猟銃所持許可2:初心者講習を受け、合格しましたよ!
先日、警察が実施する銃所持許可にむけての最初の1歩である「初心者講習」を受けてきました。
講習のあとには試験があるので、講習という名の「筆記試験」というわけです。
その模様をご紹介します。
船頭多くして船山に登る
わたしは「準備はしっかり!」タイプです。できる努力は全部やりたいのです。
それがゆえにですね「使える参考書は全部やっておこう」というマインドになり、警察で渡される『猟銃等取扱読本』とは別に『猟銃等講習会初心者講習会考査 絶対合格テキスト』と『鉄砲所持許可取得の要点』の2冊の参考書を購入しました。
*『鉄砲所持許可取得の要点』はAmazonでは販売しておりませんがリンク先から購入できます。
結論から申しますと、これら2冊とも不要かもしれません。特に『鉄砲所持許可取得の要点』はいらなかったと思いました。たしかに表現が柔らかくて取っつきやすいのですが、警察からもらった本を頭にたたき込んだ方が試験対策には有効かな、と。
あえて言えば『絶対合格テキスト』は買ってみてもいいと思います。というのは、模擬試験が4回分ついているんです。雰囲気がよくわかりますし、勉強のポイントがわかるようになります。
とはいえ、参考にすべき本は警察からもらう『猟銃等取扱読本』です。たしかに初読では取っつきにくい表現も多いですが、丁寧に読み込んでいくと、やっぱりこれが1番だな、と感じますね。
3冊も参考書を持っていたわたしは、さながら「船頭多くして船山に上る」状態で、「あれ、コッチの本にはこう書いてあるけど、別の本では表現が違う……」と悩むばかり……。
勉強の仕方はまた別の記事で書きましょうかね。
さて、それではいつもの通り当日の様子をご紹介したいと思います。
講習、あれ? 優しい
まずは講習会です。銃刀法を中心に『猟銃等取扱読本』を見ながら説明してくれます。
これがですね、恐ろしく優しいんです。
わたしはずっと「警察は市民に銃を持たせたくないから、試験も厳しいし、簡単には許可をくれないゾ」と聞いていました。しかし、この講習を通してそんなことはない、と確信。
むしろ最高に優しいです。
講習中に「ここ出るから印つけてね」とはっきり教えてくれるんです。ばっちり問題数分の印をつけてくれます。
また「この辺は出ないよ」という割り切ったアドバイスもあり、必至に全部覚えた自分としては「そうなのか……」と残念に思うくらい。
あまりにピンポイントで教えてくれるので、拍子抜けしてしまいました。
ってなわけで、とっっても有意義な講習会はすごいスピードで進んでいきます。なにしろ本1冊分の勉強を数時間で終わらせるのですからね。
講習は3部に分かれており、銃刀法~火取法~銃の取扱ってな具合に進んでいきます。ちゃんと勉強していたので、楽勝でした。
試験開始
さて、試験のほうは特筆すべきこともありません。
50問。○×式。講習で言われたとおりの問題が出題されます。問題を見ても、やっぱり優しいです。ひっかけ問題のようなものはほとんどありません。昔は引っかけが多かったと聞いていたので、慎重に解いていきましたが、なんとも優しい問題でした。
時間も余裕です。この試験は途中退席できないので、みんな時間を持てあましているようでした。
結果発表
試験が終わると、20~30分ほど待って、結果が発表されます。みごと合格しましたよ!
張り出された紙を見ると、合格率は96%くらいですね。3人くらいは落ちていたようです。
その場で合格した証である証明書をもらい、次の手続きで必要となる書類の説明を受けます。
そう、次の手続きは「教習資格認定申請」。平たく言えば、実際に銃を撃つ実技試験の申し込みです。
さすがに実際に銃を取り扱うステップだからか、提出書類も多いこと多いこと……。
めげずに書類をかき集めて申請してきたいと思います。
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記事・twitterともにいつも楽しく拝見させていただいています。
合格おめでとうございます!
羨ましい限り(・ω・)
ありがとうございます! 受けてみれば難しくはなかったものの、やっぱり合格は嬉しいですね。