狩猟で使えそうな8倍・30口径くらい・防水の双眼鏡を挙げてみる
少し前にいろんなハンターが使っている双眼鏡を調べて、どういったものを使用しているか調べてみました。
→狩猟家ブロガーのみなさんが使っている双眼鏡から、狩猟用双眼鏡を考える
それに自分の経験を加えて、「もし狩猟用に買うなら8倍・30口径くらい・防水・安い双眼鏡もありかもな」と思うようになりました。
実際にAmazonでこういう双眼鏡を調べてみたので挙げていきます。
欲しい双眼鏡
倍率は8倍。これは定番だからってこともありますが、いま私が使っているのが8×21の双眼鏡でして、倍率の面では不満がないというのが1番の理由です。
また双眼鏡とはべつに、スコープのことを考えたとき、自分は最大でも1-6倍くらいのものを考えており、それよりちょい遠くが見える8倍ってのはちょうどいいかな、なんて思ってます。
で、口径は30か32。今使っているのが21なので、少なくともそれよりは明るくないとイヤです。この上の40口径クラスもありますが、今日は30口径クラスに注目します。
防水ってのは、狩猟では必須かなと思います。
で、お値段ですが、目安として1万円以内くらいが狙い目かな〜、と。良いメーカーの商品だと1万以上が相場のように見えますが、ちょいとランクを落とせば1万円以下でもいろいろあります。狩猟で使う以上、お上品な使い方はできず、どうしても汚すだろうし、ぶつけるだろうし、高価なものを大事に使うより、「壊れたら買い替え!」と割り切れるものがいいんじゃないかな、と思っています。
まぁ、金額に関しては人それぞれお財布事情があるでしょう。
では、目にとまった双眼鏡を一気に挙げていきます。
Kowa 双眼鏡 ポロプリズム式 8倍30口径 YF8x30 YF30-8
Amazon価格:¥8,590
重さ:475g
BNISE® – 8×32 双眼鏡
Amazon価格:¥6,999
重さ:550g
QUNSE ミニ双眼鏡, 8X32
Amazon価格:¥5,859
重さ:440g
SVBONY 双眼鏡 高倍率 8倍
Amazon価格:¥5,990
重さ:?g
MIZAR-TEC 双眼鏡 ダハプリズム式 8倍32ミリ口径
Amazon価格:¥9,986
重さ:595g
いかがでしょうか?
とくに説明もなく、5つの双眼鏡を挙げてみました。これらはどれも8倍・30か32口径・防水です。ただし、防水性能に関してはいろいろ微妙でして、ある商品はスペック欄を見ると「防水:はい」とだけ。その他も「防水性:防水」としか書いてなかったりして、ちゃんとした防水規格として表記してくれていないんですよね。
だからどれくらい劣悪な環境下で絶えられるかはよく分かりません。
そのあたりも安さの所以だったりして……と勘ぐってしまいます。
また、結局は自分で覗いてみないことには結論を出しにくいのも事実。なにしろスペックが同じでも、メーカーによって見え方が違ってきたりするので、こればかりは自分で確認するしかありません。
とはいえ、ひとつ目安になりそうなのは使用者のレビュー。今日挙げた5つの中で、圧倒的レビューを得ているのは1つ目のKOWA YF8x30です。他の商品が0〜5件しかレビューがない中、73件もあり、そのうえで4.5点(5点満点)を獲得しています。
わたしがネットで買うならこれですね。レビューは馬鹿正直に信じないタイプですが、迷ったら頼れるのも事実。
ちょっと高価なものに目を向けてみる
1万以内という条件下ではKOWA YF8x30がいいと思うのですが、1万円台のものも考えると、グッと選択肢が広がり、魅力的な双眼鏡が見えてきます。
Nikon 双眼鏡 プロスタッフ 7S 8×30 ダハプリズム式 8倍30口径 PS7S8X30
Amazon価格:¥16,280
重さ:415g
