狩猟でもクレーでも使える? 高性能っぽい耳栓SurefireのEP7を購入

最終更新日

「耳栓が欲しいなぁ」と最初に思ったのは、そろそろ始まる狩猟のことを考えていたとき。

狩猟では動物の音を聞きたいから、イヤマフをするのは嫌。かといって、たとえ1発2発だとしても、あの爆音を耳元で聞くのもちょっと……。

考えた末に「耳栓を右の耳だけにしていればいいんじゃね?」という考えに行き着いたわけです。で、購入した商品 Surefire EP7 Sonic Defenders Ultra をご紹介します。

Surefire EP7 Sonic Defenders

この商品を知ったのは、サツマ火薬さんの動画でした。この2つの動画でわたしの言いたいことはすべて言ってくれている気がします……。

こちらの動画のコメント欄を見ると、この耳栓は米軍でも使われているとも言われており、他の耳栓よりも少し高価な分だけ性能は良さそうですね。

個人的にはそんなことよりも、サツマ火薬さんが実際にクレーで使われているということで信頼を感じました。こういう業界の人が使っているというのはやっぱりいいですね。

 

箱開けしましょう

こんなパッケージで届きました。さつま火薬さんの見せているパッケージとは異なりますね。新しいとか、古いとか、そういうことかもしれません。でもちゃんと28dBカットは謳われています。また、右側に記号で表記されているのが、メーカーが想定している用途なのですが、コンサートや飛行機と並んで、ちゃんと “狩猟” も入っています。

なんか日本だと「狩猟のためにも使えるよ」とはっきり書いてあることが少ないので新鮮な気がします。

Surefire EP7

開けてみると耳栓はこんな感じ。使い方を知らないと、ちょっと不思議な形状です。一瞬「耳掛け式?」と思ってしまいますが、ちょっと違います。使い方は先ほどのさつま火薬さんの動画(2つ目)をご覧ください。

 

で、付属のケースを開けると……

予備のパーツや左右の耳栓を繋ぐ紐なんかが入っています。常に両耳につける人であれば、紐をつけておくことで紛失防止になるかもしれません。ただ、片耳だけ使う場合は不要。

 

使い心地

さっそく装着してみます。すると、これがかなり良い! この耳栓は2段階の使い方があります。耳栓に付いている小さな穴を埋めれば「全力カット」、開けておけば「話し声などは聞こえるけど、大きな音はカット」となります。

狩猟であれば、動物の音は聞きたいわけですし、この穴を開けて使うのがいいのかな?

 

クレーには確実にいい!

狩猟でどう活躍するかは未知数ですが、クレー射撃に関してはかなり使えると思いますよ。

スラッグと違い、クレー射撃の音はそこまでひどくありません。この耳栓で十分防げる気がします。とくにスキートのように銃を動かす競技だとイヤマフが邪魔に感じることもありますからね。

また他の射手と雑談することも多く、そういう意味でもつけっぱなしで会話できそうなこいつは魅力的です。なにより涼しいのが良いですね。イヤマフつけてると汗かいてしまうから……。

 

いい買い物でした

実はわたし、音に敏感でして、大きな音を聞くのが嫌いです。昔からバンドのライブを見るのが好きでしたが、あんまり大音量だと長時間絶えられません。

クレーの時はイヤマフをしているのでいいですが、スラッグの場合(特に室内で撃つ場合)は音のでかさに閉口し、耳栓+イヤマフをしていました。

そういう場面でもこいつなら使えるのが嬉しいですね。

 

実はこの商品を手に入れたことをTwitterで呟いたところ、何人もの人が「自分も使ってる」というリプライをくれました。みなさんクレーで使っているようですね。

みなさんに聞くと、やっぱり「狩猟では使わない」という意見が多数。しかし数を撃つような狩猟、たとえばカモ撃ちなんかではやっぱり耳栓した方がいいという意見もあります。ましてや鳥家撃ちのように、閉ざされた場所で撃つときはあった方がいいとも。わたしは父とカモ撃ち・鳥家撃ちをする可能性があるので、そのときは活躍してくれそうです。

大物猟で使うかどうかはやりながら考えます。巻き狩りの時は使わない気がします。でも単独の時は右耳だけにしておこうかな、と今でも思ったりします。軽いものなんで、とりあえず持って行って、いろいろ試してみようかと。結局、動物の物音が聞こえないことを不満に思う未来が想像できます。

そういう模索も楽しんでいきますよ。


また、おもしろいと思ったらこちらをクリックしていただけると、ランキングが上がります。応援のつもりでお願いします。
ブログ村へ
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ


狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

シェアする