プチDIY:大っ嫌いなマジックテープの騒音対策を100円で
狩猟で使う予定のポーチやバッグの中にはフタをマジックテープで止めるタイプのものが少なくありません。
わたしはこれが大っ嫌いなのでマジックテープを殺したいと思います。
たとえばこれ
一例ではありますが、これはGPSを入れたり、フラッシュライト、鹿笛など小物を入れているポーチです。
サイズ感や、質感としては丈夫そうで気に入っているのですが、問題はこれ……。
フタになる部分がマジックテープなんです。最初の写真と見比べて欲しいのですが、プラスチックのバックルもついているんです。そのうえマジックテープで閉めているんですよ。正直やりすぎだと思っています。
GPSや鹿笛など、狩猟の最中に取りだして使うものです。ビリビリビリとマジックテープを開ける音が山の中に響き渡ります。わたしはこれが大嫌い。せっかく音をたてないように、静かに静かに歩いているのに、地図・GPSを見るたびにマジックテープの音で「人間ですよ−」と山中の獣に知らしめているような気がしてしまいます。
マジックテープを殺す
さっそく100円ショップへ。こいつを買ってきました。これを見れば、何をするのか一目瞭然ですね。
開けるとマジックテープのオスメスがセットになっています。
オスでもメスでもいいので、貼りたい大きさに切って……
マジックテープに貼り付けて完了!
言うまでもなく、オスメス両方を殺す必要はありません。
これで、完了。フタに関してはちゃんとバックルで閉じるので、物を落とす心配はありません。
改良案
さて、このポーチに関してはこれで良しとしています。問題はなんにもありません。しかしポーチによってはマジックテープを殺すとフタが固定されず、物を落とす心配があります。
そんな場合に考えられる改善案をいくつか挙げてみたいと思います。
改善案1:マグネットを仕込む
今回はメスのマジックテープだけを殺しましたが、オスメスの両方を殺し、その中にマグネットを入れてしまいましょう。強めのマグネットを使えばけっこうきつくしまるはずです。
完璧じゃないかもしれませんが、1つの案としてはありだと思います。
改善案2:コード+コードストッパーで止める
バックルがないタイプのポーチでしたら、コードとコードストッパーで閉じるという手もありますね。
ポーチの形状によって、工夫も必要かもしれませんが、コードでフタをグルッと巻いて、ストッパーでキュッと締めればひとまず良さそう。音もなく開けることができるので、良いと思います。
改善案3:マジックテープを焼く
まったく別の方法ですが、以前Twitterで教えてもらった方法です。
マジックテープをチラッと焼いてしまいます。そうすると粘着力が弱くなるそうです。やり過ぎると粘着力がゼロになるかもしれませんので、注意が必要だし、やり過ぎたら直せないので、捨ててもいいポーチで試すことをオススメします。
しかし、うまいこと粘着力を弱めることができれば、結果的に音もなくなるし、弱いなりにもフタを固定してくれているならば、これはこれでありかな、と。
マジックテープやめてほしい……
狩猟で使う道具として、マジックテープの強みってなんなんでしょうか? 開けるのは簡単と言えば簡単ですが、ちょっと音がひどい。
正直バックルであったりとか、パッチンと閉じるスナップボタン、あるいは普通の洋服で使うようなボタン……、こういったものにして欲しいものです。
ともかく、ここで紹介したとおり、マジックテープを殺すのは簡単。本当にいらないなら糸を切って、マジックテープを外しちゃっても良いです。嫌だな〜と思っている人は外しちゃいましょう。
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