Vixen 双眼鏡 アスコットZRシリーズ アスコットZR8×32WP(W)
Amazon価格:¥14,898
重さ:830g
Vixen 双眼鏡 フォレスタZRシリーズ フォレスタZR8×32WP 14501-0
Amazon価格:¥10,998
重さ:695g
RICOH PENTAX 8倍30mm
Amazon価格:¥12,780
重さ:458g
1万円台も魅力的
とまぁ、1万円台のものもいくつか見てみると、急によく知ったメーカーの名前が出てきます。Nikon/RICOHあたりはみなさんご存じでしょうけれど、Vixenもちゃんとした光学機器メーカーです。
そのあたりの有名メーカーのエントリーモデルが1万円台前半くらいで手に入ると思うと、魅力的ですよね〜。
とくにVixenのZR8x32WP(¥10,998)なんて、ほとんど1万円以内と言ってもいい価格帯。ただ気になるのは重量。695gってのは他のモデルと比べて、ちょい重め。500gを切るものがザラにある中での約700g。これをどう考えるかは悩むところです。双眼鏡単体として考えるなら、価格・性能面で、わたしはこれを選びそうな気がします。重さだけがネック。
またNIKONの8×30も魅力ですよね〜。重さも415gということで、申し分なし。価格だけは1.6万円ということで、今日挙げた中では最高額。ただし、双眼鏡業界の相場から見れば、これも「比較的安め」と言っていい価格帯です。
ここまで見てきて、今日挙げた全体の中で言うなら、KOWA YF8x30(¥8,590)・Vixen ZR8x32WP(¥10,998)・NIKON プロスタッフ8×30の3つが気になりましたね〜。重さだけ許せるなら、Vixenかな〜。うーん。
ちなみに。
この記事を書きつつ、Twitterで双眼鏡のことを呟いていたら『朝晩などの薄暗い時や悪天候時にも使うなら、絶対的に40以上あった方が良いです。明るさがダンチです。』というご意見もいただきました。当然大きく・重くなるので、悩ましい所ではありますが、一考の余地ありですね。
というわけで、明日の記事で40口径クラスを見ていきたいと思います。
みなさんはどう思いますか?
また、おもしろいと思ったらこちらをクリックしていただけると、ランキングが上がります。応援のつもりでお願いします。
ブログ村へ
山でハンターが使う双眼鏡は、8倍×対物レンズ口径30~35㎜がベストです。
出来れば防水で、中に乾燥したチッソが封入されている物。
又は、上記性能の単眼鏡。
これ以上の倍率では、手持ちでぶれて観辛くなります。
口径がこれ以下になると暗くなり瞳径が小さくなり使いにくくなります。
口径が大きくなると見え易くなりますが、重くなります。
双眼鏡は衝撃を与えると光軸が狂って観辛くなるので、メーカーで調整が必要となります。
単眼鏡は軽いし光軸の狂いもあまり気になりませんが、視野が狭くなります。
山で使う双眼鏡は7×30で、安くて軽く光軸があっている物を使い捨てるのが良いと思います。
海上の船で使うには、7倍×50㎜がベストです。
最近の防振双眼鏡は考慮していませんが、7万円以上します。
双眼鏡の世界も百人百用で、いろんな考え方の方がいますね。
いろいろ見ている限り、本州では8×30〜35が定番なのは間違いなさそうですね。軽量だし、十分に見えるし。
じつはわたし、この記事を書いてしばらくしてから、悩んだ末、双眼鏡を買いました。そのうち紹介記事などは書きますが、8×42という比較的大口径寄りのモデルです。
ちょいと重くて大きいのですが、双眼鏡で動物・鳥を観察するのが楽しくなってしまったので、趣味も兼ねて買っちゃいました。
人より重いかもしれませんが、若いので体力つけてがんばります笑。
謀臣双眼鏡はキャノンから出てますね。気になりますが、予算オーバーなので見ないこととしました。