畑の肥料だって自分で作りたい! コンポストをDIYしてみた
畑を始める決意をした今、畑に付随するアレコレも必要になってきました。
そのひとつが堆肥です。
とはいえ買ってきた堆肥を入れるんじゃ味気ない。せっかくなら生ゴミを活用したいじゃないですか。というわけでコンポスト作りに挑戦します。
できる限りDIYで!
畑を初めるにあたりひとつ大事にしたいのがDIY精神です。
正直な話、苗を買ってきて、堆肥を買い、農薬を買い、資材を買い、と何もかもを買っていたらお金がいくらあっても足りないし、ちょっと物足りないのです。
そこであくまでできる限りではありますが、自分で作っていきたいと思っています。で、今回はコンポスト!
実は初めてではないので、コンポストの基礎知識はすでにありました。
コンポストの詳しい原理については省略しますが、ザックリ言えば——
家庭で出てくる生ゴミを発酵させて畑の肥料にすること
です。普通だったら捨ててしまうだけの生ゴミを畑の肥料にすることで、巡り巡って自分の食料になって返ってくる。「地球のためにゴミを減らそう」と言われてもやる気が出ない人が多いと思いますが、「旨い野菜を食うために生ゴミを活用しよう」ならやる気が出る人もいるのでは?
コンポストのはじめ方
必要なのは生ゴミをためておく場所だけです。
いろんな方法がありますので、ぜひみなさんも調べてみて欲しいのですが、よく見かける方法だと……
- 専用の箱を買う
- 木枠をつくって、そこにため込む
- 穴を掘って、そこにため込む
という感じでしょう。大きな畑を持っていて、見た目の美しさがいらないなら、穴を掘ってため込むのが1番簡単かもしれません。わたしはDIY精神を尊重して、自分で木枠をつくってみましたよ。
コンポスト制作!
必要なものはベニヤ・支柱・金槌・釘です。さらにバーナーがあると便利です。理由は後述。
設置場所はこのあたり。設置前後の違いが分かるようにご紹介しておきますね。
作り方は簡単なので説明しません。最後の完成像だけ見ればわかります。
完成!
こんな感じです。
上に支柱が長くしたのは、梅雨など、雨が多いとき、ビニールシートをかけやすいようにするためです。別に大事なことではありません。
使った材料は安いベニヤです。このままだと腐食しますので、心ばかりの対応として、地面と接する面を炭化させておきます。ここでバーナーを使います。
これくらいの炭化でどれだけ腐食しなくなるのか分かりませんが、やらないよりはマシでしょう。これも経験なので、今後の経過を観察します。
設置!
まだ新しいので辺に目立ちますが、数週間して汚れてくればもっと馴染むでしょう。
生活が循環し始める感覚……
畑を作って、真っ先に感じたのは「生活が循環し始めた」という感覚です。
今回の生ゴミはもちろんですが、薪ストーブが出す灰、庭の木々が落とす枯葉、薪を割ったときに出る木くず、そういうものがすべて畑の堆肥となっていく様子がパッと目に浮かびました。
地味なことではありますが、結構な喜びです。
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