ストームブレイカー収納の模索と結論

ストームブレイカーはとっても良いストーブで、間違いなくこの冬のメインストーブになる。

道具としてはとても気に入っているのだけれど、収納がうまくいかず……。模索の様子をお見せしつつ、現状の結論を——

うまい収納ってなんだろう？

そもそも「うまい収納」ってなんだろう？　一般論として大事なポイントは3つくらいかなと思っている。

1．ムダのない省スペースな収納

たとえば空のコッヘルが「ムダの多い収納」の代表。ただ空気を運んでいるだけになるからね。

そこにびっしりと物が入れば「ムダのない省スペース」と言える。

2．壊れにくい収納

道具を保護するというのも収納の大きな目的の1つ。

壊れやすい物を丈夫な容器に入れたり、濡れてほしくない物を防水の容器に入れたり。

3．必要なものを簡単に取り出せる収納

ちょっとした作業をするのに、ザックからすべての荷物を出さないといけないっていうのはやっぱり不便。そこはスマートに取り出したいところ。

また、1つの作業で必要になるものがまとまっているというのも大事な点。

ひとつ補足しておくと、「簡単に取り出せる」の「簡単」は使う頻度によって変わる。1日に1度しか使わないものと、 30分に1度使うものでは目指す「簡単」の基準は違う。

ストームブレイカーの基本的な収納

SOTO ストームブレーカー SOD-372＋広口ボトル 400ml SOD-700-04

ストームブレイカーは大きくわけて2つの部品にわけられる（ガソリン使用時）。火が出るストーブ本体と、燃料ボトルに入れるポンプだ。

まず、メーカーの想定している収納はシンプルで、1つの収納袋に本体とポンプを入れる形になる。

【この収納での問題点】

個人的に、毎回燃料ボトルからポンプを取るのが面倒で仕方がない。

それにポンプの部品のうち、通常はボトルに入っている部分は非常に華奢で、強い負荷をかけたくない。ザックの中で荷物に押され潰れるのは良くないと思う。さらに言えば、ガソリンに入っていた部分なので、ガソリン臭もする。

だから、ポンプはボトルから抜かずにそのまま携行したかった。そうすることがポンプの保護にもなる。

最初に考えたことはスノピのコップ

上の写真を見れば分かるように、ストーブ本体はスノーピークのシングルチタンマグ450にぴったり入る。ところがそのままだとこのコップはストームブレイカーに乗らない。

ストームブレイカーの収納にスノピの450がピッタリ！だけど、そのスノピ450が五徳に乗らないという嘆きのムービー。#ストームブレイカー pic.twitter.com/6hhle7ujRN

— やまくじ（武重謙） (@yamakuji_jp) December 16, 2019

これはちょっと工夫すると乗せることはできる。

これでいいんじゃない？

メーカーはダメって言うだろうけど。
自己責任で。#ストームブレイカーに小さなカップを置けない問題 https://t.co/bq6pEVbqW2 pic.twitter.com/TK211WaJ8B

— やまくじ（武重謙） (@yamakuji_jp) December 17, 2019