はじめてスパイク付き長靴を使ってみた感想

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狩猟用の靴といえば、人によって好みが分かれるところのようですね。

登山靴を使う人、足袋を使う人、スパイク長靴を使う人、あるいはハンティングブーツって靴もあり、どれがいいのか分かりません。自分なりにいろいろ考えて、最初の猟期はスパイク長靴にしてみることにしました。

お試しがてら、さっそく山を歩いてみたので、ファーストインプレッションをまとめてみます。

なぜスパイク長靴か?

狩猟をする人に定番の靴と言えば登山靴・スパイク長靴・スパイク地下足袋のようです。下記ブログでこの3パターンが紹介されています。

参考:山歩きに大事な猟師の靴、おもに3パターン。あなたはどれ?

上記サイトでは挙げられていませんが、ハンティングブーツというそのものズバリというジャンルの靴もあります。

ハンティングブーツの検索結果(Google)

ハンティングブーツだとL.L.Beanあたりが有名な気がしますね。わたしも知っているくらいですから。

さて、登山靴・スパイク長靴・スパイク地下足袋・ハンティングブーツの4パターンのうち、どれを選ぶか? 難しいところです。

実際に猟場を歩いて考える

わたしはまず「今持っているものから試そう」と考え、すでに持っていた軽登山靴と重登山靴のそれぞれで猟場を実際に歩いてきました。

もちろん、「まったくダメ!」ってことはなかったのですが、それなりに気付くこともありました。

  1. けっこう急な斜面を歩くことが多いからスパイクあったら便利なのかも……
  2. 急斜面で地面が柔らかい場所も多く、靴に土が入ってくるのが不快
  3. 川を歩くこともあるので防水でくるぶし上まであることが大事
  4. 足を何かにぶつけることもあり、足の防御力大事

ってな感じ。何を優先するかは難しいところです。上に挙げていませんが、言うまでもなく「歩きやすさ」も大切で、その点では登山靴はやっぱりいい。

で、わたしなりに悩んだ末、スパイク付き長靴を試すことにしました。正直なところ「歩きやすさ」はかなり犠牲にすることになりますが、猟場ではゆっくりゆっくり歩くので、多少歩きにくくても滑らず、防水で、汚れが気にならない長靴がいいのでは? と思いました。

でも今でも他のスタイルに興味があるので、長靴を履きつぶしたら別のスタイルも試すと思います。

使ったのはこちら

【突き刺し強度アップで丈夫!】山林業用スパイク付き長靴(マジカルスパイクU-960) MRG-960

山林業用スパイク付き長靴

じつは本当は『【冬用あたたかい♪】スパイク付き防寒長靴(保温性ある4mm裏ウレタン♪反射材テープ♪) KOSHIN-F12DW』とか『【日本製】ナイロンオックスブーツNS(スパイク底) ATM-60』あたりが欲しかったんです。しかしわたしの足のサイズに合うものがなく、断念しました。

これから買う人に強くお伝えしたいのは、こういった特殊用途系のウェアや靴は年中生産しているわけではなく、短期的にガッと生産し、販売しきったらその年は販売終了してしまうということ。ワークマンの商品もこういうパターンが多いです。

だから「猟期の直前になって探せばいいや」と思っていると、苦労するかもしれませんよ。

販売者に訊けば、毎年何月頃に入荷するか教えてくれるので、狙っている商品があるなら今のうちに「いつ入る?」と訊いておくのが賢明です。

歩いてみた

実際にこの長靴を山に持ち出して、猟場歩きで履いてみました。

歩きやすさ

やっぱり歩きにくいですね〜。

サイズがピタッとしていないからかもしれませんが、どうしても踵が浮きます。

ただし、これが思ったより大きなデメリットではなく、あまり気になりませんでした。というのも、猟場を歩くときは本当にゆっくり歩くんです。1歩……2歩……3歩……(動物いないかな? キョロキョロ)1歩……2歩……3歩……ってな具合に。

息も切らさず、心拍数も上がらないような歩き方を心掛けています。

そうなると足運びもとってもゆっくり。小枝を踏んでバキバキと音をたてないように1歩1歩しっかり場所を選んでジワーッと足を降ろします。

そんな歩き方だから、少しくらい踵が浮くからといって致命的な欠点には感じませんでした。

とはいえ、やっぱり嫌なものは嫌なので、猟期は靴下を2重に履くなどして、フィット感を向上させる工夫もしたいと思います。

防御力

これが嬉しいですね。

長靴なので防水完璧。それにわたしの長靴は林業用の突き刺し強度UPな製品。つまり足に枝が刺さったりしてもノーダメージ。

これはかなり嬉しいです。

急斜面でずるっといったとき、落ちている木の枝なんかに強く当たることも少なくないんです。その点、長靴ではまったく気になりませんでした。しかもそれが足だけではなく、すねくらいまでカバーされているから安心感はかなりのもの。

スパイクの力

スパイクがあるからやっぱり斜面は登りやすいですね〜。

でも決して無敵ではないです。この程度のスパイクだと滑るときは滑ります。あくまで補助的な効果だけ。ないよりはずっといいけど、滑るときは滑る。

たとえば落ち葉がたっぷり積もった斜面では、スパイクが落ち葉を噛んでしまい、スパイクの意味をなさないなんてこともあります。

ただ、これは雪の季節になるとスパイクの力が寄り発揮されるのでは? と期待しています。

防水性

言うまでもなく完璧。なにしろ長靴ですから。

メンテナンス性

これもいいですね〜。ホースでビシャーッと水をかければ終わりです(外側は)。

とりあえずパッとキレイになるのはありがたいです。

万能じゃない、だけど良さそう

試してみた感じだとスパイクの魅力よりも、長靴としての魅力を強く感じました(防水、防御力、メンテナンス性)。

冬になって雪の季節になるとスパイクの効果がより発揮されるかもしれません(っていうか確実に発揮されるでしょう)。

見た目と履き心地で言えば登山靴やハンティングブーツがベストだと思っているのですが、どうなんでしょうね? 猟期に入ってからも悩んでみたいと思います。

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コメント

  1. NatureGirl より:

    スパイク長靴いいですね。私も欲しいです。かかとが浮く件ですが私も長靴が若干大きくかかとが浮いてしまいます。普段歩いていると気にならないのですが冬にカンジキを履くとかかとが浮くせいかカンジキが脱げてしまいます。雪がふらない地域なら関係ないと思いますが…。
    あっ、カンジキはいたらスパイクは関係ありませんね…!

    1. yamakuji より:

      そうですね〜。やっぱり踵がバシッと収まってくれると歩きやすさが全然違ってくるんですけどね〜。
      見た感じでは長靴でもフィット感が良さそうなモデルもあるんですが、わたしのデカ足に合うサイズがなく断念……。
      足がでかいって本当に損ですよ!

      自分の地域だとカンジキまではいらないはず。たぶん中途半端にしか積もらないので。だからこそスパイクが生きてくるのでは? と期待しています。

  2. 因島のトラ より:

    クッションの良い、厚手の中敷きを使ってください。

    長靴は冬場は良いのですが、駆除で夏にはいて山に行くと、蒸れて最悪です。

    単独猟やセコをするなら、雨や雪以外は、コハゼ付のスパイク地下足袋をお勧めします。親指と人差し指がくっ付いたものが、ツタがひっかからなくて良いです。

    1. yamakuji より:

      中敷変えるのはありですね。考えてみます。
      地下足袋は気になっていたんですが、やっぱりいいんですね。いつか試してみます!

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