40歳にして身体作りを意識するようになったこと【GARMIN Fenix】

最終更新日

今年の夏、41歳になります。ここにきて「身体を作ろう」と思い立ったので、決意に至った理由や今のところ感じている変化を書いてみたいと思います。

今の自分のスペック

記事執筆時点(2023年5月15日)の身体のスペックをGARMINのデータから引っ張ってみます。

身長 180cm
体重 73.6kg
心拍(安静時) 45bpm
最大酸素摂取量(VO2 Max) 54 ML/KG/分

 

ッてな感じです。わりと身体は強い方で、GARMINの指標で見ると、ぼくのフィットネス年齢は33歳らしいです。個人的にはこの値に悔しさを感じています。気持ちは「30歳の頃と変わらんぞ」と思っていたのに、着実に歳を取っていると言わざるを得ない感じです。

やまくじフィットネス年齢

やまくじフィットネス年齢

 

さて、明確な弱点もあります。

それが上半身の筋力不足と柔軟性の低さです。

昔から足を使う競技(サッカー、マラソン、登山など)をやり続けていて、上半身を酷使する競技はやらずに生きてきました。そのせいか、下半身は強いのに対して、上半身は弱いんです。

また、著しく身体が硬く、たとえば前屈で地面に手が届きません。

 

実のところGARMIN Fenixを使うようになって1年以上になりますが、そこで集めたデータを見ると、どうやらぼくの身体はそこそこ強いようなんですよ。それだけに上半身の弱さや柔軟性の低さが際立つな、と。

それがぼくです。

 

このままじゃダメだ

あるとき思いました。

「いまはまだいい。気力と体力で頑張れてる。だけど50歳とか60歳になったとき、気力でカバーできなくなる。山を歩いたり、狩猟をするのに億劫さを感じるのではないか? 今やってることを続けるだけならできるかもしれないけど、新しいチャレンジができなくなるのが怖いゾ」

——と。この「新しいチャレンジができなくなるかも」と思うと、ゾゾっと怖くなりました。ぼくは冒険家ではないので、なにも今さら北極縦断とか、世界を牽引するような大チャレンジをする気はありません。でも、自分の中でのチャレンジはしていきたいわけです。

 

たとえば15年後——ぼくは55歳前後。娘はもうすぐ20歳——その頃になって、「よーし、時間に余裕もできたし、あれをやるぞ!」となにか新しい目標を持ったとして、そこで身体が衰えていたら、それが足枷になってやれることもやれなくなるかもしれません。そして慌てて身体作りを始めても、きっと大変だと思うし、時間もかかるはず。

いまはわりとやりたいことをやれています。仕事も遊びも、まぁそこそこやれています。10年後20年後も「まぁ、やりたいことはそこそこやれてるよ」と言える自分でありたいな、と思うんです。

というわけで「今から身体を改善していかないといけない」と思い立ったわけです。

 

何をするか?

やることは3つ——

まずは上半身の筋トレ。すごいマッチョになる必要はありませんが、最低限の筋肉は作っておきたいです。

そして柔軟。せめて前屈で手が付くようになりたいです。過去に1度だけ手が付くようになったことがあります。その頃はかなり本気で柔軟に取り組みにどうにか届くようになりました。いまはまた届かなくなっているので、これは改善したい。もちろん前屈だけをやるわけではありませんが、ひとつの目標として捉えています。

最後に基礎的な健康改善です。ぼくの場合、暴飲暴食はもともとしませんし、過剰にお菓子を食べることもありません(普通に食べたりはしますけど)。また、過剰な食べ物のコントロールもする気はありません(いや、まったくない)。ただ1点、明確に自分に言えるのが「水分不足」です。いつもコーヒーばかりで、水が足りてないんです。そのせいで身体に不調を感じることがあります。まずそれだけは改善するつもりです。

 

役立つGARMIN Fenix

ぼくが使っているのはGARMIN Fenix 6proですが、今から買うなら最新の7がイチオシです。

最初の頃は実感していなかったのですが、自分の身体を作っていこうと思うと、本当に役立つガジェットです。fenixとgarmin connectというアプリを使うことで、身体に関するいろんなデータを貯めることができます。

それこそ水分摂取量まで記録できるんですが、おもしろいのは「その日の運動量に応じた理想的な水分摂取量」が可視化されるので、明確な目標値を持って取り組むことができます。

ぼくの場合、日々の運動量がそこそこ多いと判定されているようで、3.3リットル飲むように勧められています。

なんとかそれを実現しようとすると、コーヒーやお酒を減らして水を飲まないと難しく、自ずとコーヒー・酒が減りました。

 

ちなみにアウトドアアクティビティ的な活動があまりないなら、アップルウォッチの方ができることが多いかもしれません。

個人的にはGPSウォッチとしての性能としてGARMIN推しですが、そこはライフスタイルや用途に合わせて選べば良いかと。

 

身体こそ道具

こうやって改善することを、ぼくは「健康的になりたい!」みたいに捉えていません。

このブログでもこれまでいろんな道具を模索したり、カスタムしたりしてきました。使いやすい道具を求めて模索するのは、趣味としておもしろいものではあります。ところがね、何をするにしても1番大切な道具は “身体” なんですよ。重いものを背負ったり、速く歩いたり……。

UL系のギアを買おうとすれば高価な物になりますが、ちょっと身体を鍛えて重いものを難なく背負えるようになれば、お金はかかりません。

たとえば使いづらい道具があったら、それをカスタムして使いやすくすることもありますが、その感覚で「さて、身体をカスタムするか」くらいの感覚です。

だから、無料で取り組めて、すごくおもしろい遊びとして身体作りに取り組んでいます。

 


また、おもしろいと思ったらこちらをクリックしていただけると、ランキングが上がります。応援のつもりでお願いします。
ブログ村へ
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ


狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

シェアする