単独忍び猟での行動食について
みなさんは猟にどんな行動食を持って行きますか?
先日、生放送でこの話題を挙げたところ、いろんなご意見がありましたので、わたしの行動食遍歴と、みなさんの意見をご紹介してみたいと思います。
単独忍び猟での行動食について
先日の『やまくじ“狩猟”サロン』の中で、視聴者からのネタ振りで「行動食」についてお話しする機会がありました。そのときの話をまとめていきます。
やまくじの行動食遍歴
行動食遍歴1:始まりはミックスナッツ
わたしの狩猟での行動食はミックスナッツから始まりました。登山をやっていたので、そのときの癖というか、習性です。
ちょこちょこ買うより、大袋を買ってしまった方が安いです。
で、好きなものがあれば、それを足すと山の中での幸福度が上がります。わたしの場合はマカデミアナッツ。
ただですね〜。本音を言うと、ナッツってそんなに好きじゃないんです。いや、ウイスキーでも舐めながら、チビチビとナッツを食べるのは好きです。だけど、山の中でくたびれて、ガサッと手にとって食べるときのナッツって、なんかそんなに幸せを感じにくい気がして……。マカデミアナッツは好きで、幸せなんですが、これは高いのでコスパが……笑。
行動食遍歴2:炒り玄米
こんな記事を書いたことがあります。
自分で玄米を炒って、行動食にしていました。これはコスパもよく、かつ味付けは自分次第なので、甘くしたりしょっぱくしたり自由自在。また、多めに持っていって、万が一山でビバークするときは、煮てやればちょっとした食事にもなります。身体も暖まるので幸せです。
——とまぁ、理論的には悪くないのですが、やはり幸福度が低い。すっごい疲れたときに、ボリボリと玄米を食べていると修行僧のような気がしてきます。それ自体は悪くないのですが、ご褒美が欲しいという欲が……。
行動食遍歴3:炒り玄米+羊羹
で、炒り玄米に加え、羊羹を持ち歩くようになりました。
行動中の栄養補給は炒り玄米で、ご褒美的に時々羊羹を食べるという感じです。実際は1日1〜2コという程度しか食べませんので、予備を含め3つくらい持って行く感じです。
行動食遍歴4:羊羹のみ
そして、次第に行動食を食べる頻度が減り、最近は羊羹を3コ荷物に放り込んで、1日に2コ食べる程度ですね。
まぁ、これは今後もコロコロ変わるでしょう。
他のハンターの行動食
生放送の中でほかにもいくつか意見がありましたね〜。見ていきましょう。
柿の種——いいですよね〜。これはミックスナッツの中に足すのもありかもしれません。
カロリーメイト——個人的には盲点でしたね。好きならありかも。
チョコ——これは洋風の羊羹的な立ち位置ですね。
ほかにもいろいろあります。サラリと挙げていきましょう。
バナナ——「音が出ないのがいい」とのこと。納得。
おにぎり——手作りできるので、コスパも良いし、味も自分次第でいくらでもうまくなります。
ゆでたまご——うちはにわとり飼ってるから、これはありだな〜。
すあま——これは意外ですが、やはり羊羹と同じポジションかも。
魚肉ソーセージ——これは山で食べると幸せですね〜。
みなさんいろんな好みがあっておもしろいですね。
行動食は「栄養補給<ご褒美」
わたしの場合、行動食は栄養補給というよりも、ご褒美としての役割りが大きいです。
もちろん疲れたときに食べるわけですが、「疲れた〜自分がんばれ〜」っていう感じ。だからおいしくないとイヤなんです。幼い頃、羊羹は高級和菓子だという印象があって、たまに食べるのがスゴイ喜びだったんですよ。その印象を引きずっているのか、いまでも羊羹を食べると幸せな気持ちになります。だから山には羊羹なんです。
みなさんは行動食にこだわりがありますか? 理由も含めてぜひ教えてください。
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