狩猟関連のおもしろい試みを探して挙げていってみよう

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こんにちはやまくじです。

今日は狩猟に関わるおもしろい試みを探していこうという記事です。

狩猟は古くから続く伝統的な行為ですが、時代時代で変化もしています。たとえば弓矢から鉄砲への変化などはかなり大きなものでしょう。狩猟に関する法律もできて、少しずつ変化し、結果として対象となる獲物も代わり、罠や猟法に制限がつくという変化もありました。

また狩猟との向き合い方にもいろいろ変化はあるでしょうね。昔だったら猟は山の中に住んでいる人がやるものだったでしょうけど、今は都会から車で田舎までいってやることも可能になりました。

そして最近ではちょっとした狩猟ブームともいえるような状況で、若い人がどんどん興味を持ち始めています。もちろん昔だって若い人も猟をやっていましたが、職業として取り組んでいた時代と、趣味や生活スタイルの一部として取り組む人が多くなってきた今の時代ではやっぱり違いは多いように思います。

そういう違いを象徴するのかな、と思っているのがあっちこっちで行われている “狩猟系の活動” です。今までになかったような試みであったり、逆に昔に遡るような試みだったり、いろいろ興味深い動きがあるんですよ。

今日はそういう狩猟に関する興味深い試みを挙げていきたいと思います。

アーブスクールジャパン ハンタースクール

公式サイト:アーブスクールジャパン

こちらはプロフェッショナル仕事の流儀や情熱大陸でも有名な久保俊治氏を校長とするハンティングスクールです。アーブスクールというのは、もともとアメリカのモンタナにあるハンティングスクールで、久保俊治氏も在籍していました。そのへんの話は著書『羆撃ち』に詳しく書いてあります。

「そういう本格的な狩猟学校が必要だ」ということで、久保俊治氏を中心に千松信也氏と瀬戸祐介氏を加えた3名で開校されました。紹介動画もあります。

さて、ハンティングスクールという名前ですが、これまでの活動を見る限りは、いわゆる学校として入学し、卒業するという形のものではなく、単発のイベントを主催するというスタイルで運営されているようです。

現時点での直近の予定を見ると「スラッグマスター講座」「フィールド行動学講座」「弓矢マスター講座」など、月に1〜2回くらいの頻度で企画されています。だから、自分が興味のある分野だけ受けにいけるって事でしょうね。実施場所がそれぞれバラバラで、愛知、岐阜、北海道など広範囲に広がっています。

アンテナを張っておいて、興味があるときに行ってみてもいいかも。

 

罠シェアリング

公式サイト:罠シェアリング

罠シェアリングとは”負担なく””気楽に””楽しく”狩猟をするための方法です。人類最初の生業であった狩猟は、現代においては、多くの規制や現代人的ライフスタイルにおける縛りごとがある事から、続けることが難しい活動であるのが実情です。罠シェアリングでは、旧来の陋習とも思える「狩猟・猟師はこうあるべき」といった概念を一新し、誰もが気軽に狩猟を体感できる機会を創出します。
罠シェアリングより

サイトを通して読み解いてみると、現地に狩猟免許等を所持するスタッフがいて、会員は罠の設置を見学したり、止め差しを見学し、獲れた獲物は分けてもらえるというスタイルのようです。

会員は狩猟免許等を持っていない前提なので、罠の設置や止め刺しはできませんが、(おそらく)設置場所なんかの選定では一緒に考えることができるのかな?

また会員にも3通りあるようです。

正会員:上に書いたようなことを行う。60000円/1シーズン。
ツアー会員:正会員と同じだけど肉はもらえない(つまり見学のみ)40000円/1シーズン
ウェブ会員:現地での見学はできず、ネット上でのみ見ることができる。また会員用のfacebookグループで狩猟に関する質問なんかもできる。

ってな所でしょうか。まさに都会の人のための試みですね。「狩猟に興味があるけど、免許とってもどうしていいか分からんし、とにかく見学してみたい!」って人が参加するイメージですかね。

また、狩猟免許を取るつもりの人も、周りに教えてくれる人がいない場合、罠シェアリングを通して基礎を身につける、なんて使い方もできるかもしれませんね。ある程度できるようになったら独り立ちする、と。

 

