教訓、山で落とし物はしないように2つの工夫を……
今までいくつか山で落とし物をしてきました。
そのたびに「もう絶対にこんな思いはしたくない」と反省しつつ、またやってしまう。
横着者の宿命なのでしょうか……。
山での落とし物は3つの悪
山で落とし物をすると、3つの悪があると勝手に思っています。
- 金銭的な損失
- 安全面のリスク
- 山のゴミが増える
1つ目の「金銭面の損失」は当然ですね。なくしたものは後日買い直す必要が出てきますから。
2つ目の「安全面のリスク」も重要です。山に持って行くものは、どれも何らかの必然性があるはずです。ライトをなくして夜を迎えれば遭難・事故のリスクに繋がりますし、手袋をなくせば(冬なら)凍傷や手の怪我に繋がる可能性があります。
3つ目の「山のゴミが増える」というのは、本人にとっては高価なアイテムも、自然目線で見ればただのゴミ……。やっぱりゴミはないに限ります。
先日釣り竿を落として……
実は先日の釣行でわたしは釣り竿を落としました。
大きく高巻きしなくてはいけない場所があり、危険ではないものの、両手を駆使して登らないといけない場所でした。
そこで竿をいい加減にザックの横ポケットにさして、高巻きしたのですが、それを終えてふと気付くと竿がない……。
「あちゃーー!」
と口に出ましたよ。落とした場所はたった今苦労して高巻きしたところ。仕方なく荷物を置いて、戻りました。大汗かきながら。幸い、10分ほどで竿を見つけることができましたが、そのとき2つ痛感したことがありました。
1. 荷物は必ず固定する
言うまでもないですが、振れば落ちるような状況で荷物を携帯すべきではありませんね。
縛るとか、カラビナに掛けておくとか、ザックの中にしまうとか、方法はなんであれ容易に落ちない工夫を常にしているべきだと思います。今回も分かっちゃいたんですが、パッと竿を固定する方法が思い浮かばず横着してしまいました。
帰宅後、竿の固定方法を考えたので、次回からはちゃんとします。
2. 荷物には目立つ目印を
わたしの竿は持ち手がコルク、それ以外は紺色。つまり全体的に薄茶と紺です。これは山の地面では見えないですよ〜。
もはや迷彩色です。
今回わたしがラッキーだったのは、竿に糸を巻いて収納できる「糸巻き(正式名称不明)」をつけていたのですが、それが鮮やかな青でした。冬の山でこの青は目立つ色でして、その色を頼りに竿を探すことができました。
おかげで遠くから「お! あれだ!」とすぐに見つけることが!
昔から分かってはいたのですが、とにかく荷物には目立つ色の目印をつけておきましょう。
オレンジ色のパラコードを結んでおくのが1番簡単な工夫だと思いますよ。必要ならそのパラコードにカラビナでもつけておけば、ザックに固定することもできますし。
参考:アウトドアで使う物には目立つパラコードをつけておくと便利!
教訓になりました
今回は結果的に見つけることもできたので良かったですが、見つからなければその日の釣りは終了ですし、山にゴミを残すのも不本意です。
今までだって「山で落とし物はマズイ」と分かっていたのに、またやっちまったわけです。
どうしようもないですね……。
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