YouTube『The Deer Society』ストーリー重視のハンティングドキュメンタリー
狩猟系のYouTubeチャンネルもいろいろあって、それぞれ趣向を凝らしているものです。
今日ご紹介する『The Deer Society』は、もちろん狩猟ドキュメンタリーなのですが、ストーリー性を重視して編集されていて、それこそテレビを見ているようなおもしろさがあります。
『The Deer Society』
下記がこのチャンネルのイントロ動画です。短い動画ですが、雰囲気が伝わるかもしれません。
このチャンネルの動画がおもしろいのは、「番組としてしっかり作り込まれている」ということです。
「獲れても獲れなくても、そのまま動画にする」というチャンネルもあります。それはそれでわたしは好きで、テレビにはできないYouTubeならではの動画コンテンツだと思っています。一方、The Deer Societyはテレビのように作り込まれていて、きっちりストーリーを持って編集されています。
どういう鹿を狙っていて、どういう方針で狩るか? そういう猟の組み立てから動画にしてくれています。それも多くの動画の中では「鹿を獲る」でもなく、「雄鹿を獲る」でもなく、「あの雄鹿を獲る」といったように、特定の1頭に狙い定めて狩りに行くことが多いです。
いくつか動画を見ていきましょう。
The Story of Mr. Maybe – A 228″ Legend
この動画のストーリーは2008年から始まります。動画に登場するヒゲのハンターがセットしたトレイルカメラに、1頭の雄ジカが映ります。そいつは2年後の2010年に改めて登場します。
ハンターは、この雄ジカをMr. Maybeと名付け、獲るための情報収集を開始します。どこで寝ていて、どういう性格で、どういう行動パターンを持っているか?
この動画を見ていて、まるで小説のようだと思いました。因縁の獲物を探し、そいつに狙いを定めて獲りに行く。そんなことが本当に可能なんだろうかとさえ思いました。
さて、このMr. Maybe。とっても攻撃的な性格。そこで鹿笛で呼ぼうとしますが、警戒心が強いのか、まったく来ない。ハンター曰く「これだけの雄ジカだから、この地域での自分立ち位置を良く理解していて、近くに他の雄ジカがいないことは分かってるんだろう」とのこと。
結局獲れなかった。そこで戦略を立て直し、再挑戦します。それがこの動画のメインストーリーです。
このヒゲのハンター。最後に男泣きします。ぜひご覧ください。
The 300″ Buck – #2 All-Time World Record
こちらも巨大な雄ジカのハンティングです。友だちのハンターが大きな雄ジカの撮影に成功します。それを見て、気になっていましたが、なかなか出会うことができません。
そしてこの雄ジカについて研究するわけです。そして1つの結論に辿り着きます。この雄ジカは天候が悪い時しか姿を現さないと言います。そして2年の追跡の末、天候、時期、戦略を立て、挑みます。
結末は動画で。
とまぁ、こういう具合
とまぁ、こういう具合なんですよ。特定の鹿に狙いを定めて、それを追跡する動画が多いようです。
まるでドラマを見ているような気持ちになります。
また、これらの動画を見れば分かる通り、ボウハンティング(弓矢)が多いようですね。そのため鹿が本当に近くまで寄ってくる映像を見ることができます。これがまた迫力なんですね。
ストーリー重視ということで、どうしても英語が多い動画になりますが、完璧に理解できなくても楽しめるんじゃないでしょうか。
わたしは猟期直前のもどかしい時期にこのチャンネルの動画を漁ってましたね〜。
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