炒り玄米が思った以上に良い単独猟での行動食だった

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単独猟はいわゆる登山と同じで、歩き続けるときは歩き続きます(待ち伏せ猟は別ですが)。体力の消耗も激しく、忍び猟でゆっくり歩いているとはいえ、1日歩けばぐったりと疲れます。

となれば行動食は必携です。今日はこの行動食を自作してみようという試みです。うまくいくでしょうか?

行動食を買うのが嫌になった……

猟期の間は暇さえあれば猟に出ています。連日になることもあります。そのたびに行動食を買うのが、嫌になってしまいました。

「山に入って自然の一部になって、猟に取り組んでいる」

という気持ちがあるのですが、そのとき持って行く昼食や行動食が「すべてコンビニで買ったもの」じゃぁ、ちょっと味気ないかな〜と感じたのです(べつにそれでいい、という人も多いと思います。あくまで趣味の問題です)。

 

また、行動食ってけっこうたくさん必要です。いろんな意見があるかもしれませんが、たとえばこんな記述があります。

30代で体重60kgの人が普通に生活するのに消費するカロリーは約1500kcla。その人が6時間の登山をした場合、さらに2160kcal(360kcal×6h)が消費され、合計で一日3660kcalが消費されるので、食事で補わなければいけない。しかし山の食事でこれだけのカロリーを補うのはなかなか難しい。

今回は、食事で1800kcal、行動食で1200kcal、トータルで3000kcal摂取を目標に補給する。

長期縦走登山の食料計画 -食事と栄養-

普通の登山と単独忍び猟を同列に語っていいとは思っていませんが、1つの基準としては参考になりますね。

そう。行動食で1200kcalです。ほんの一例ですが、セブンイレブンで買えるミックスナッツが472kcalです(参考)。

 

これを3袋くらい食べる計算ですね。実に1000円近くします。

お金がかかるから嫌になったわけではないのですが、毎回毎回こうやって買っていれば、出猟するたびに1000円。これに昼食を足すと容易に1500円くらいになってしまい、10回出猟すれば15,000円。意外と負担です。

というわけで、自作したいなぁ、と思って調べたところ炒り玄米に辿り着いたというわけです。

 

炒り玄米

炒り玄米の作り方は語ることがないほど簡単です。

玄米を洗って炒る。それだけです。炒り加減は焦げないくらいですね。炒りながら、ちょっと味見してみるといいです。ポップコーンみたいな食感になってきます(あんなに膨らみませんけどね)。わたしもさっそく作ってみました。

 

しばらく炒っていると色が変わってきますね。

 

完成。簡単ですね。

 

そのままじゃ味気ない……

まぁ、玄米を炒っただけのものです。ただの米粒ですので、まずくないとはいえ、パクパク食べたくなるうまいものでもありません。

そこで、味付けを考えました。今回試したのはこの3種!

 

——って、見ても分かりませんね。時計回りに上から「きなこ+砂糖」「塩+砂糖」「醤油+砂糖」です。ほかにもバターを絡めるのもうまいかもしれませんね。

これが、どれもこれもうまくて大成功でした。

 

1.きなこ+砂糖

ポリポリしたきなこ餅ですね。

唯一の弱点はきなこが多いとむせること。でも、きなこが入っていることの強みは計り知れません。糖質をエネルギーにかえるためにはビタミンB1が必要ですが、きなこはビタミンB1がたっぷり。つまり砂糖が糖質、きなこがビタミンB1で、行動食としてはパーフェクト!(素人が言っていることなので過信せぬよう!)

作り方も簡単。炒り玄米にきなこと砂糖を混ぜるだけ。量? テキトーです。

 

2.塩+砂糖

これもいいですね〜。とにかく作るのが簡単。塩と砂糖をまぶすだけです。

誰でもご存じの通り、疲れたときは塩の摂取が必須です。脱水症状でも塩が必要ですよね。というわけで、塩+砂糖はやっぱり行動食としては魅力ですよね。

 

3.醤油+砂糖

これだけは混ぜるだけってわけにはいきませんね。炒ったあとに砂糖醤油をかけて水分を飛ばしました。味は完全にお煎餅ですね。甘め、しょっぱめ、自由自在。

今回はシンプルに醤油+砂糖だけですが、たとえば砂糖多めにして、唐辛子を入れて、甘辛にするってのもいいですね。

 

これで行動食に困らない!

これはかなりいいですよ。毎回作る必要もないので、大量に作って保管しておくこともできます。1週間分くらい作って、猟の前にボトルに詰めていけばバッチリです。

片手で食べられるし、収納もしやすいし、かなりお気に入りです。

ぜひお試しあれ。

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