初めての人のための静的射撃での持ち物リスト
初めて静的射撃をやる人のために、持ち物リストを書いてみました。
猟期が近づいてきましたね。ようやく銃の所持許可が降りて「いっちょ射撃にでも行ってみるか!」という人もいるのではないでしょうか?
そんな人向け、静的射撃(スラッグ射撃)での持ち物リストを作ってみました。全てを持っていなくてはいけないという意味ではありません。なくても良いものは、代用品なども含めてご紹介します。
鉄砲と所持許可証
当たり前ですね。鉄砲を忘れても問題ないですが(射撃ができないだけ)、所持許可証を忘れると銃刀法違反でアウトです。
先日、猟仲間が言っていた言葉を借りると「鉄砲を持つ前に所持許可証を持つ」という精神です。
弾 or 弾の譲受許可証
すでに弾を購入しているのであればその弾を、持っていないのであれば譲受許可証を持参して、射撃場で購入します(弾を撃っている射撃場ならば)。
何発いるかは人それぞれですが、もし本当に初めてであればゼロインで少なくとも10発くらい。その後練習もして、合計30〜50くらいはあった方がいいと思います。
服装
クレー射撃だとベスト着用がマナーと言われていますが、静的射撃だとベストは要求されないことが多いと思います。猟友会のイベントだと猟友会ベストを着る人が多いかもしれないので、念のため持って行きましょう。
服装は少しだけ気を使った方がいいと思います。ルールやマナーで決まりがあるわけではないのですが、わたしは個人的に決めていることはあります。
- 長ズボン
- サンダルなどは避ける
中には注意する人もいるかもしれませんし、気にしない人もいます。まぁ、サンダルの人もいたりしますが、初心者としてはやや「ちゃんとした」格好を心掛けた方がいいと考えます。
双眼鏡的なもの
的に空いた穴は肉眼では見えません。双眼鏡やスポッティングスコープ・監的などと呼ばれるもの(要するに望遠鏡)を持って行く必要があります。
鉄砲にスコープが載っているなら、それで見ることもできますね。
また、多くの射撃場では貸し出しもしています。1回数百円でしょうか?
グリス
こういうのね、まぁ、なんでも良いんじゃないでしょうか。撃つ前に弾頭ににゅるっと塗っておけば、銃身の掃除が格段に楽になります。わたしは必ず毎回塗ってます。
塗り方は下記サイトをご覧ください。
参考:射撃場でスラッグ弾の射撃練習する時はグリスを持って行こう。
で、この話題になると必ず「猟ではグリスを塗るのか?」という質問を受けます。結論としては “多くの人は塗らないが、塗る人もいる” ですね。猟では射撃のようにバカスカ撃たないので、塗る必要はないというのが一般的な答えだと思います。わたしも塗りません。
猟では塗らないから射撃でも塗らないという考えの人もいます。もちろんそれでもいいです。銃身に鉛が付くことが悪いとも限らないので……。
多くの人は塗っているということはお伝えしておきます。
シューティングレスト
こういうやつですね。これはスコープなどのゼロインをするときに役に立ちます。
ゼロインで重要なことは「ちゃんと的のど真ん中を狙って撃つこと」です。そのためには必ず銃を固定しなくてはいけません。そこでこういったシューティングレストを使います。
でも安くないし、ゼロインのためだけに買うのもな〜という気持ちも分かります。射撃場に行くと手作りのシューティングレストなんかが置いてあったりして、無料で使えたりします。またちゃんとしたレストを有料で貸してくれるところもあります。
最悪、クッションのようなものを利用してそのうえに銃を載せて撃つという手も……。わたしはこういうのを使っています。
参考:【廃番】ベンチレーション アンカー アジャスタブル シューティングレスト
イヤマフ
イヤマフか、最悪でも耳栓は持参しましょう。でも、個人的には耳栓だけはキツいです。わたしはイヤマフ+耳栓したりしますもん。
射撃場が密室だと音がスゴイんですよ。一方、開けた射撃場だと結構耐えられます。なんにせよ「なし」はありえないです。
掃除セット
銃は射撃場で掃除するのがオススメです。
洗い矢とか、オイルとか、そういった銃の掃除セットは持って行きましょう。まぁ、持ち帰って掃除する人もいますし、もちろんそれでも良いかと思いますが、油断すると簡単に錆びますよ。
弾の管理簿
これは持参する必要はないのですが、個人的には持って行ってしまって、その場で書いた方が忘れない気がしています。
家で書くって人も、それでいいかと。
射撃ノート
過去に記事でも書きましたが、射撃ノートを書くと練習の質が上がります。
参考:射撃ノートに関するブログが思いのほか多いので集めてみた
楽しい射撃を!
初めての射撃は緊張しますよね。慣れた人と同行できればそれが1番いい気がしますが、そうもいかないこともあるでしょう。わたしも初めての時は1人でした。
射撃場のマナー的な記事も書いたことがありますので、是非そちらもご覧ください。
参考:初めて射撃場に行く人に伝えておきたいマナーとかルールのこと(静的射撃編)
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