狩猟で便利そうなモーリベストについて調べてみた

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山にも行けず、釣りもできず、射撃にも行けない日、狩猟について考えるのが楽しみになっています。

中でも最近の(楽しい)悩みはベストについて、猟友会ベストでもいいのでしょうけれど、やっぱりこういうアイテムで遊んでみるのも楽しみのひとつだと思うんです。

というわけで、わたしが気になっているモーリベストについて調べてみたので、ザッとまとめてみました。

何も結論はありませんが、悩む過程をご覧ください。

モーリベストが便利そう

“モーリ(MOLLE)” という言葉をご存じでしょうか?

ミリタリー系に興味がある人はご存じかもしれませんね。わたしはちょっと前まで知りませんでした。

モーリとは、ザックやベストなんかをカスタマイズできるようにするための仕様のことを言います。簡単に言えばレゴのようなもの。レゴって共通した凸凹ががあるおかげで、自由自在にブロックとブロックを組み合わせることができますね。

モーリ採用の道具を使うと、大きなバッグに小さいポーチを装着したり、ベストに自由自在に大小のポーチをつけたりすることができます。

たとえば兵士はみんな同じ荷物を持っているわけではありませんよね? わたしはよく知りませんが、救急担当の人と、銃を持って最前線で戦う人の荷物が違うことは容易に想像できます。モーリを採用することで、各兵士にあったベストが作れる、というわけです。

当然このモーリは軍隊だけじゃない

このモーリというシステムは、つまるところ「カスタマイズ可能な収納道具」というわけ。

つまり軍隊だけじゃなくて、山に行く人にも役立つシステムだと思うのです。

ちょっとイメージしづらいという人のために、こちらをご覧ください。Duty Apparel社のハンティングベストです。モーリを採用しています。

AEG Hunters Shopより

写真左のベストを見ると、ポケットもなにもない状態です。これがモーリシステムの “親” にあたります。中央と右の写真を見ると、そのベストにいろんな収納ポーチが付いています。これらが “子” 。

こんな具合に、自分に合ったベストを作れるのがモーリベストの魅力です。

わたしは何事においても「カスタマイズ大好き」な人間です。カスタマイズが趣味とさえ言えます。たとえばパソコンやスマホに新しいアプリをインストールすると、まずそのアプリの設定を見て、どんなカスタマイズができるか見てしまうタイプです。

そんなわたしにとって、このモーリシステムはかなり魅力的なのです。

ちなみにモーリシステムについてもっと知りたい人はこれらのサイトをご覧ください。

どのベストがいいのか?

狩猟用に使うことを考えています。

モーリベストの多くはミリタリー系のアイテムとして販売されており、迷彩色や緑・紺といった地味な色のものばかり。狩猟で推奨されるようなオレンジのモーリベストはあまり多くありません。

そこで2つの方針が考えられます。

  1. 数少ないオレンジのモーリベストを使う
  2. 地味なモーリベストを使い、ジャケットをオレンジにする

もちろん、狩猟でオレンジを着ていなければならないという法律はありませんので、迷彩服に迷彩ベストという選択肢もありますが、わたしはやっぱり最低限の誤射防止策を講じておくことにしますので、上記2つから考えています。

2であれば、選択肢も多いのですが、1だと実質3種類しかないのが実情のようです。

また、ベストに注目すると2の方が選択肢が多く魅力的に思えますが、その分「ジャケットはオレンジでなければならない」という制限がついて回ります。たとえば「普段はオレンジのアウターを着ているけど、今日は暖かいので薄着で行きたい。だけど涼しいオレンジの服がない」なんてこともあるでしょう。

その点、ベストがオレンジならば、服がどう変わってもいいという自由があります。

オレンジモーリベストを探してみる

さっそくですが、わたしが見つけられたオレンジのモーリベストをご紹介します。

Duty Apparel | AEG Hunter Shop

Duty Apparel | AEG Hunter Shop

こちらはさきほど例としてご紹介したベストです。

AEG Hunters Shopより

AEG Hunters Shopより

カナダのアパレルブランドで、使っている人も多そう。ちょっと探してみたら、Guns & Shooting誌にも1人使っている人がいました。雑誌だと猟友会ベストが大多数なので、そんな中に1人いるというのは「多い」と言えると思います。

Canada Hunt Gear

Canada Hunt Gear 9pc. Package Deal

Canada Hunt Gearより

Canada Hunt Gearより

こちらはなんとベストとよく使われるポーチ8個がついたセットです。値段的には圧倒的に安いですね。最初からポーチ類が付いてくるので、物足りないときだけ買い足せばいいという考え方です。

Tactical Tailor Hunting Vest

Tactical Tailor Hunting Vest

Aggressor Groupより

こちらはその社名の通り、ミリ系のメーカーのようですね。そんな中、ハンティング用にこのようなブレイズオレンジのベストを販売しているようです。

実質3つか?

