猟銃所持許可4:次は射撃だ! 教習資格認定申請をしてきました
さて、ここにきて「猟銃の所持許可」にむけて一気に動き始めています。
次のステップは「教習資格認定申請」。つまり射撃教習を受けるための申請ですね。
たかが申請ですが、その手順や流れをご説明したいと思います。
必要な書類が多い!
さっそくですが、必要な書類は以下の通りです。カッコ内が基本的な入手方法です。
- ☆教習資格認定申請書(警察のサイト)
- 千葉県収入証紙(警察署など)
- 申請人の写真2枚
- 精神保健指定医の診断書(精神科など)
- 住民票(地元の市役所)
- 身分証明書(本籍地の市役所)
- ☆同居親族書(警察のサイト)
- ☆経歴書(警察のサイト)
- 講習修了証明書(猟銃等講習会で合格するともらえる)
というわけで、少なくとも地元の市役所・本籍地の市役所・精神科などの病院・警察署に行って、書類をかき集めることになります。
市役所関連の書類は事前にもらっておいてもいいので、なにかの機会についでにもらっておくといいですよ。本籍地の市役所が遠い人は特に。
また、自分で書かなくてはいけない書類が3枚あります(☆印がついた3枚)。
これらは別に難しくありませんので、ネットで記入例なんかを探して参考にしてみてください。
*ちなみに岩手県警のサイトに記入例がありましたので、どうぞ。
生活安全課へ!
必要な書類が集まったら、銃所持者のお友だち「生活安全課」に行きましょう。
「教習資格認定申請をしにきました!」
と元気よく入っていくと、はいはい、とあとはうまく誘導してくれます。
細かい記入方法など、わからないことは警察で訊いてもいいですね。わたしは個人的な事情でいくつか質問をさせて頂いたのですが、とっても丁寧に教えてくれました。
提出書類の確認が終わると、担当者がきて言いました。
「それじゃ、この場で面談しますね」
「面談、ですか!?」
「面談、です」
というわけで、その場で面談が始まります。
面談! あなたはなぜ、狩猟を!?
面談ですが、なんら難しいことはありませんでした。
極めて普通のことを、極めて普通な感じで聞いてくるだけです。覚えている質問をいくつか挙げますね。
- 「ご近所とトラブルは?」
- 「酒・たばこは?」
- 「酒の量はどの程度」
- 「なぜ狩猟を始めようと?」
という感じ。比較的盛り上がったのは、「なぜ狩猟を?」という質問。わたしの場合は簡単で「狩猟をやる父の影響 & 近所にたくさん猪がいて被害の実態を見たことがきっかけ」と答えました。すると……
「ということは、有害駆除にも興味が?」
「そうですね。狩猟に慣れたらやるかもしれません」
「狩猟の目的の一部は有害駆除ということですね」
「はい」
という具合に、面談の内容を記す書類に大きく「目的:有害駆除」と書いていました。有害駆除が目的だと許可が通りやすいのかな?
面談は20分ほど。うわさでは「狩猟なんかやめた方がいいですよ」だとかネガティブな意見を言われることもある、と聞いていましたが、そんなことはありませんでした。あるとしたら個人差だと思います。
受理! すると……
面談も終わり、書類も受理されました。
「これから何が起こるんですか?」
と聞くと、丁寧に教えてくれました。まずは教習資格認定申請をすると、同居人・近所の住人に聞き込みが入ります。
いわゆる警察による身辺調査というやつです。会社員だと、会社への連絡もあるのかも。わたしは会社に属していないので、そういう話はありませんでした。
身辺調査が終わると、連絡が来て、教習用の火薬購入の申請などが始まります。
身辺調査は30日くらいかかると思う、とも言われました。
とうわけで、銃所持許可への手続きは30日ほど休憩です。
ふぅ……。
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