初めての鳥家撃ちに挑戦したら、なんだか猟の常識が変わった気がした

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先日、初めてカモの鳥家撃ちに挑戦してきました。なんだかわたしがこれまでやってきた猟と全然違うおもしろさでした。

鳥家撃ちとは?

カモ猟の一種で、湖や川のほとりにカモフラージュ用に建てた小屋の中で飛んでくるカモを待つスタイルの猟です。

ザックリ言えば「カモの待ち伏せ猟」と言っていいと思います。

これってだれにでもできる猟ではないんです。というのも、勝手に小屋を建てるわけにはいかないわけですからね。詳しくは知りませんが、権利関係があり、正当な許可がないと建てられません。

今回は長くそこで鳥家撃ちをしている人に誘ってもらった次第です。

あ、カッチリした小屋ではなく、湖畔にテントを建ててやるならだれでもできそうですね。興味があればぜひ。

初めての鳥家

上の写真にある小屋が見えますか?

よく見れば竹で枠組みが作られているのがわかるはず。

よくできた小屋ですね〜。

また、小屋の中はどうなっているかというと——

パイプ椅子に、ガスコンロに、ヒーター……。超快適。

到着は日の出前でした。

さて、時間は遡り。小屋に到着したのは夜明け前。日が昇る前に準備があります。

ヘッデンをつけて湖に入っている人が見えますか? そう、デコイを並べています。

こんな白鳥のデコイもあるんですね。もちろん白鳥は獲りませんが、カモを呼ぶのに効果があるんだとか。

並べたデコイは陸から見るとこんな感じに見えます。

ほら、白鳥も見えますね。その右にカモの群れが見えますが、それもデコイです。

準備完了、あとはカモを待つのみ……

デコイを並べたら、あとは小屋に入りカモが飛んでくるのを待つばかりです。

じつは日の出前からホシハジロの群れがいました。射程距離のちょっと外側くらいに十羽ほどのホシハジロ。1番獲りたいカモではないものの、1羽くらい獲りたいと思っているのですが、このホシハジロがまーーーーったく寄ってこない。右へ左へと群れが移動するのですが、まったく近寄らない。射程の外側をうろちょろするばかり……。

潜って餌をとるホシハジロを延々と双眼鏡で眺めていましたね……。

結局このホシハジロの群れは、わたしたちが帰宅するときまで、そこにいました。笑

で——近寄ってくるのはカイツブリとオオバン。どちらも寄ってきては去っていくのを繰り返します。

カモの群れも稀に飛んでくるのですが、射程外にいるホシハジロの群れの近くに着水してしまい、どうにも歯痒い展開。

コガモ!!!!

そんなもどかしい時間を過ごしていたとき、ばっちり射程距離にコガモが着水しました。

わたしたちはお互い顔を見合わせます。

「こっちからは手前の茂みのせいで撃てないんだよ。そっちからは?」
「こっちも微妙な感じ……」

なんとも微妙な場所に降りたコガモ。

「ちょっと小屋から出て撃てる場所に移動する」

なんて言っていたら飛んでしまいました。ショートステイのコガモでした。

でも、快適

ひたすら待ちの猟ですが、これがものすごい快適です。

なにしろガスコンロがあるので、コーヒー淹れたり、お茶にしたり、コンビニで買った干しホタルイカを炙って食べたり、カップ麺を食べたり……、ピクニック気分です。

おやつもふんだんに柿の種だとか、甘いチョコであったりとか、食べ放題。

疲れたら仲間とだべっていれば良いし、なんにも苦痛のない猟のスタイルです。

休んでいて、カモが飛んでいるのが見えたらカモ笛で呼び寄せます。必ず来るというものではないですが、“待ち” の猟の中にある、数少ない “攻め” の要素なのでおもしろいです。

あえて言うと、とにかく待ちのスタイルなので、攻めたいタイプの人はもどかしくなるかもしれません。

——というのも、わたしがそういうタイプなんですよね。ジーッと待つのも嫌いじゃないものの、「風が出てきたから湾になっている場所とか小川に避難しているのでは?」などと考え、実際に行って確かめたくなるんですよ。

1回やっただけの直感ですが、鳥家撃ちは罠猟に近いのかもしれないと感じました。カモのデコイやカモ笛などを使ってカモを呼び寄せ、射程に着水させる。その直前に撃つ……というわけです。

デコイなどを並べたら、自分の仕掛けが正しかったことを信じてジッと待つ。やはり罠的な要素を感じます。

毎日やりたいわけではないですが、時々やるなら最高に楽しいなぁ。気の合う仲間数人で茶でも飲みながらカモを待つのも一興でしょうよ。

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