射撃ノートに関するブログが思いのほか多いので集めてみた
こんにちはやまくじです。
先日「射撃をしていて、何かを掴んだ気がしても、すぐにわからなくなる」という趣旨のツイートをしたところ、「そういうのは射撃ノートにまとめておくことが重要」とアドバイスを頂きました。
そこで、わたしも書こうと思ったわけですが、そもそも「世間の人はどれくらい射撃ノートというものを書いているのだろう?」と思って、ネットで調べてみたら、思いのほか多いんですよ。いろんな人が射撃ノートについて書いています。
というわけで、それらの記事を読んでいこうという記事です。
射撃ノートの書き方|願いを込めて
ピストル射撃のオリンピック選手である小西ゆかり選手のブログです。一流です。ぜひ読んで頂きたいですね。記事自体とってもよくまとまっています。これ以上まとめようがないほどです。洗練されていますね。
彼女の書く内容は——
- 日付
- 場所
- 射撃場の情報
- 自分の状態(心 カラダ)その日の感じ
- 行動の分析(問題の解決法)
- 成功の分析
- スコア
- 知識の分析
強調されているのは「問題を書かずに解決を書く」という点でしょうか。イメージとしては「銃口が揺れるなァ」ではなく「きっちり左手の肘を腰骨に乗せ安定させる」いう感じでしょう。
だからこそ、こういうことになるんです。
射撃ノートを何度も読み返せる内容は、自分にマイナスになったり害になることは何も書いていない。
すなわち、
読み返す度にプラスが発生します。
射撃ノート(PDF)
こちらも参考になりますね。特に心に響いたのは
射撃ノートとは、10 点を撃ち続ける為の マイ・レシピ本 なのである。
という点でしょうか。射撃はサッカーなどと違って、臨機応変な対応とか、相手との駆け引きではありません(少なくとも私は)。同じように構えて、同じように撃てれば、同じような結果になるはずなんです(銃自体の精度のレベルで)。
でも、調子が良いときもあれば、悪い時もある。何が違うのか?
それを射撃ノートで書こうってことでしょうね。特に文章だけではなく、記号や絵を使って書いても良いんだ、という点はヒントになりますね。
lecture3 「射撃ノートについて」
こちらも内容は最初に紹介した小西ゆかり選手の記事と趣旨は近いかと思います。
良い記憶を定着させるため。また練習があいてしまったときに、自分の良い記憶を呼び起こすために書くのだといいます。
良いイメージを映像化できるような情報を書いておくのがいいとのことです。そこで文章は基本的に「〜しよう」「〜してみよう」という形にして書いていくんです。
私の考える上達論
この記事、めちゃくちゃ長くて、めちゃくちゃ密度が濃いです。読んでも私のレベルではスッと入ってこない部分もあります(文章が悪いのではなく、経験値がついていかない)。
射撃の上達論として、射撃ノートの重要性を説いてもいます。
射撃ノートには今日の体調や射場のコンディションなどとともに、今日はどういうポイントにどのように注意
して撃ったらどのような結果になったかを記入します。
射撃って、最初のうちはなんとなく撃ってたりしますが、だんだんと成長を望むようになると「足の位置はどこがいいか?」「グリップはどうしよう?」「トリガーにかかる指の深さはどれくらいが良いのかな?」と気になることが無数に出てきます。
そこで、練習では「今日はトリガーの扱いに注意して練習をしよう」ってな具合で取り組むわけですが、そのトライ&エラーを記録していこう、という事だと思います。そしてうまくいった形をちゃんとメモしていく、と。
射撃ノートという商品を発見してしまった……
ただの「射撃の表紙?」と思ったら中身も射撃用です。まぁ、これ買うより安いノートに書き殴った方がいい気もしますが……。
さて、この記事で挙げたとおり、射撃ノートって本当に重要なんでしょうね。たぶん射撃に限らず、どんな競技にも言えることなのかもしれません。
わたしもこれからは射撃ノートをつけて、読み返す癖をつけたいと思います。
ちなみに狩猟でも「狩猟ノート・狩猟日誌」を作るべきだったな〜と初猟期のあとで反省しました。来季からは記録をつけたいと思っています。
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