HUNT&製のハンティングキャップをいただいたので第一印象を!
HUNT&(ハントアンド)さんの「新しいハンティングキャップを作るから意見が欲しい」というツイートを見かけたので、わたしも乗っかってわたしなりの意見をお伝えしたところ、意見が採用され、ご褒美として、その完成した帽子をいただきました。
というわけで、この帽子のファーストインプレッションを書いてみようと思います。
まずは経緯を
きっかけはこのツイートでした。わたしも含め、いろんな方が好き放題に意見を言って、それが一部採用され、デザインに組み込まれる形になりました。
https://twitter.com/HykeStore/status/1132919974194925568
その過程で組み込まれたデザインは下記の通りです。Hyke Incさんのツイートから抜粋しています。
1.山林内で邪魔にならないようツバの長さを8cm→6.5cmと短くしました
2.狩猟バッジを取り付けやすいよう左側に2個の穴をあけました
3.耳当てをしていても音が拾えるように穴を開けメッシュをつけました
4.欧米サイズより大きく、周囲と深さをそれぞれ+2cmとしました
5.反射を抑えるためツバの裏側を黒色にしました
6.微調整ができるよう無段階調整バンドに変更しました
すでにある程度できあがっているデザインから、これだけの要望に応えたのですから、それはそれは大変だったことでしょう。そして、ここまで希望に応えられるメーカーも多くないでしょうし、新しいハンティングキャップの提案として、とても興味を惹かれます。
さて、実際に帽子を手にして思うことをツラツラと。
まずは良いこと・気に入ったこと。
良いこと、気に入ったこと!
1.かぶり心地よし
被った感じはとても気持ちよいです。わたし、ボウズ頭だから、帽子の感触って良く分かるんですが、気持ちいいですね。ほんと。
2.頭がでかいのに、余裕で被れる
これ地味に大事。わたしは頭が大きくて多くの帽子が被れません。だから被れる帽子を見つけるとつい買ってしまうタイプです。
でもこれはいける。余裕で被れる。たぶん、もっと大きい人でも大丈夫。
3.ツバが短いのがいい!
今回の改良ポイントでもあるつばの長さがいい感じです。
上の写真で猟友会のキャップと比較してみましたので、短さが分かると思います。これは猟では使いやすいと思いますね。
4.耳当てをしまっても違和感がない
この帽子の最大の特徴は耳当てですが、その耳当ては内側に折ってしまうことができます。
そうすると普通の帽子として使えます。
わたしも猟をしていて寒いときと暑いときの差が激しいと感じることが多く、こうやって微調整できるのはありがたいと思いますね。待ち伏せようと思ったときは耳当てを出して、歩いているときはしまう、みたいな使い方ができます。
5.質感良し
質感は本当にいいです。フェルトのような手触りですね。
ここがダメ? 気になる点もある
1.地域・季節によっては暑いかも
これは設計上当たり前のことですが、暖かい地域では暑すぎると思います。めちゃくちゃ暑いわけではないんですが、やはり暑く感じることもありそうな気がします。
2.本気の防寒には耳当てが弱い気もする
上と逆の話ですが、今度は「本当に寒い場所」では耳当てが薄いので防寒性が弱い気もしました。ちょっとした風よけ程度にはなると思いますが、極寒の地域でもポカポカ、とはいかないと思われます。
わたしが今年、北海道で猟をするので、そのときに耳当ての威力を見せてもらうことにしましょう。
いま使っている帽子が「ちょっと寒い」と思う人にはちょうどいいんだと思います。
3.蛍光色が強い
これはデザインの話なので、意見はそれぞれでしょうけど、結構よく発光しています。
これは使い込んでいくといい感じに褪せていくかな、という気持ちもありますが、新品の状態だとかなり目立ちますね(目立つことはいいことなんですけど)。
4.雨に弱いかな?
フェルトのような素材感なので、雨の中での利用はちょっと怪しいかな。
水を含んでしまいそうな気がします。
いろんなベストと合わせてみよう。
さて、ファッション的にどうか? ファッションセンスに疎いわたしがどうのこうの意見を書くよりも、見てもらった方がいい気がしますので、3種類のベストに合わせてみました。
みなさんはどれが好きですか?
猟友会ベスト+HUNT&
これ、結構いけるんじゃないですか?
「猟友会ベストを使っているけど、帽子くらいこだわりたい」っていう人にオススメできそうです。
DUTY APPAREL MOLLEベスト+HUNT&
(わたしがメインで使っていたベストです。きったないな……)
ややタクティカルっぽい印象を持たれやすいMOLLEベストですが、HUNT&の帽子がいい具合に「ハンターっぽさ」を出してくれている気もします。
シャルム+HUNT&
これはどうでしょう? ちょっと「クラシカルなシャルム」とHUNT&がケンカしちゃっている気もします。
HUNT&の帽子は蛍光色っぽさが強いので、使い込んで色が馴染んでくるとシャルムと会わせられるようになるかも。
ベストと合わせるのが肝かもな
迷彩系のデザインはある程度統一感を持たせないと違和感が出てきちゃいますね。
意外と猟友会のベストと合うのが驚きでした。新しい猟友会ベストは蛍光オレンジが強いので、そことぴったり合うのかも。
この帽子はちょっと寒い地域・時期に、ハンターの強い味方になってくれるものだと思いました。わたしはこの冬から使ってみたいなーと思っています。
実際に使ってみて感じたことは、また記事にしていきます。
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