レザークラフト:猟銃所持許可証ケースを作ってみた
最近レザークラフトを始めました。私生活で使う道具を、何から何まで革製にする気はないのですが、狩猟で使う道具は積極的に革で作っていこうかと思っています。
最初に作ったのはチークパッド。これは縫う作業もなく、基本は切って穴を開けるだけ。簡単で実用できるという意味で満足度の高いプロジェクトでしたね。
参考:DIY:チークパッドを革で自作してみたら簡単で満足の出来映えに!
で、今日はちょっと時間があったのでソーイングの練習も兼ねて猟銃の所持許可証ケースを作ることに。
完成品!
外観はこの通り、超シンプル。
中を開けるとこんな感じ。作りは簡単ですね。いわゆるブックカバーなどと同じ構造です。
作業工程は!?
じつは作業工程はまったく撮影しておらず……ブロガー失格ですね。笑
まぁ、このブログはレザークラフトブログではないので、あまり深く書くつもりもないのですが、使った道具と素材だけはご紹介しておきますね。
工具
道具なんですが、1つ1つ買うこともできますが、個人的にはセットの方が楽なんじゃないかな〜と思います。
で、セットはAmazonでも、ほかのレザークラフト通販サイトでも売られていますが、テキトーな安いものを集めて高く売っているケースもあるそうです。安いものを使ってもとりあえず作れるので、そのへんはご自身でご判断を。
わたしはちゃんと使えるものがいいな、と定番メーカーであるクラフト社の『レザーハンドソーイングセット スタンダード』を選択。安いわけではないですが、安心感はあります。
ちなみに協進エルという会社も定番のようですね。こちらもセットがあります。
わたしが買ったクラフト社のセットでとりあえずいろいろ作れそうなんで、興味があるなら買ってみてください。
素材
で、使った素材はこちら。
クラフトマンズガーデンというネットショップで買いました。「B級ヌメ革ナチュラル、厚さ2mm」の革ですが、今見ると取り扱いがなさそうですね。B級品なので、在庫があるときだけ売られているのかもしれません。
このサイトに限らず「ヌメ革 B級」とかで検索すると、結構見つかります。B級品はシミがあったりするみたいですね。美しい製品を作りたいならA級品を使った方がいいのかもしれませんが、初心者の段階ではどうせ作りも下手なので、安い革を使うのがオススメです。
安い革を手に入れるにはハギレを使うのもいいでしょうね。ヤフオクとかでもいろいろ出ているので、いろいろ買っておいて、「作りたい」と思ったときにすぐに作れるようにすると捗る気がします。
教訓
で、今回作って得た教訓は2つ。
- 表紙を差す部分は思ったよりも広めにとっておかないと入らなくなる。
- 「テキトーでいいか」と思いながらやると、テキトーな結果になる。
ブックカバーと同じように表紙をポケットに差し込んで固定するわけですが、幅(というか、高さといった方がいいかな?)がギリギリ。最初入らなくて焦りました。革なのでグッと伸ばしたら入るようになったのでいいのですが、次はもう少しだけ広く余裕を持って設計したいです。
2の方は痛感しましたね〜。レザークラフトって思い切って言えば「切って、貼って、縫う」の繰り返し。作業自体はとっても単純なんです(少なくとも今回のような作品では)。
だからこそ、切る・貼る・縫うの各工程をいかに丁寧にやるかが、作品の出来を左右しますね。縫うときの力の入れ加減とか、わずかなズレが「アマチュアっぽさ」を生んでいる気がします。
でも、これは悪いことだとは思ってないです。わたしはプロになろうとしているわけではなく、自分が欲しいものを自分で作ろうというスタンスです。めちゃくちゃ丁寧にやって時間をかけなくてはいけない、と思うと気が重くなります。でも、「テキトーでいいぞ」と自分に言い聞かせると、軽い気持ちで作り始めることができます。
そういう意味ではわたしのレザークラフトは成長しない気がする……笑。でも欲しいものをガンガン作っていきますよ。
今後作りたいものリスト
最後に、今後作りたいものリストを挙げておきます。
- 狩猟で使うダンプポーチ的な、腰に下げるバッグ。
- ヘッデンを収納するポーチ
- 弾差し
- 解体道具ポーチ
などなどですかね。細かい収納ポーチ的なものは練習がてらいろいろ作ってみたいところです。
鉄砲のスリングなんかも作ってみたいな〜なんて思ったり。
みなさんの「DIYした狩猟道具」があったら、ぜひ見せてください。
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