最近のライフワークの1つがヒグマ定点観測です

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昨年、散々ツイートしたりブログの記事にしたりした「ヒグマ猟」ですが、まだ気持ちは収まっておらず、なんとか実現させたいとあれこれ画策しています。

ぼくとしては忍び猟で獲りたいという大前提があるので、どこに出て来るのか自分で調べないことにはどうしようもないんですよね。

というわけで、非猟期である今は準備期間としてヒグマの定点観測活動に励んでいます。

本の知識も大事だけれど

人の狩猟や動物関連の本はたくさん読みます。

めちゃくちゃ参考になる本がたくさんあり、読むのは本当に為になりますが、どれだけ読んでも「知識」にはなれど、それが生きた経験にはならないのものだと思っています。

とくにヒグマの本を読んで「この時期はこういうところにいる」という知識は溜まってきても、実際自分の行動圏のヒグマがどうしているかはわからんわけです。

それじゃどうしようもないから、ぼくなりに1人で調査してやろう、というのがヒグマ定点観測活動です。

 

ヒグマ定点観測でやっていること

超簡単です。これまでにヒグマの痕跡があった場所や、目撃情報があった山域、自分なりに「このあたりはいそう」という場所をザーッと手早く確認するだけ。何カ所か歩く場所もありますがだいたいは車で移動します。毎回1日かけて歩き回ってるんじゃ頻繁にいけないので、できるだけ短時間で回れるようなルートにしています。

ヒグマそのものを見つけるのではなく、痕跡探しが主ですね。

すでに痕跡を見つけた場所もあり、自分なりに結果が出てきています。

 

「執念」

右側のぼくの足跡に対して左にヒグマの足跡が。

執念——

ぼくが釣りや狩猟で大事にしている言葉です。

うちの親父も釣り好きのカモ撃ちですが、本当に執念がスゴイ。釣れなけりゃ延々と糸を垂らし続けます。カモ撃ちもそう。黙って待つと決めたら日の出から夕方まで待ちます。

これまでお会いしたスゴイハンターさんって決まってスゴイ執念なんですよね〜。

実際、ヒグマを獲ろうと思ったら相当な執念がいると思うんです。並の執念じゃたぶんだめ。自分なんかまだまだ甘い。まだまだ執念が足りない。そう思っています。

とにかくできることはとことんやらねば、ということでまずはこのヒグマの定点観測を続けます。

これに加えて、時間があれば有力なスポットを散策し、できれば痕跡を追うようなこともやる。鉄砲を持てないので、安全確保した上でのことですがね。

がんばっていきますよ。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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