過去最高の猟場歩き、初めて「狙って出会えた日」でした

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これまで何度も猟場歩きをしてきましたが、基本的に獲物との出会いは運任せでした。自分なりに出会える確率を上げる努力はしていたつもりでしたが、結局は予想外のタイミングでシカに遭遇し、「え? そこにいたの!?」って驚かされるばかり……。

でも今日は違いました。

シカがいるとしたら……、と考え、実際にそこに行き、計画通りに出会えちゃいました。

その辺も含め、本日の猟場歩きの様子をご覧ください。

最後のオチも……。

今日のテーマ

猟場歩きをするときはいつも何かテーマを持って行くようにしています。今日のテーマは

  • スパイク長靴のお試し
  • 狩猟で使うつもりのザックのお試し
  • シカがいる場所を当てる!

スパイク長靴とザックについてはまた別の機会にご紹介したいと思っています。今日の記事は「シカのいる場所を当てる」という1点に絞りますね。

仮説

最近、猟場歩きをしていてシカと出会う場所を振り返ってみました。いろんなパターンはありましたが、下記の条件に合う場所は遭遇率が高かった気がします。

  • 尾根上のピークから1歩降りたところ
  • 近くに茂みがある
  • 視界が開けている

という場所。

わたしの行く山域の尾根に上がるためには、どうしても結構急な斜面を登らないといけません。しかし登ってしまえば、密度薄めの針葉樹林帯になり、パーッと視界が開けます。そのエリアで出会うことが多いんですね。

とはいえ、視界が開けた場所にシカが突っ立っているわけではなく、その開けたエリアの端の方、つまり危険が迫ったらパッと茂みに飛び込める場所にいる印象がありました。それも急斜面ギリギリの場所。逃げるときは急斜面をサッと降りて、茂みに入り、一気に逃げていくことが多かったです。

地図上でその条件に合いそうな場所を探してから出発です。

最初はなにもない……

登り初めて40分ほどはなにもいませんし、新しい獣の痕跡も見つかりませんでした。

しばらく登ってようやく見つけたのはこれ。

寝屋らしきもの

これ、寝屋ってやつでしょうか? 確信はありませんが、中に足跡はいくつもありました。

やっぱりこういう獣の気配を感じる瞬間ってテンションが上がりますね。

このあと一気に斜面の傾斜がきつくなり、両手を使ってよじ登るような状態になります。もちろん地形図を見ていたので、予定通り。

傾斜を登りきった途端……

鮮度の高い糞

きつい傾斜を登りきった途端、鮮度の高い糞を発見しました。上の写真は一例ですが、他にもいくつもいくつも……。足跡も新しいものが右へ左へと走っています。

「予定通り!」

この時は、もうこれで満足っていうくらいテンションが上がりました。地形図を見て、「この辺にいる気がする」と狙いを定めて登ってきた場所です。そこにちょっと前まで動物がいたとなれば、嬉しくないわけがない……でしょう?

周りを見て、事前に考えていたとおり鹿が身を隠せそうな茂みを探します。

「あっちかな?」

とよさげな場所を発見。少し歩くとまさにそっちに向かう獣道を発見。できたてほやほやの足跡もありました。足跡を見て「これは何時間前だ」とか、そんなことはわかりませんが、「これはめっちゃ新しい!」ってことは条件が良ければわかります(分からないときも多いですが)。

いるかな〜? いた!!

やっと撮れたシカ。もっとはっきり撮りたかったのですが、これが限界でした。

上の写真にシカが映っています。赤丸の中ですね。

このとき、「シカ、いるかな〜」ってな具合にジーッとこのエリアを見ていました。

「そんな簡単に見つからないか……」と諦めかけたとき、「あれ? あれはシカ?」シカっぽいものを発見。目を凝らした途端、シカが走り始めました。

慌ててカメラを持ち上げて、ファインダーを覗きもせず数回シャッターを切ります。フォーカスが合うのに手間取り、撮れたのは上の写真。心霊写真を探すような気分でシカを探しました。

2段くらい角があるオスでした。

大満足、あとは昼食。

さて、ひとまずシカに出会えたし、今日はそんなに長時間歩くつもりはなかったので、尾根上の開けた場所でお昼にします。

ザーッと周りを見て、快適そうな場所を探します。

「あの古い切り株は座り心地が良さそう」

という場所を見つけて歩み寄ると……。

シカの糞!

その周りを見るとシカの糞だらけ。それも新しい。

「さっきのシカか!?」

パッパッと糞を払って、この切り株に座ります。ザックを開いて、力が抜けました。

「買ってきた昼食を忘れた!!!!」

信じられますか? お昼ごはんを忘れてきたんですよ。お昼ごはんを忘れて山に入るなんて初めてだと思います。疲れて、空腹で……、お昼ごはんを楽しみにここまで歩いてきたというのに……。

非常食のつもりで持ってきていたチョコレートがあったので、それをいくつか口に放り込み、水を飲んで空腹をごまかします。

下山

もう戦意喪失。本当は帰りもゆっくり獲物探しをしながら下山するつもりでしたが、シャリ切れすると辛いのでサッサと降りちゃいました。

降りたところに沢があるので、足を冷やして最後の休憩です。

男の足なんか晒してすいません。

いや〜、こうやって動物探しながら歩く喜びを知ったら普通の登山はしなくなっちゃうなぁ。

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コメント

  1. 因島のトラ より:

    忘れ物は良くあります。

    獲物を見つけて、弾を込めようとして、忘れてきた~あ。

    弾を忘れないように何度かチェックして山に付いたら、銃を持ってきてなかった~あぁ。

    1. yamakuji より:

      弾忘れは痛いですね〜。銃忘れは、むしろすがすがしい!
      「準備OK!」と思い込んでいるときほど忘れ物をしてしまいます。何があっても銃と弾だけは忘れないようにしなくちゃ!

      ——というときに限って解体用のナイフを忘れてたりするという……笑

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