犬を飼うと生活が変わるというシンプルな事実
すごくシンプルな話で、犬を飼っている人には当たり前のことだと思いますが、犬を飼うことに憧れる人に伝えたいことがあります。
それは「犬を飼うと生活が変わる」という事実です。
これから犬を飼うことを考えている人は、気に止めておいてもいい気がします。
言うまでもないですが、これが「嫌なこと」という話ではないです。むしろそれを喜びに感じるくらいの気持ちが大切だと思うのです。
そして飼い始めたばかりのぼくが偉そうに講釈垂れることではないのですが、飼い始めたいまだからこそ強く感じることでもあったので、書き留めておこうと思いました。
生活は犬中心になる
まだ子犬で、成犬とは違うでしょうけど、生活は120%犬に引っ張られています。
エサも日に4回。散歩(トイレ目的の短時間のものを含む)も日に5〜6回は出ています。赤ん坊だから寝る時間が長いですが、起きれば構ってあげて、また寝かせてやって……。
生活がガラリと変わりました。
まるで子どもができたときのように
子どもも同じような存在です。
たとえば子どもがいないときは「週末の昼に蕎麦屋で酒を飲む」みたいな遊び方が好きでした。
でも、子どもがいるとちょっと難しいですね。週末は子ども連れで行動するので、親だけダラダラと酒を飲んでいるわけにもいきません。もちろんあれこれ調整すれば不可能ではありませんが、子どものいないときと同じようにはできません。
犬も同じです。
自分の行動が制限されるのは間違いありません。
いい面、楽しい面だけではない。
うちの犬を見に来た人は「かわいい!!」と楽しんでくれます。
でも、当然、それは楽しい面だけを見てのこと。大変な面もあるわけです。これもやはり人間の子どもと同じです。
寝かしつけて、なぜか鳴きわめいて、ワガママ言って、なんか金も掛かる。
でもね。そういうの全部ひっくるめて子育てであり、犬を飼う生活なんだと思います。
犬を飼うというのは、生活を変えること
だから今の生活をそのままにして、「足下に犬がいる」というだけの、生活のオプション的に犬を考えると絶対に失敗します。
むしろ犬を中心に大きく生活を変える覚悟が必要かなーと感じています。そしてそれを喜びに思うくらいの気持ちが必要かな、と。
それはぼくにとって「狩猟」も同じでした。
狩猟にハマって、のめり込んでいく過程で、狩猟により多くの時間を割けるように、狩猟と関わりのない趣味はやめるなり、減らすなりして、できるだけ狩猟に関わりのあることに集中できるように生活全体をコーディネートしました。
たとえば山菜を採る。山に通うことは狩猟にも繋がります。
写真を撮る。それも自然写真だから、やはり山に行く理由になる。
そうやって、できる限り、自分の行動を山に繋がる行為だけに絞り込んでいるつもりです。そしてこれは犬も同じことなのかな、と思い始めています。
犬がいるのだから、犬と楽しめることに絞り込んで生きていく。
なんというか、ちょっとした例ですが、下手にレストランでメシを食うよりも、お弁当でも買って、犬を連れて公園で食べればもっと楽しいじゃないか、と考える。そんな感じで、犬を中心に楽しみ方を再構築する感覚です。
犬は今の生活に潤いを与える飾りではなくて、生活1つをまるっと変えてしまうくらいのインパクトがあるのだな、と強く確信しています。
犬を飼う人はその覚悟を持った方がいいと思います。
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