HUNT&のキャップを最近使っているので、良し悪しを書いてみます
今年、あるきっかけでAEGの狩猟ブランドであるHUNT&のキャップを頂きました。
ハット派だったので、「もらったものの、キャップを使うだろうか?」となんとなく思っていましたが、結局は最近はいつも使っています。
良くも悪くも思うところがあるので、率直な感想を書いてみたいと思います。
前に書いた記事を紹介
参考:HUNT&製のハンティングキャップをいただいたので第一印象を!
まずは第一印象としては上記記事を読んでください。基本的にこの印象は変わらないですね。上の記事の要点だけを挙げておくと——
- かぶり心地よし
- 頭が大きい人でも使えるサイズ感
- ツバが短いのがいい
- 耳当てをしまっても違和感がない
- 質感良し
- 地域・季節によっては暑いかも
- 本気の防寒には耳当てが弱い気もする
- 蛍光色が強い雨に弱いかな?
- 雨に弱いかな?
これはあくまで商品が届いたときの第一印象であって、実用した印象ではありません。ここ最近使っていたので、実際に使った印象を書いていきたいと思います。
実践レビュー
まず大前提として実用環境ですが——
- 気温は-8〜0度くらい
- 雪が降っていることが多い。
- 風が凄く強いことが多い
でわたしの狩猟スタイルとしては——
- 長時間歩く。
- 少しくらいの悪天候なら気にせず行く。
状況が違えば思うことも違うものです。あくまでわたしの環境で、わたしのスタイルで、わたしの感覚で思うことですから。
「いいな」と思うこと
1.つばが短いこと
ツバが短いとメリットが多いですね。
ちょっと見上げながら歩くようなとき、ツバが長いと首を凄く上げないといけませんが、短いと首を動かす量が少なくていいです。
2.質感・かぶり心地がいい
これも本当にいい。これは主観的なのでなんとも言いがたいのですが、坊主頭のわたしとしては感触やかぶり心地って大事。
3.かっこいい
なんか見慣れてきて、かっこいいと思うようになってきました。もともとかっこ悪いと思っていたわけではありませんが「ちょっと蛍光色が強いかな」と感じてました。
最近はかっこいいと思って使っています。
「いまいち」と思うこと
1.耳当てはいらない
耳当てはまったく使っていません。1度も使ってないです。
これは尊敬するある猟師の教えで「耳を邪魔するような使うな」というものがありました。ヒグマがいつどこで現れるかもしれないので、絶対に油断してはならない、という教えです。
たとえ山で野営するときも「テント・タープを張るな」と言うほど。タープを張るなら雨よけに上に張るならいいけど、片面を立てるような形では立ててはいけないと仰っていました。そういう形で立てると、その方向からヒグマがよってきたときに気付けないぞ、と。
話がそれましたが、そういった教えもあり、耳を邪魔する物は使わないという考えです。なので耳当ては使いません。
でも実はそれをさておいても、耳当てが薄いものなので、それほど防寒効果もないと思います。試しに耳当てを使ってみたときも「ちょっと風よけになるかな」という感じであまり必然性を感じませんでした。防寒的に使うならもっとしっかりした物を使うかな(氷点下という環境ですからね)。
——と言いつつ、本当に吹雪いて寒いときはアウターのフードを被ったりもします。それだけ吹雪いているときは、そもそも音も聞こえないし……。
ということで、がちの防寒には足りないかな、という印象です。
これについては補足をすると、関東での猟場なら使ったかもしれません。
気温は氷点下までいかず、せいぜいひと桁台。でも、立ち止まって待ち伏せしたり、獲物が近付くのを待っているような場面では寒いんですよ。そういうときに耳当てを出せたら嬉しいだろうなぁと思いました。
2.後頭部〜首筋が寒い
これはこのキャップ特有の問題ではなく、普通のキャップの宿命だと思いますが、わたしの環境だと寒いのは後頭部から首筋です。なにしろ坊主頭なので……。
あえていえばこの帽子は浅いんです。その浅さはすごく良くて、耳に被らないし、スッキリしているし、気に入っています。だけど、首筋が寒い……。
なんかいい方法ないかな〜と思ってます。
いかがでしょうか?
感覚としてはすごく気に入っています。
いろいろ試してみたい性格なので、ほかのも試してみるかもしれませんが、しばらくこれだけでも良さそうですね。
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