2005年発売のNikon D200で散歩撮影して気付く撮影のおもしろさ
ぼくは写真を撮るのが好きです。好きが高じて、ライターとして仕事をしていた狩猟雑誌で、写真単体で使って頂けるなんてこともあって、おもしろさが倍増している最近です。
とはいえ、最初に大声で強調しておきますが、写真は素人です。ハイアマチュアでさえありません。並の並じゃないかな。一応基礎を知ってるレベル。
で、そうやってぼくは一生懸命に動物写真を撮っているわけです。自分なりには「より良いものを」「より理想の写真を!」という意気込みで撮っています。だから、できる限り良い機材で撮りたいし、必要なら何度でも同じ被写体を撮りまくります。
一方で、もっと軽いノリで撮るスナップ写真も好きだったりします。家族の写真だとか、最近だと愛犬の写真とか、町の風景とか。
雑誌に載せるとか、コンテストに出すような目的ではなくて、純粋に楽しみのためだけに撮るような写真です(動物写真も楽しんでるんですが、楽しみの性質が違うのです。ここを掘り下げると長いので、フワッと受け取ってください)。
で、そんなスナップ写真を楽しめるカメラをゲットしました。
それがNikon D200。2005年に発売された、実に17年前のカメラになります。これがなかなかおもしろいので、語らせてください。
Nikon D200
基本的なスペックは公式サイトで見てください。
有効画素数:約1000万画素
感度:100〜1600
センサー:CCD
画素数1000万ですよ。いまどきのカメラは2000万画素くらい普通でしょ? ミラーレスの上位機種だと5000万画素とか当たり前ですもんね。今どきのカメラからすると足りなく思えますが、実際のところ、まったく問題ないです。ウェブで使う分にはどうせ小さくしちゃうし、ちょっとした紙面で使うにしても問題ないでしょう。
このカメラの問題は画素数ではありません。感度と背面ディスプレイです。
まず感度。ミラーレスは知りませんが、今どきの一眼レフの上位機種はISO6400とか平気で使えます。ノイズの処理がいいのか、かなりキレイに撮れちゃうんです。なんなら状況次第で12800とかでもイケちゃうこともあります。ちょっと厳しい目で見ても3200くらいはほとんどの人が文句言わないと思います。
その点D200は400越えるとなかなか厳しい!w ちゃんとノイズが乗ってくるw 感度で逃げられないんで、薄暗い場面とか苦労します。
次に背面ディスプレイ。これが粗い!! 構図の確認くらいにしか使えません。色もなんかよくわからんし、なんならピントが合ってるのかも分かりません。
ぼくはあえてMFのレンズをつけて遊ぶことが多いので、フォーカスを外した写真を量産しています(ディスプレイで見ると合ってそうなんだけど、パソコンで見るとダメ……)。
最後にセンサーがCCDってのがおもしろさの決めて。今どきのCMOSとは違った色が乗ってくる、と言われて、ぼくはすっごく気になっていたんです。なぜならば、ぼくが一眼レフを始めた頃に使っていたのがCCDだったから。当時はそんな知識もなく、なんとなく使っていただけだけど、なんか今あらためて、当時の感覚を思い出して使ってみたくなったんです。
D200がおもしろい
まぁ、ここまで文字を書きすぎました。ここからは作例的に写真を垂れ流していきます。別にいい写真ばかりでもないけど、ぼくはなんだか好きで、愛着がある写真たちなのです。
※すべて大なり小なり、常識的範囲の加工はしています。あしからず。
ここから続く写真はなんとなく自分なりにCCDセンサーの良さが出ているような気がして、ぼくは好きです。使いこなせてるとは言いませんが。
いろいろ甘い写真なんだけど——
まぁ、どれもピントが外れていたり、構図が甘かったりします。でも、なんとなく、そういう甘さをフワッと受け止めてくれるカメラに思えます。
中には「本当はもっと絞りたいけど、感度を上げたくないので、仕方なく開いている」写真もあります。なんかそういう ”都合良くいかない感じ” が楽しいです。
このD200中古で1万円もしません。そしてNikonのFマウントが使えるので、レンズの中古市場もデカい!
ディスプレイのショボさ以外は楽しめるカメラだと思います。ディスプレイはショボい。そこだけ最新のディスプレイにできたら、ぼくは楽しいけどな〜笑。
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