眼鏡ですし、実際に山に持って行ってもまったく揺るぎなくて、使えば使うほど好きになっているという感じです。
こちらはまだ使用前の頃の写真です。上の “今日” の写真と比べればキレイですが、それでも今の写真を見ても致命的に痛んでいるとも思いません。むしろ健闘しているのではないでしょうか。
気に入っている理由
この双眼鏡を気に入っている理由——というか、「比較的、口径の大きな双眼鏡が好きな理由」と言ってもいい——を挙げてみたいと思います。
1.見やすい=頻繁に見る
単独忍び猟での双眼鏡の使用率はものすごく高いと思っています。少なくとも私はかなり頻繁に見ます。
数歩に1度立ち止まり、双眼鏡でザッと気になるところをチェックする。いそうな場所であれば、丁寧に視界のすべてをローラー作戦的に双眼鏡で観察します。
頻繁に見るものだからこそ、「見やすい」というのは重要で、口径が大きいので視界が明るく、本当に肉眼で見るより見やすい感じです。だから見ていて苦痛じゃないし、長時間覗いていても目は疲れません。
時々しか見ないのであれば、小口径の軽量双眼鏡でもいいと思いますが、自分の目のように使うのであれば、口径が大きい方が使いやすいとわたしは思っています。
2.フォーカスリングの感触が心地いい
42mmの双眼鏡なので、それなりの大きさです。片手で持ちやすいってことはありませんが、持つことはできます。実際わたしは片手で持つことも多いです。
そんなときに片手でフォーカスリングを回しやすいのは助かります。リングが軽すぎず重すぎずわたしにはちょうどいい気がしますね。慣れたのかもしれませんが。
3.藪の向こう側が見える
これも繰り返し書いてきたことですが、双眼鏡を使うと、藪の向こう側が見えます。
ちょっと藪があって、肉眼ではその向こう側が覗けないとき、双眼鏡を覗いて、藪の向こう側にピントを合わせると、手前の藪がぼけて、向こう側だけがシャープになり、見えやすくなるのです。実際、これでシカを見つけたことがあります。
重さは簡易ハーネスで解決
で、42mmとなると、重さもそこそこありまして、約700gです。
普通に首に提げていたら、はっきり言って重いです。
そこで双眼鏡のハーネスを使うのがオススメ。こんな双眼鏡ハーネスが市販されています。
でも、超格安で作ることもできます。わたしもネットの情報を参考に作りましたので、こちらをご覧ください。
パラコードで作る簡易ハーネスですが、これで十分です。重さなんて大して感じないし、首で下げているのではなく、肩から背中にかけて広い面で重さを支えているので本当に楽ですよ。
「口径なんて大きい方がいいに決まってるけど、重いのは嫌だしなァ」
と思っている人はぜひご検討ください。
(ヨドバシカメラとかも、こういうハーネスを展示して、重い双眼鏡をこのハーネスでかけてみるようにしたら、絶対重い双眼鏡も売れるようになると思うんですけどね〜)
こういう簡易ハーネスのいいところは重さだけではなく、ブラブラしないこともあります。普通に首に掛けて、前屈みになると、ぶらーんとしますが、このハーネスだとそれがない。身体に密着してくれます。
双眼鏡はもう1つの目
単独忍び猟における双眼鏡って、本当に「もう1つの目」だと思っています。
いろいろ選択肢があり迷うと思いますが、ぜひ自分に合うものを探してみてください。合わないものを無理矢理使っても、「あんまり見ない」ということに繋がります。
- 低倍率で視野を優先
- 高倍率でより遠くを見る
- 大口径で明るくシャープに
- 軽量優先
など、人によって考え方が違うし、違って当たり前。自分なりの双眼鏡が見つかるといいですね〜。
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