《ヒグマ猟記》狩猟生活ウェブ版にて新連載はじまりました
告知です。
雑誌『狩猟生活』にて、毎号寄稿させていただいていますが、6月9日からウェブ版にて週刊連載が始まりましたので宣伝です。
ぜひ応援お願いします〜。
《ヒグマ猟記》オチの定まらない連載
連載は上記から読めます。ぜひ読んでSNSや仲間内でシェアして頂けると嬉しいです。
内容はタイトルの通り「ヒグマを獲るぞ」と思い立ってからのドキュメンタリーとなります。つまりヒグマ猟記です。
ポイントはまだ獲れていないこと。つまり、書いている今でもオチがどうなるのか、わたし自身も知りません。
ずーーーーーっと獲れないと、出版社(山と溪谷社)とわたしの根比べで、延々連載が続きます。出版社かわたしが折れると「よし、やめよう」となるのかもしれません笑。
仮に獲れたとしても、それがどういう形なのか。それは誰にも分かりません。もしかしたら、歩いていて、崖の上から目の前にヒグマが落っこちてきて、それを持って「獲ったどー」となるかもしれません。あるいは寝ているヒグマを発見し、パンと撃って、シンプルに達成するのかもしれません(そう『山のクジラを獲りたくて―単独忍び猟記』での出来事のように)
普通は、仮にドキュメンタリーでも、伏線的なものを散りばめたりするものです。嘘は書かないにしても、なにを強調するか? あえて書くか、書かないかは、全体の構成を見て考えるわけです。つまりドキュメンタリーとはいえ「編集・構成」により、作り上げていくわけです。
些末な出来事でも、いざ振り返って見ると重要な分岐点だったということもありますし、そのときは重大事件だと思っていたけど、振り返って見てみると、取るに足らない出来事だったりします。そういうのを「編集・構成」で整理していくわけですが、今回はそれができません。
なにしろ、オチが定まっていないので……。
とりあえず、数年前の「ヒグマを獲りたい」と思ってからのアレコレから始まります。
今回は狩猟のコアの部分だけではなく、ヒグマを獲りたいと思ってからの家族とのやりとりや、周囲の事情、ヒグマを通じて出会った人とのお話や経験など、いろいろ織り込んでいきたいと思っています。もっとプライベートな部分や感情にも踏み込んでいくつもりでいます。
リアルな部分を描けたらいいな、と。
みなさんの声も織り込んで
あくまでドキュメンタリーではありますが、なにを掘り下げて、なにを捨てるか。それにより連載の方向性は変わります。
読んで頂き、ぜひ「ここ掘り下げてほしい」とか「この辺りの話書いてー」という意見があれば、軌道修正し、織り込んでいけることもあると思います。
あるいは連載に織り込まないとしても、「ウェブ版に対する編集後記」的に、ブログで補足することもできるかもしれません。
ぜひTwitterやInstagramあたりでご意見をください。
なにはともあれ、楽しんでいただければ幸いです。そのために書いてますから。
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