猪鹿庁 オンラインサロン

公式サイト:猪鹿庁 オンラインサロン

里山保全組織「猪鹿庁」による会員制サロンです☆
このサロンは、メンバーの皆さまと狩猟の魅力を共有する目的で始めます。
本来、資源のはずの鹿や猪が急激に増えたことで、全国の農村に獣害を起こしているこの異常な事態を終わらせたくて、狩猟を釣りや昆虫採集と変わらないくらい身近にしたいです。
狩猟のイロハから、実践的なこと、現在の狩猟を取り巻く社会動向、獣肉(ジビエ)の情報交換、新しい流通、商品開発など取り扱っていきます。

メンバーのみなさまと、狩猟の魅力を高めていくサロンを目指しています。

サロン限定のオフ会には、狩猟界の豪華ゲストも随時巻き込んでいきますのでご期待下さい。
オフ会時には別途料金が発生することになりますが、ご了承くださいますと幸いです。

猪鹿庁 オンラインサロン

猪鹿庁さんは『簡単に獲れないとか、稼げないとか言われている猟師ですが、中山間地域で暮らしをつくっていくために、猪鹿庁はそれぞれのプロとして、里山の生態系を保全し、 狩猟の技術を磨き、里山を最大限に資源化することで猟師の6次産業化を完成させます』という理念で活動する法人です(社名は郡上里山株式会社)。

狩猟体験や罠講座などいろんなイベントをやっていて、その中の1つとしてオンラインサロンを開かれたようです。2018年5月18日にはじまったばかりで、またまたできたばかり、現時点では会員も多くないのですが、わたし個人的にはちょっと注目していたりします。というのも、狩猟ってどうしてもSNSとの相性が悪い面がありまして、狩猟に対して否定的なご意見の人と衝突することも多いんですね。そのため、みなさん結構遠慮して投稿しているという実態があります(少なくとも私は気を使ってる)。

Twitterなどはパブリックなものなので、そういう配慮は必要かなと思う一方、込み入った話をするのには気を使うという面もあります。たとえば何か質問をしたくても、解体途中の臓器の写真なんかはちょっとアップしづらい、とかね。

そういう意味で、クローズドな環境は必要かもしれない、と思ったりします。

クローズドという意味ではfacebookにはすでにクローズドな狩猟系グループもあり、それはそれで機能しているのでしょうけど、「有料のオンラインサロン」があったらどうなるんだろう? どういう会話が広がるんだろう? と想像すると、ちょっと興味が湧くんですよね〜。

会費は2480円/月、24800円/年の2コース。

 

クラウドハンター

公式サイト:クラウドハンター

こちらはクラウドファンディングで募集されていた試みですね。目標金額50万に対して100万以上集めて終了しました。クラウドファンディングとしては大成功の試みですね。

さて、内容はというと、なんとなくわなシェアリングに似ているかな? 罠にIOTカメラを設置し、その動向が会員あてに届く仕組みのようです。現地には狩猟免許を有するスタッフがいて、会員はそのスタッフと動物の一挙一動をカメラ経由で見る、と。

で、会員のタイプによってお肉をもらえたりするようですね。

 

星野リゾート 「命と食を学ぶ狩猟体験ツアー」

公式サイト:「命と食を学ぶ狩猟体験ツアー」

大手の星野さんも狩猟に関わり始めましたね。その名の通り、狩猟体験ツアーです。罠猟に同行し、止め刺し、解体の様子を見学/体験できるようです。

1人35000円。ただし宿泊客のみ。別料金でジビエ肉ディナーなどをつけることもできるそうです。

高価なものですし、継続的に頻繁に行けるものではないかもしれませんが、大手の星野さんがやることですから、不安も少ないという人もいるかもしれませんね。

 

けもかわproject

公式サイト:けもかわproject

こちらは「獣の皮を活かそう」というプロジェクトのようですね。お肉をジビエ肉として活用する試みが多い中、革に絞った活動は注目です。

ギャラリーを見ると、かなりかわいいアイテムもあります。

今見ると、販売されているものは多くないようですが、個人的には肉だけではなく革や骨を活用するのは大きなテーマなので、かなり興味がありますね。

 

ほかにもたくさん

こういう新しい試みはたくさんあるんでしょうね。今日はあくまでネットで見て分かる程度の情報でご紹介しましたが、ぜひ興味が湧いた活動については実際に話を訊きに行って、掘り下げてみたいな、って思っています。

 

「ほかにもこんなおもしろい活動があるよ」

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