どこでも刃物をタッチアップできるビクトリノックスの携帯シャープナーをゲット
短時間の山行ならば気にもなりませんが、1泊を越えるとき、あるいはナイフの使用頻度が高いときなど、刃物の切れ味が落ちる不安ってありませんか?
ちょっと試してみたくて、ビクトリノックスのデュアル・ナイフシャープナーという商品をゲットしたので、箱開けレビューをしてみます。また、最後に、これを買った本当の理由も。
VICTORINOX デュアル・ナイフシャープナー
お値段は1,609円(Amazon価格)。長さは144mm。重さは29g。重さといい、長さといい、ボールペンと同じくらいのサイズ感です。
荷物として嵩張るものでもないので「念のため」荷物の片隅に放り込んでおいても悪くなさそう。
商品を見ていきましょう
こんなパッケージで届きます。
手に持ってみるとサイズ感が伝わりますか? 小さくて良いですね〜。
両端がフタになっていて片方が棒状のシャープナー。もう片方がV字のシャープナーになっています。まずは棒状のシャープナーを見ていきましょう。
棒状のも、V字のもセラミック製です。これで小刃をシャシャッと研げば、切れ味が戻るというわけ。言うまでもありませんが、あくまで現場でサッと切れ味を復活させたいときに使うもので、日常的な研ぎに使うべきではないと(わたしは)思っています。やっぱり砥石で角度を決めて研ぐのが刃物には1番いい気がするから。まぁ、「研ぎ」は宗教的な側面があって、みなさんいろいろ一家言持っていたりしますからね。あんまり深入りしないでおきます。
ちなみにシャープナーの中に縦に溝が入っていますね。これは釣り針を研ぐための形です。釣り人には嬉しいですね〜。これ地味に欲しかった。
で、もう片方のふたを開けるとこの通り、V字のシャープナーがついています。
こちらはフォールディングナイフなんかにはいいですね。
あるいはフラットグラインドで、小刃付けされているナイフなんかには使えると思います。
実は手遊び用だと思っている……
一応、このツールをゲットした表向きの理由は「山の中で、あるいは狩猟で、切れ味の落ちたナイフをタッチアップできるから」です。そこに嘘偽りはないのですが、裏の理由が1つあって、それは山の中の手遊び用。
わたしは性格的に休憩をとるのが下手です。家でも、山でも、純粋に “休む” という行為をあまりしません。必ずなにかをやっていないと落ち着かないんです。それが家ならばいいんです。何かに疲れたら、休憩がてらTwitterを見る、ネットサーフィンをする、本を読む、TVを見る、薪を割る、掃除をする、などなど……やることはいくらでもありますか。ところが山の中だとその選択肢が少し減ります。
たとえば「ちょっと疲れたから休憩」と座るでしょ。水を飲んで、必要なら行動食を食べて、「さぁ、行こう!」とすぐ歩きたくなっちゃう。冗談抜きで1〜2分くらいで行動したくなる。
だから、よくやるのがそのへんの枝を拾って、使いもしないフェザースティックを作ってみたり、トライスティックもどきを作ってみたり(トライスティックについてはこちらを)、手遊びをするんです。そうすると結果的に5分くらい身体を休めることができるというわけ。
一部の人には理解できないようですが(妻がいつも笑ってる)、休憩するためには何かをしないといけないタイプなんです。
で、こういうシャープナーを持っていれば、山の中で暇つぶしにちょっとタッチアップしてみたり、それで切れ味を確かめるために木を削ってみたり、とちょっとした手遊びになるかな〜なんて思ったんです。もちろん、実際に切れ味が落ちたときも使えますしね。
みなさん、どうですか? 山の中での休憩を上手にとれてますか?
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血油で切れ味が落ちてきた時に使ってます。
高級な高硬度鋼材ブレードのナイフ持ってないので助かってます!
自分のナイフの切れ味がどれくらい持つのかわからないですが、持たなくなったらこいつを使ってみたいと思います!