じつは弱い気持ちを、攻める気持ちが押さえ込んでいたんだなァ
日中に3時間弱の自由時間。予報は雨。
読書? 否、本なら夜でも読める。昼寝? 悪くないけど、もったいない。やはり山に行かねばならぬ。
猟期が近いこともあり、山通いの機会はとても貴重だ。この時期に限らず隙あらば山に通っているが、それでも猟期直前のこの時期の山の動向を見ることはとても重要なのだ。
ところが……。
雨? 関係ないね
ぼくは雨でも山に行く。そのことはこちらの記事で書いた。
もちろん雨なら雨なりの場所に行くし、無理をするわけではない。雨だって自然の一部だから、自然を求めながら雨だけ拒絶することに矛盾を感じるから、雨でも外にいたいと思っている。
さて、本日の予報は雨。「雨でも行くよ」と妻に伝え山道具を手に家を出た。
かかってくる電話
さて、その頃1本の電話がかかってくる。
「ちょっと今から来て欲しいんだ」
聞けばたしかに行かねばならない事情。たいした寄り道でもないので、山道具を車に積んだままその人に会いに行った。そこで話をしていると、連鎖的に「あそこにも行った方がいい」と別の用事を申し渡される。
なるほどたしかに行った方がいい。でも、さすがにそこに寄り道していたら山に行く時間がなくなる。
山を優先するか、別件の用事を優先するか……。雨が一層強くなる。まさにバケツをひっくり返したような土砂降りで、車の中にいると雨音のせいで電話ができないほど。
「それでも、もちろん山でしょ」
と心の中で言いながら、車は別件の用事がある場所へと向かっていた。
ちょっとした安堵
霧雨くらいならともかく、やっぱりひどい雨になると億劫な気持ちもある。それでも負けん気が強くて、やりたいことはぜったいやるっていう頑固な所もあって、なんとかして自分のやりたいことをやろうとする気持ちがある。
でもね、こうして「行けない理由」が降って湧いてくると「あ〜あ、仕方ないよね〜」と言いながらも行かずに済ませることができる安堵の気持ちも湧いてくる。
所詮そんなもんだ。
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