手続き完了:すべて……揃った……あとは出猟の連絡を待つのみ
3先日、猟友会の支部長から連絡があり「狩猟登録やらが終わったから、取りにおいで」とのこと。
受け取った封筒を開けると、すべての書類が揃っていました。
今日受け取った書類や記章などをご紹介すると共に、自分なりに「チェックすべきポイントだな」と思った部分をご紹介します。
中身一覧
沢山ありますので、ザッと紹介しますよ。
封筒も猟友会仕様。事故防止の5則が書かれています。よく読みましょう。
猟友会の会報ですね。
こちらは神奈川県猟友会の会報。どうせつまらないんだろ? と思って開いたのですが、意外と(といったら失礼か)読めます。会員が書いたコラムのようなものもあり、がんばってるなぁと感じました。狩猟ブロガーに依頼して、記事掲載したらおもしろそうだけど。。
こちら狩猟登録証。わたしは2県登録しましたが、現時点では1県分だけ。
こちらは『猟銃用火薬類無許可譲受票』。こいつがあると狩猟用の弾を買うことができます。
ハンター保険ですね〜。
鳥獣保護区等区域説明。この冊子の中身は暗号です。読めません。が、よく読むと禁猟区などの区域を “言葉で” 説明しています。

一方、こちらは同じ内容を地図で表記したものです。
『平成29年度に神奈川県で狩猟登録をしたみなさまへ』こちらは神奈川で狩猟登録をした人に対する通知です。けっこう重要な内容です。
こちらはただの注意事項。
これは……、なんだろう。神奈川県猟友会に入っていることを証明する記章でしょうか? これの着用義務があったのか分かりませんが、もらったものなので一応つけておくつもりです。
同じ記章でもこちらは超重要。これをつけていないと神奈川県で狩猟ができません。着用義務があります。
『構成員手帳』恐ろしい名前です。会員手帳じゃいけなかったのでしょうか? 中を見ると弾の使用履歴とかを記入する欄がありますが、それはべつに作ってあるし、、正直使い道がなさそうな気がします。
これでいつでも狩猟ができる!
わたしは有害鳥獣駆除の従事者になっています。だから、これでいつでも出猟できる書類は揃ったことになります。
じゃぁ、明日にでも出猟するかと言えば、そうもいきません。というのもわたしの住む地域の有害鳥獣駆除では出猟前に行政に告知をせねばならず、実質上、隊長が「やるぞ」と言ってくれないと、出猟できないというわけ。
(制度上はわたしが行政に直接連絡しちゃえば、出猟できそうですが、文化的にはそういう手続きは取らないことになってるみたい)
というわけで、わたしは今「隊長からの出猟待ち」という状態。
ワクワクすると同時に、どきどきしてきた。じつは「近々出猟するよ」と言われているので、この記事が公開される頃には出猟済みかもしれません。
さて、書類に戻って目を通そう
さて、生類や記章が揃ってテンションが上がってますが、狩猟や銃に関する書類は慎重に目を通すべきだと思っています。
普段はこういう資料を受け取ってもマジメに読まないタイプですが、狩猟・銃に関しては「知らなかった」では済まされないことが多く、誰かが守ってくれるわけでもないので、よく読んで、自分でルールを把握する必要があります。
で、今回もらった資料のうち、自分的に重要だと感じたのは下記……
鳥獣保護区等位置図
こちらは猟をやって良い場所を示す地図です。正確には「猟をやってはいけない場所」を示すといった方が正しいでしょう。例えこの地図上で「可猟区」となっていても、そこに家が数軒建てば凌駕できなくなったりします。この辺は免許を持っている人は当然理解していますね!
この地図はネットでも見つかります。わたしも冬に向けての下見をするため、ネットでPDFを手に入れて、可猟区を歩いてきました。
しかし、ネットで落とせたものは1年古いもの。変わっている可能性がありますので、必ず最新の地図でチェックしましょう。
神奈川県で狩猟者登録をしたみなさまへ
こちらは神奈川県の狩猟に関する情報が書かれた冊子です。これは必読ですね。たとえば上に上げた鳥獣保護区等位置図の変更事項などが記載されています。
神奈川県では鳥獣保護区の一部が縮小されたようで、傾向としては緩和方向ですね。それ以外にもニホンジカの捕獲数制限を緩和していたりします。狩猟期間も11月15日〜2月末日ということで、2週間ほど延長。
ネットで「○○県の猟期は○日までらしいよ」という噂が流れたりしますが、それだけで判断せず、必ずこの冊子や行政のウェブサイトといった一次ソースで確認しましょう。
各会報
大日本猟友会の会報と神奈川県猟友会の会報が同封されていました。
これらも昨年度の狩猟実績や、動向をチェックする良い資料のようです。
ベストを着たり脱いだり
さて、とにかく書類が揃い、どんなに遅くても11月15日の出猟はできる。楽しみで仕方ないです。
ふと暇になると狩猟ベストを着て、装備を身につけてみて、あーでもない、こーでもない、と頭を悩ませてしまいます。
先日、巻狩にも同行させてもらって、かなりイメージが湧くようになったし、本当に楽しみですね。
▶生まれて初めての巻き狩り:初心者目線で流れや荷物をについてまとめます
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