サングラスの迷いはESSハイデフカッパーでとりあえず解決

最終更新日

とうとう山は一面銀世界。日が出ると反射して眩しく、油断すれば雪目になる。そうでなくても反射がきびしくどうしても周囲が見えにくい。

こういう状態になるのはわかりきっていたので、いいサングラスを探していた。

いろいろ悩んだ末に、ESSというメーカーのサプレッサーフレーム+ハイデフカッパーレンズを使い始め、かなり気に入ったのでご紹介。

サングラスに求めること

狩猟で使うサングラスって何に注意して選べばいいのだろう——

  1. 薄暗い中でも使いやすいこと
  2. そこそこの強度
  3. 丸1日かけていてもストレスがないこと

という3点かな、と思っている。

 

プリズムトレイルという選択

プリズムトレイルはその名の通り、トレッキングや山でのマウンテンバイクなんかで使うことを想定している。山での猟には最適っぽい。

Twitterでお世話になっているリロ氏カカシさんさんなんかはオークリーのプリズムトレイルをイチオシしている。

参考:狩猟で使うアイウェアのススメ|ハイキングハンティング.txt
参考:【閲覧注意】見えなかったモノが見えるように…|ヤマガカシ

流れに乗ってわたしも……と思ってはいたものの、安いものではないし、やっぱり1度かけてみないと買えない。身近に実物を展示している店もなかったので、なんとなく躊躇していた。

 

ESSとは?

一方で ESSというのも選択肢にあった。こちらはYuTLRさんがオススメしていた。

参考:プロフェッショナル達に聞いたアイウェア ESS(前編)|肉と魚と野菜を求めてハンターライフ!

 

ESS(Eye Safety Systems,Inc.)はオークリーのミリタリー部門で、より頑丈で、過酷な環境で使えるアイウェアを開発している。

 

狩猟と聞くと「ミリタリー的な頑丈さが必要になる」と思っている人が多いけど、実際はそこまで過酷じゃない。普通のゆるい登山に比べれば過酷かもしれないけど、スキー・スノボの方がゴロゴロ転がるかもしれない分だけ過酷な気がする。少なくともわたしの狩猟スタイルは登山よりはるかに遅いスピードで歩いているだけだし……。

だから最初、ESSの頑丈さはちょっとオーバースペックかなと思っていた。デザイン的にも「ガチな感じ」がして、やっぱり大袈裟な気がして敬遠していた。

 

ところがオークリーとESSがかけくらべすることができた。これが決め手となってESSの購入を決意。

わたしが選んだのはこのモデル。

ザックリ言えばフレームが2種類(クロスボウとサプレッサー)に、レンズが3種類(クリア・グレー・ハイデフカッパー)のセットだ。

主にほしかったのがサプレッサーモデルとハイデフカッパーレンズの組み合わせだ。

ESSサプレッサーを選んだ理由

サプレッサーはイヤマフをしていても使いやすいように、つるが薄っぺらい。だからそのままだと不安定で華奢なのだけど、頭の後ろに回すストラップが付いてくるので、それでゴーグルのように固定して使うことができる。

 

猟でイヤマフを使う予定はなかったものの、これのかけ心地が好きだった。軽いし、ストラップでガッチリ固定されているので、走っても飛んでもズレない。ちょっと何かにぶつかったくらいで落ちないのも魅力だし、使わない場面では首に掛けておけばいいのも楽ちんだ。

 

ハイデフカッパーレンズを選んだ理由

ある人曰く「雪で使うならオレンジ系が主流です。雪の凹凸などが見やすくなります」とのことだった。いろいろ他の人の話も聞くとイエローという選択肢もあるみたいだから、この辺は好き嫌いあるのかもしれない。

さて、問題はオークリーのプリズムトレイルか、ESSのハイデフカッパーか……?

両方を何度も何度もかけ比べてみた。

外の様子を見て、山での使い心地を想像するしかないのだが、わたしなりの感想を言うならば——

「よりガッチリと効果を感じられるのはプリズムトレイルで、自然な視界なのがハイデフカッパー」

という印象だった。くわしい人曰く「オークリーはレンズにミラーが入っているから、慣れないとミラーの感じに違和感を持つ人もいます」とのこと。そういう理由なのかもしれない。

自分的には「長時間かけていてもストレスがないこと」を重視していたので、自然な視界のESSに分があると感じた。まぁ、好みだと思う。

 

実際に山で使ってみて……

ESSサプレッサー+ハイデフカッパーレンズ

ひと言で言うならば「かなりいい!」。

良さを分解すると、まずかけ心地がいい。家を出るときの運転から帰宅するまでかけっぱなしでもほとんど苦じゃない。もちろん途中で外すタイミングは何度かあったけど、ほとんどかけっぱなし。

ストラップで固定している分、ぐらついたり、ジワジワと落ちてきてそれを上げるようなめんどくささがない。顔の一部になったような安心感がある。

そして吹雪の中で目に雪が入らないのがいい。横殴りの吹雪の日もあったが、まるでゴーグルを付けているかのように目を開けっぱなしで普通に歩けた。これはすごいこと。ためしにサングラスをはずしてみたら、目を細めていないといられない状態だった。

レンズの加減がちょうどいい。ちょっとした谷間に入ったりして、日が当たらない場所になっても、サングラスをはずそうとは思わなかったし、逆行で眩しいシチュエーションでも使えた。

 

というわけで、自分的には感動的な良さだった。

あえて言えば、ちょっとルックス的に大袈裟な気がして照れくさい気持ちがあるけど……。それは慣れの問題。

 

セット購入の良さ

猟に使うのはサプレッサー+ハイデフカッパーだけなんだけど、あえてセットで購入したのは理由がある。

まず運転中に使うクロスボウ+グレーレンズもあっていいかな〜と思ったから。実際は、運転中も最近はハイデフカッパーばかり使っているけど……。

もう1つはサプレッサー+クリアレンズが射撃に使えると思っているから。サプレッサーが本領を発揮するのはイヤマフを付けているとき。それはつまり射撃場。クリアレンズなら射撃でも使いやすい。

 

絶対に試着した方がいい

わたし的にはかなりオススメなサングラスではあるのだけど、靴やアイウェアは絶対に試着することをオススメする。

たとえば、狩猟仲間とESSの話をしていて「吹雪が入り込まなくていいんだよ」と言ったら、「それは掘りが深いから。平たい顔だと逆にスースー風が通るよ」と言われた。やっぱり顔の形によって向き不向きであったり、かけ心地に違いが出ると思う。

だから、1つの選択肢としてESSを視野に入れた上で、実物を展示している店に行ってみることをオススメする。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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