わたしが探した範囲だと、この3つがオレンジ系のモーリベストですね。他にもあれば教えていただきたいです。

さて、この中でどれを選ぶか? かなり難しいところです。というのも実物を触れるわけでもなく、使っている人が周りにいるわけでもなく、ネットでのレビューもあんまりないからです。

どういう観点で選ぶか? フィット感や素材感が重要な気がしますが、触れないので判断が難しいところ。モーリ装着部分の面積の大小もありますね。Duty Apparelは装着面積が広く、Canada Hunt Gearは狭い印象です。

わたしなりに考えていることをまとめてみます。すべて妄想・想像なので、間違えているかもしれませんし、明日には考えが変わっているかもしれません。軽く読んでください。とにかくこれが今、わたしが考えていることのまとめです。

<いま考えていること>

まず、Canada Hunt Gearはなんとなく素材がペラペラしていそうでちょっとイヤかな、と。またモーリ装着用のベルト部分も、ちょっとヤワな感じがしませんか? 写真の印象だけなので、間違っているかもしれませんが……。

ただ、この3つの中では圧倒的に安いんです。8つのポーチが付いて約$150。ベスト単体で約$75。ベスト単体で1万を切るのはこれだけ。安い分、それなりの作りなのかな? と想像してしまいます(輸入コストがかかるので、あんまり安くならないかもしれませんし、他の商品との正当な値段比較ではありません。ご了承を)。

値段をついでに紹介しておくと、Duty ApparelがAEG Hunter Shopで¥14,980。Tactical Tailorは先ほど紹介したサイトで¥33,480。たまたまかもしれませんが、3つの値段がちょうど倍々になっています($75、¥14,980、¥33,480って具合に……)。かなり開きがありますね。

で、Duty ApparelとTactical Tailorを見比べると、Tac-tの方がより立体的な構造になっているようです。モーリのベルトを見ると分かりますが、Tac-tの上3段のベルトと下4段のベルトが分かれていることが分かると思います(僅かに傾いているように見えますし、そうでなくてもベルトの位置がずれているので、上下のベルトを繋げて使うことはできない構造です)。

つまり、胸のあたりと腹回りには別々にポーチをつけることが前提になっています。想像ですが、動きやすさを考えてのことだろうと思われます。タクティカルというジャンルで鍛えられた気配を感じます。

かといってDuty Apparerlが劣っているかというと、そういうわけでもないように思います。これを着ている人の写真を見たことがありますが、けっこういい感じのフィット感で、見た目にも硬派な印象。そしてTac-tに比べて安い。

個人的にはDuty ApparelとTactical Tailorはどっちも好きですね。安ければTac-tを選ぶかもしれませんが、ちょっと高いのが悩みどころ。

 

収納力アップのために

ちなみに、「ベストだけじゃ収納不足」という場合もあると思います。単独で、長く山を歩く場合、もう少し荷物が増えることもあるでしょう。そんな人にはいくつかアイディアがあります。

収納力向上策1:Duty Apparel Versapack

ひとつはDuty Apparelが出している大型のポーチを活用すること。

Duty Apparel Versapack

このDuty Apparel Versapackという商品、けっこうな収納力に見えます。解体用の道具や昼食くらい楽勝でしょう。

収納力向上策2:ザックを使う

もう1つの方法は背中にザックを背負うか、ベスト自体にザックを取り付けるという方法。これはTwitterでいつも見ているリロさんがとっている方法です。下記のページで写真を見ることができます。

今年持っていってたモノリスト|ハイキングハンティング.txt

ザックをベストに取り付けてしまうことで、肩ひもを省略できるわけですね。肩ひもがあると、銃を構えるのにも邪魔になりますからね。いいアイディアです。

収納力向上策3:ウエストポーチをベストに取り付ける

リロさんのアイディアとDuty Apparel Versapackを見て、1つ思い浮かんだのは、普通のウエストポーチをベストに取り付けるという方法。

ウエストポーチの中でも腰紐を取り外せるタイプであることが必須です。いわゆる「ウエストポーチとしても、肩掛けバッグとしても使える2wayバッグ」ならOKかと。その状態でベストにくっつけてしまえば、その重さを身体全体で支えられます。要するに先ほどのDuty Apparel Versapackと同じ発想ですね。これなら選択肢は多いので良さそうな気がしています。

たとえばテキトーにAmazonで検索してみたら、こんな商品が見つかります。

あたりはいかがでしょうね? とくに3つ目はMOLLEベストに取り付けられることが売りになっています(その他2つはうまく装着できるか分かりません)。

なにしろ安いです。だって、Duty Apparel Versapackは日本で買うと1万以上しますから。。それに比べて上の3つはどれも数千円という範囲。

こういうベスト+収納力のあるウエストポーチっていうスタイルはなんだかそそられます。MOLLE対応ポーチなら、さらにMOLLEポーチをつけることができるわけで、拡張性もあります。

参考になりそうな動画をいくつか

さて、こういうハンティングモーリベストについての動画というのはあまり多くありません。

いくつか見つけたので、参考までにリンクを張っておきますので、ご覧ください。こんなのを見ながら悩んでみるのもいいですよ。

ぜひみなさんのベストに関するこだわりも教えてください。

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コメント

  1. YuTLR より:

    こんにちは!
    モールいいですよね、自分も自衛隊時代によくお世話になりました。

    ポーチアタッチメントラダーシステム(PALS)は最近ではいろんな物に採用されて、狩猟でも使われていますし、自分のグループの勢子長さんもDuty Apparelの物を使用されています。

    モールはいろいろ便利ですが、付ける物や位置により射撃がやりずらくなったり、屈みずらくなったりするので、工夫されてみて下さいね!

    ちなみに自分は過去の経験で、腹周りに装備が付くと藪こぎしにくかったので、PALSは使用しませんでした。

    と言っても猟友会のベストは自分にはブカブカ過ぎたので、また違ったオレンジベストを着ています(笑)

    1. yamakuji より:

      やっぱりDuty Apparelは使われているんですね。品質も良さそうなんで気になってます。
      「モールはなんでもつけられる」といって、ごてごてとポーチを増やすと結局動きにくくなるだろうな、とは思ってました。適切なものを、適切な場所に取り付けないと、荷物お化けみたいになりそうですもんね。
      経験者の意見はすごく参考になります。
      またお願いします。

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