欲しかった戦闘飯ごう2型をゲットしたのでご紹介
みなさんは飯ごうを使いますか?
最近は丸形のコッヘルやメスティンのような四角いのが主流かな、と思います。わたしもご多分に漏れず丸形を愛用しているので、その気持ちはよーく分かるのですが、マメ型の飯ごうにも魅力を感じるのです。
でもね……
飯ごうって好きだけど大きいのよ
単純に理屈抜きに飯ごうって物が好きです。
なんかすり込まれたイメージなのかもしれないど、焚火に合う鍋はやっぱり飯ごうです(ビリー缶も良いよね、わかるわかる)。
でもちょっと大きいんですよ。いわゆるこういうやつ。
4合炊きです。米を炊くにもソロだとちょっと大きい。汁ものを作るにもちょっと大きい。まぁ何を作るか次第ではあるんですけどね……。たとえばチビチビと夜通し鍋を楽しむときなんかは悪くないサイズだし、米を炊いて夕飯+翌朝の朝食+昼食など一気に炊きたいときは便利です。
でも純粋に1食分だけ作りたいとき、しかもサクッと何かを作って、食べて、行動を再開したいとき……、ちょっと大きく感じるんですよ。ザックの中でもスペースを食うし……。もちろん中にいろいろ詰めて効率化は考えるんですけどね。
戦闘飯ごう2型
そんな中、たまたまネットで見かけたのが戦闘飯ごう2型というものでした。背丈の小さい飯ごうなのです。
どうしても欲しかったのですがプレミア価格が付いていて高い。そんな中「知り合いが持ってるよ」という情報を頂きまして、その方のご厚意でいただいていしまったわけです。ありがたい。本当にありがたい。
戦闘飯ごう2型ってのはひとまわり小さい飯ごうなのです。想像も含みますが、その名前から考えれば「前線で最小限の荷物で行動する人が持つ飯ごう」というイメージでしょうか。
(元自衛隊のお友だち曰く、実際にはこれで調理をするのではなく、食べるためのお皿として使うのが一般的らしいです)
単独忍び猟をやるぼくにはなんかとっても惹かれる設計思想ですね。
なにはともあれ、超かわいくないですか?
缶ビール(500ml)と比較するとこんな感じ。大ぶりなお弁当箱みたいでしょ。
分解するとこう。普通の飯ごうと構造はまったく同じです。メインの鍋があって、中皿があって、フライパン的な蓋がある、と。
容量はすり切りいっぱいで、メインの鍋が約1リットル、フタが600ml。実際に調理する上ではそんなすり切りじゃムリなので、7割くらいで700mlと400mlくらいですね。
炊飯はもちろんだけど、ラーメンを作ったり、鍋物を作ったりするにも十分なサイズです。それどころか、場合によってはフタだけでも結構調理できそうな感じ。「フタがフライパンになる」ってのはよくある設計だけど、フタが浅いとあんまり使えないんですよ。これくらい深いと使える気がします。
使ってみよう!
1度使ってみないと良さが分からないですよね。というわけで、あくまで軽くですが、使ってみました。
誰もいない川辺に行って、その場でアイヌネギを収穫。それを茹でて食べてみることに。
味見程度の量ですが、アイヌネギを収穫し、鍋に。ちなみにストーブは風につよいSOTOのストームブレイカーです。
焚火こそ飯ごうのもっとも映える場面だと思いますが、ここはガソリンストーブで勘弁してください。
でも本当に背丈が低くて使いやすいですよ〜。
深いと結構覗き込まないと中が見えませんが、これだと浅くて使いやすい。
軽く茹でたアイヌネギを食べます。うまかったぁ。
この日は持ってきていませんでしたが、本当は醤油でも持ってきて、中皿に垂らして、採れたてのアイヌネギを茹でては醤油につけて食べたら最高だろうな〜。たぶん止まらないと思う。
これからの主役
コッヘルはいろいろ持っているんですが、間違いなくお気に入りトップ2の1つです。もうひとつはユニフレームの丸形山クッカーですね。
これもすごく気に入っています。これと戦闘飯ごう2型の2つが当面は主役ですね。それくらい気に入りました。
お気に入りのアイテムがあると外遊びがグッと楽しくなりますよね。
追記 2020/05/23 この戦闘飯ごうについて動画でもご紹介しています。
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